7話
能力やスキルはフェイトからだいたいきている
リモーネの街から南側の森
さて女戦士ことリンのチームに誘われ、一度相性確認といいますかチーム入る為の実力を見せる為に森にやってきた
トシ「そういえばここの森ではどんなモンスターが出るの?」
カレン「…………」
ミシュラ「…………」
えっ…無視…………
リン「えっと~ゴブリンかな~」
リンちゃんいい子!
まぁ今日は実力確認だし別にいいが…
しかしリンは戦士の様な格好だな…
ガサガサ
……………………
おっとゴブリンだこんなにすぐ見つかるなんて今日は運がいい。
……リンの幸運補正です…
リン「じぁ私達がやって見せるね!」
と言いながら駆けていくリン
カレンはブツブツと魔法詠唱
ミシュラは……………あれ?消えた?
ミシュラを探すため周りをキョロキョロ………?いない………
そんなことをしてるうちに戦闘が始まった………
リンは少し短い鉄の剣でゴブリン3匹を牽制してる、魔法詠唱の時間稼ぎか…
少しすると魔法詠唱が完了したのかゴブリン1匹が炎に包まれ命を落とす。
残り2匹…
あっ…もう1匹が矢に刺さって絶命。
残り1匹だ…
リン「ヨシ!じぁ~最近覚えたスキルだ~よ~」
ゴブリンから少し離れたところからリンが剣を普通に振り下ろしたら目に見える剣圧がゴブリンに当たり3回転した………
ヨロヨロと死にかけながら起き上がるゴブリンに無慈悲にサクッと矢が刺さる…
戦闘は何の苦戦も無く終了したのだった。
リン「ウ~ン…久しぶりにゴブリン倒したね~」
えっ戦い慣れてた感がしましたが?
リン「そう?だってゴブリン斬ると剣汚れるし~薬草採取のクエストが楽だよ~」
ミシュラ「…最近ずっと薬草…」
カレン「だから…盗賊もいなくなった…」
リン「え~そうなの~?」
2人コクコク
え~
まぁいなくなった人の話しは置いて
トシ「それよりリン、さっきの戦闘でゴブリン吹っ飛ばしたのなに?スキルって言ってたけど?」
リン「ウン!あれはね~ショットっていうの」
ショットね…しかし言葉足らずな子…おじさん心配!
カレン「…魔法と違って…スキルは…すぐ発動出来るのが多い…でも魔法より威力が少ない…のが多い…発動させるのには…技量と少しの魔力が必要……」
ミシュラ「さっきのは…魔力と剣圧を…混ぜて飛ばした用なもの…と考えればいい」
へへえ~奥が深いな
トシ「ところでリンはスキルどこで覚えたの?」
リン「ウン?ウ~ン…………あっ!盗賊ちゃんに教えて貰ったの~」
大丈夫?この子?
トシ「じぁ俺にも教えて欲しいんだけど……ほら同じ剣を使う前衛だし魔力あんまり必要無いんでしょ?」
カレン「でも…魔力はあった方がいい…魔力があると…同じスキルを…何回も使えるし…同じスキルでも…注ぐ魔力を上げれば…威力も上がる…」
ほうなるほど。
リン「私は魔力が少ないからこのショットのスキルは1日3回しか出せないんだよ~」
トシ「それでも戦闘で役に立つなら教えてくれ!」
リン「いいよ~」
リンちゃんいい子!
…30分後…
リン「凄~い!こんな早くできるなんて~」
リンに教わりなんとか魔力を剣に与え放出することが出来た。ちなみに自分の刀は使っていない、リンのショートソードが魔力を放出するのに適しているらしいのでリンの剣を借りて練習した
難しいと思ったら以外と簡単だった…
ちなみにカレンとミシュラは呆然としている覚えるのが早過ぎるらしい
そんな時にゴブリンが…
よ~しでは試しに俺の刀でやって見ますか!
ここで昨日、刀を振ったりして試したのだが言葉にサクラと出さなくても心の中でサクラと呼びかければ刀は抜けると気がついた。
(…サクラ……)
キイン!
リン「わぁ~綺麗…」
カレン「…魔法剣?…」
ミシュラ「…綺麗……」
どうやらはじめて日本刀を見た外国人みたいだな…いやそれ以上かこの刀紅いし
そんなことより目の前の敵だな…
ゴブリンが5匹か…
しかしオーガの様な威圧感は無いな…
さてと数が多いから適当にスキルを放ちますかね…これなら当たるでしょ
トシ「いくぜ!フッ!!!」
リンの剣と同じ様に魔力を刀に注ぎ込んで刀を振り下ろすと同時に放出する!
!!!!!
ガガガガガッ
あれ?剣圧が沢山でた。
その剣圧がゴブリンを襲う…………
ドッドッドッドッドッドッドッ
5匹のゴブリンに平均10以上の剣圧が当たる。
カレン・ミシュラ「…えっ」
リン「うわ~凄い!こんなのはじめてみた!!盗賊ちゃんもこんなに出せないよ~」
ゴブリン達は無惨な死体となった…………
あれ?力加減間違っちゃった?
リンは終始ニコニコ
そんなリンとは反対にカレンとミシュラは呆然としていた。
ギルドカード表面
ミシュラ
ギルドランクF
筋力F+
耐久F+
俊敏E+
魔力F+
幸運F+
裏面
装備…普通の弓・普通の矢・普通のナイフ
加護…なし
スキル…気配遮断D-
ウ~ン