4話
ウン
「やっと街についた。」
ゴブリンとの死闘から数時間、トシはやっと街に帰ってきていた。
ゴブリンからの攻撃を喰らい一時期は、立つのもつらかったがなんとか、歩くことは出来るまで回復した。
「打撲だったのかな」
攻撃された所からの血は止まり帰りにあった小川で血の汚れを落としてきた。
さて怪我は大したことないから目指すは冒険者ギルド。
そこでゴブリンのピアスを換金だ。そして宿屋に………
「宿屋代たりるかな……?」
まぁなるようになれだ!
「おぉ~夜は酒場も賑わってるな。」
ギルドに入り昼間は流行ってなかった酒場をみて素直な感想を上げる。
「まずは換金か……」
ギルド受付
「あら、トシ様クエストはどうでした?」
「あぁ…なんとかゴブリンを討伐したよ。しかしゴブリン強くない?あれ本当にFランクのクエスト?」
と言いながら受付のテーブルに剥ぎ取ったピアスを置く。
「あれ?あれれ?」
なんだ?受付嬢が焦ってるぞ。まさか俺間違った?「あの~トシ様。トシ様が倒した。ゴブリンのと言うのは……」
「えっ!3m位の緑色のヤツだったよ」
「はぁ………なるほど、トシ様が倒したのはオーガですね。このピアスはオーガのピアスでトシ様の話から倒したモンスターはオーガでしょうね。」
「稀にいらっしれるのですよ。Fランクの方でも上位のランクのモンスターを倒される方が……(でも、チームを組んで無い方でオーガを倒すなんて………Dランクの熟練冒険者または、Bランクの一流の冒険者でも、気を抜けないモンスターなのに)」
「ハイ。ではこれが今回の報酬です。」
出て来たのは金貨3枚
「初めて金貨みた……」
「そうでしたか。銀貨10枚で金貨1枚です。金貨10枚で白金貨1枚になります。」
「へぇ~」
「あと、トシ様は規定モンスターを討伐しましたので、ギルドの特例によりギルドランクをFからDにさせていただきます。」
ランクが上がり報酬を受け取り、宿屋探しに
今度はちゃんと話を聞いてきたぞ!
えっと宿屋はギルド前と………
近いね…
宿屋に入りおばちゃんに、宿代3000クール銀貨3枚を払う。
クエスト行かなくても大丈夫だったのね……………
軽いショックを受けながら宿屋の食堂で食事をし、疲れの為かすぐ眠りについた。
ギルドカードもみずに……………
ギルドカード表面
トシ
ギルドランクD
筋力D+
耐久D-→D+
俊敏E+
魔力F+
幸運G-
裏面
装備
刀…紅桜
加護…運命の女神の加護
ウ~ン