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怖恐 ~ 田代館の恐怖 ~  作者: くきくん
第一章 住所
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1-1

あらすじにも書きましたが、ふと、最初の部分だけが浮かんだので、忘れないうちにと、先の事も考えず投稿しました(汗)


改稿など多くなるかもしれませんが、ご理解よろしくお願い致します。

それはある一通の受信メールから始まった。


「こんな時間にメールって誰やねん。」


俺の名前は木下キノシタ 太一タイチ。24歳。高校を卒業後は定職には就かず、アルバイトで生計を立てている。まあ、実家暮らしなんで気楽なもんや。


今はカラオケ店でバイトしてるんやけど、今日は早番に残業で、帰宅後は夕飯食べて、風呂に入って、疲れたからそろそろ寝よかと思ってた所へメールや。


まあ、女からのおやすみメールやろ。そう思て、卓上ホルダーに挿してたスマホを取って画面を覗きこんだ。


「件名あらへんがな。珍しくずぼらしよったな、麻紀のやつ・・・」


麻紀は、俺の彼女でバイト先で知り合うた2コ年下のイマドキギャルや。フルネームは小川オガワ 麻紀マキ。俺が言うのもなんやけどかなりのベッピンさんや。昨日で付き合うてちょうど一年。そんなわけで昨夜はハメはずしすぎて二日酔いのままバイトやったから、実はメールチェックするんも辛い。


このまま無視して寝たろかと思ったんやけど、返信せんかったら、また怒られるし、しゃあない・・・そう思ってメール見たら、件名が無い。


麻紀は必ず件名は入れてメールするし、REとかも消して送ってくる。そう言えば疲れてたせいで差出人さえ確認せんかった。明日は休みやしゆっくり寝たかったからバイブだけにしとったから着信音もわからんかったし・・・


まあええ、とりあえず見たらわかるこっちゃ。


「なんや?住所?」


そのメールには住所だけが書かれてた。


「間違いメールか?まあええわ。もう今日は寝る!」


ひとまずメールはそのままにして、疲れていた俺は寝る事にした。せやけど、なんかさっきの住所が気になってなかなか眠られへん・・・


その夜、俺は変な夢にうなされ、何度も夜中に目が覚めた。


ところが朝になると、奇妙な夢を見たことは覚えてるけど、どんなに頑張って思い出そうとしても、思い出せんかった。スマホを手繰り寄せて見ると、もう11時40分やった。時間の確認した時に昨日削除せんかった住所だけのメールに気付いた。


「昨日は疲れて寝てしもたからなぁ・・・」


俺はスマホの画面を操作して削除をタップしようと思ったけど、なんか気になって、画面をそのままにしてPCの電源を入れた。


とりあえずメールにあった住所を地図サイトで調べて見ようと思ったからや。スマホで調べても良かったんやけど、麻紀にメールせんとうるさいから、PCが起動するまでの間に『起きたでぇ!』って、味気ないメールを送信しておいた。

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