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魔法潜水艦オシリス  作者: 天空ヒカル
第5部 正義の味方
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第1話 【待ち伏せ】

アタシは最近「オジサン」に付きまとわれている。


高校からの帰り道、いつもの駅の改札口を出たところで、アタシは今日も後ろから声をかけられる。


「やあレイナ、もう進路は決まったかい?」


また来た。


ウンザリしたアタシはオジサンを素っ気なくあしらう。


「どうでもいいだろ、そんな事」


大体、名前で呼び捨てって超なれなれしいんですけど。お前はアタシの身内か!?


「その様子では、何も決まっていないようだな。」


オジサンの口調は明らかに嬉しそうで、図星を突かれたアタシはますます腹が立った。


「ウルサイ!それより何でついて来るのさ!?」


オジサンは自分の事を「何とか研究所の所長」って言ってたけど、それはきっとすごくヒマな仕事に違いない。


「君のお母さんにご挨拶しようと思ってね、つまり君と私の目的地は同じというわけだ。」


「ゲェー!また家来んの?」


「そうだ」


そうこうしている内に、アタシたちは家の前まで着いてしまう。


「まあまあ、良く来て下さいました。ウチのバカ娘のためにいつも済みません。さあどうぞお上がり下さい。」


家に来たオジサンをママは全力で歓迎する。


「レイナ!アンタちゃんと先生に挨拶したの?言っとくけど、タナカ所長先生に見捨てられたら、アンタにまともな就職先なんか無いからね!」


「けど、軍隊なんて危なくない?」


「何言ってんの?公務員よ、公務員!一生安泰な就職先じゃない!学校辞めて今日からお世話になりなさい!」


「・・・無茶言わないでよ、ママ」


ママはオジサンの手を取り、目をウルウルさせながら懇願する。


「タナカ所長先生、ウチの娘を何とぞよろしくお願い致します!タナカ先生だけが頼りなんです。」


「お母さん、何の心配もいりませんよ。娘さんの事は私にお任せください。」


コラー!そこの2人!勝手に話を進めるな!


ハァ~、何でこんな事になっちゃったんだろう。


アタシは2ヶ月前の出来事を思い出す。

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