表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
紅き伝説  作者: レッド
1章「異世界へ編」
18/22

17話

鬼族の軍団との戦いを前に蒼い薔薇の助力を得た。



そして今、俺の前に広がるモンスターの数。


平原で前方しか見えんが圧巻だ。としか言いようが無い。

まぁ仕方ない。

さて行きますか。




「言って置くが俺の心配は無用だ。今すぐに連携の確認をしても付け置き刃だ。そっちは好きにしろ。」

と俺が蒼い薔薇に言い放つ。



「えぇ。問題無いわよ。まぁ私達は魔法を主に使うから巻き込まれないでね。ウフッ。」



なに…その肉体で魔法戦闘だと…


プロレスラーが受付嬢やってるぐらい有り得ない!



「ルイ姉さん!来るわよ!!」



そんな話をしているとヤツらがやってきた。


「行くわよ!あなた達!」







「いいね~わかりやすくて…さて俺達も行きますか…紅桜よ!!」

(あい!わかった!!)

そう言い刀を放ちモンスターどもに突っこむ。



(しかしなんて数じゃい…数が減らんわ。)



「あぁそうだな!」


刀を振るい、花びらを撒き散らしモンスターを殺戮しているが数が減らない。


(主よ魔法を使ってはいかがかえ?)



「そうだな!ここなら当て放題だ!!」




この世界で教えて貰った魔法、先ほどのキャッツ達が唱えたようにある種のキワードを唱えるタイプ、呪文を唱えるタイプがある。



そして俺の得意なのは前者だ。


俺は左手を前方に向ける…


「燃えろ!!」



俺の左手から有り得ない量の炎が飛び出しその進行方向、輻射熱の範囲を灰燼と帰す。



「………あれ?こんなに凄いの?」




(そのようじゃな!やはり主は面白い!倒したモンスターの魔力をほぼ吸い取ってるぞ。そして今も倒したモンスターの能力を手に入れたぞ!)



なるほど。これはまさか時間を稼げるか?




しかし、それは問屋が下ろさなかった。



モンスター達がモーゼの海の如く割れる。



(主!来るぞ!)


この魔物の軍団の王が!鬼王が俺の前に姿を表す。


それはまるで人の様な姿だ。

髪は黒く長髪で腰に届いている。上半身は裸で下半身に大きめのズボンをだぼつかせ履いている。


しかし、その瞳が異形だ。深い深い漆黒。額からも鋭利な刃物の様な角が生えている。肌も人あらざる漆黒だ。だが一番目を惹くのはその剣だ黒い黒い漆黒いや漆黒よりも深い、黒だ。


(フム、主よ気おつけよ。こ奴は主の元の世界で言う。魔物の頂点に君臨する…酒呑童子じゃ!!)



そうかい!魔物のビッグタレントじゃないかい!



面白い!!!




紅桜を正眼に構える。


さぁ来い!!!



ああ俺のリビドーが押し寄せる~

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ