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魔法潜水艦オシリス  作者: 天空ヒカル
第5部 正義の味方
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第4話 【オジサンとママ】

その後、オジサンからは何の連絡も無かった。


そして1週間後、あの話はタチの悪い冗談ではないのかと思い始めた頃、学校から帰宅すると、ママがニコニコしながら玄関まで来てアタシを出迎える。


「レイナ、就職おめでとう!」


「ハ?ママ、何言ってるの?」


「いいから!早く入りなさい。」


ママに促されてリビングに入ったアタシは、驚きのあまり思わず大声を上げる。


「オジサン!何で家にいるわけ?」


「お帰り」


オジサンは当たり前のように挨拶してくる。


「もう、何で言ってくれないのよ!レイナ。事情は全部タナカ所長先生から伺ったから。全く、こんないい話を隠しておくなんて、アンタも水くさいわね。」


一回会っただけで、ママはすっかりオジサンの味方になっていた。


「ああ、本当に安心した。これで御近所や親戚に顔向け出来る。」


「アタシ別に何も決めてないからね!ママ」


「レイナ、魔法大学への進学は無くなったのよ!卒業まで半年も無いって分かってる!?」


「そんなの分かってるよ!アタシだって何も考えてない訳じゃない。」


「じゃあ卒業したらどうするつもり!?」


「まあまあお母さん、娘さんを追い詰めすぎても、かえって決められなくなるものです。」


「でも・・・」


「レイナ君、新型艦の進水は再来年の予定だから、まだ時間はある。君自身の将来を左右する問題だ。じっくり考えて結論を出してくれ。」


「じっくり考えた結果、もう結論は出ました。」


「それはママの結論でしょ!何でママが即答するかな?」


「アンタがグズグズしてるから、私が決めてあげたんじゃない。感謝しなさい!」


母よ、娘の意思は完全無視ですか?


それから2ヶ月、アタシはまだ結論を出せずにいた。

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