7-1
廊下に出るとすぐ順が倒れてるんが目に飛び込んできた。
「順!しっかりせい!おい!順!」
心が駆け寄って声をかけながら脈を取る。と、先の方にも誰かが倒れてる・・・。麻紀や!
「順は任せた!」
俺は急いで麻紀の方へ走った。多分オリンピック選手並のスピードやったはずや。急いで抱き起こすと、
「何するねん!」
いきなり平手打ちを喰らった・・・。
「あっ!太一!あれ?ウチこんなとこで何してるんや・・・。たしか・・・皆を探してて・・・そうや!メイドの姉ちゃんと遭って、それが普通やなかって、あまりの恐怖で気を失ってもうたんやな・・・多分。それより、皆どこおったんよ!めっちゃ探してんからな!」
「話せば長い!それより順は?」
振り返ると、順が座って心と話してる姿が見えた。順も気を失ってただけのようや。理由はわからんけど、麻紀の話から考えると先に麻紀が気を失ってる所へ、順が来て、なんらかの原因で順も気を失ったっちゅう事みたいや・・・。
麻紀の手を掴み立たせると、心の元へ駆け寄った。
「麻紀ちゃん!無事やったか。」
心も声をかける。順はまだうつろな目でキョロキョロしながら、俺と麻紀を見ると、
「ふ、不覚・・・たしか、外に出て中に入れなくなって、二階の窓から侵入して廊下に出たら麻紀ちゃんが倒れてるん発見して・・・それから・・・それからどうなったんや・・・」
二人とも気を失ってたせいもあって、はっきりとは思い出せんようや。とりあえず、俺たちは、俺の部屋に入ることにした。
「さて、なんやそれぞれ色々あったみたいやけど、とりあえず、これからどうする?」
俺は、このままこの屋敷におるんがええのかわからんようになってきた。むしろ外で一夜を過ごす方が利口かもしれへん。とにかく、皆に意見を求めてみた。




