表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔法潜水艦オシリス  作者: 天空ヒカル
第4部 高度38,000フィートの陰謀
57/87

第6話 【救出準備Ⅰ】

「まず、何が必要かね?」


ヒューム大統領の問いかけに、タナカ少将はよどみなく答える。


「我が軍の具体的な作戦はこれから急いで固めますが、いずれにしてもパールハーバー・ヒッカム統合基地に隣接するダニエル・K・イノウエ国際空港の閉鎖は最優先でしょう。

一般旅客機の発着を禁止する事で、エアフォースワン着陸のための飛行ルートと滑走路を確保出来ますし、作戦に必要な軍用機をスムーズに発着させる事も可能になります。」


「ライアン機長、管制に確認してくれ。」


機長はヒューム大統領の質問に即答する。


「その点については心配ありません、大統領。

エアフォースワンの遭難信号発信を受けて、ダニエル・K・イノウエ国際空港は既に緊急閉鎖されています。」


「タナカ少将、空港は既に閉鎖されているそうだ。」


「ありがとうございます、大統領。

救助作戦を成功させるには、対象であるエアフォースワンの位置を正確に把握する必要があります。

早期警戒管制機が使えれば理想的ですが・・・」


「E-3 AWACSが今回の演習に参加していますよ。」


タナカ少将が声のする方に振り向くと、そこにはノース司令官が立っていた。

ノース司令官はホットライン通信機をタナカ少将から受け取ると、大統領と直接会話を始める。


「大統領、私は第5空母打撃群司令官のグレッグ・ノースです。何かお手伝い出来る事はありますか?」


「ノース少将、君に会えるのを楽しみにしていたのだが、少し遅れそうだ。実は・・・」


手短に状況を説明したヒューム大統領はノース司令に対して、オシリスとタナカ少将にあらゆる便宜を図る様、指示した。


ノース少将と大統領が話している間、タナカ少将はエアフォースワンの救出方法を考え続けている。


救出は確実に、そしてアメリカ側に必要以上に情報を与えない様、慎重に進める必要があった。


「やはり直接会って話をすべきだな。」


タナカ少将は独り言のように低くつぶやくのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ