表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
紅き伝説  作者: レッド
1章「異世界へ編」
16/22

15話

遂に新キャラ登場

オーガ希少種、通称赤鬼を倒してから3日が過ぎた。



その間にギルドからの聴取があったり、俺が倒したと確認されたあとはオーガを倒した報酬を貰ったりした。



ちなみにオーガ希少種の討伐した報酬は、大金だったらしい…



面倒くさいから、そこは全部リンとカレンに任せた。


カレンは「これで家のローンチャラ…」って言ってたな。


まぁ俺は生きていければ金なんてそんなに興味無いから。





その間に俺はミシュラの看病したり。

怪我自体は打ちどころが良かったのと、カレンの魔法でほとんど無い。



そして今日!ミシュラの全快祝いと赤鬼討伐祝いでリモーネの街の繁華街に夜にみんなでくり出した。


リモーネの街の繁華街は結構有名らしく夜のお店や酒場が結構、軒を連ねて大変な賑わいだ。



「トシ~どう凄いでしょ。美味しいお店も沢山あるよ~」


とリンが喋ってる。

この子は胸が大きいのだが…頭は青い空、白い雲。


要するに残念だ。


「あっ!!!」


なんだリンさんよ。またか…



「美味しいそうな匂いだ!」



言いながら走り出すリン。



そう俺は今、リンに振り回されてるのだ。

最初の方こそカレンやミシュラもついて来たのだが2人とも疲れて家の近くの酒場に行くと言ってリンを俺に任せ行ってしまった。


クゥ~俺もゆっくりしたい!と考えながらリンを追って走り出した。



「しまった。リンを見失った。」


リンに振り回され続け遂に見失った。


そう言えばここの通りの店は雰囲気が違うな…


まさか!!大人のいやらしいお店の通りか!!!!


フッ…リンさんもいないことだし、カレンからオーガを倒した報酬の一部の10万クールと言う軍資金もある。



異世界デビューしちゃいますか~




「ウン?なんだあれ?」

そんなことを考えていると俺の前に三人組が立ち塞がる。





なんだこの格好はっ?!!!!




立ち塞がる3人組はまさに外道な格好だ!


身長の高い髪を伸ばしピチピチの服を着たマッチョ!


猫ミミをはやしフリフリの服を着たマッチョ!


そして他の2人より異様なオーラが出ているメガネをかけスカートをはいているマッチョ!




まさに!世紀末!!!

今日食べた物が全部出そうだぜ!



そんな3人を見ていると身長の高いマッチョが親指を上げグッドポーズを取る。



えっなにこれ?とりあえず同じく親指を出す。身長の高いマッチョがポーズを決めたまま歩って近づいて来る。


俺との距離3m



だんだん近づいて来る。



なんだ?





しかし近づいて来る事に寒気を感じる。



俺との距離が1mを切った。


ヤバい殺られる!!!


主にケツ穴から!!!!



しかしあまりの恐怖に体が硬直し手を下ろせない!

オーラはオーガ以上だ!!コイツ化け物だ!




そしてあぁ違う意味で俺異世界デビューしちゃう…と考えていたら。



「あっ!トシ!こんなとこにいた~!ダメだよ。迷子になったら~」



この声はリン。いやリン様!ナイスタイミング!あなたは女神様です!



急いでリンの後ろに隠れる俺。



身長の高いマッチョが悔しそうな顔をしている。うわぁ。



しかしまだ俺に向かって歩き出した。


ヤバい!あきらめてないよこれ!!!



そう感じた俺は回れ右をし…走った!



「あっ!トシどこに行くの~」


リンが追って来る。



しかし俺は貞操の危機だ。スピードは緩めない!いや緩められない!!






しばらく走ってミシュラとカレンが居る酒場に来た。


ふぅ~どうやらあの世紀末マッチョ達は追ってこなかったらしく。助かった。






そして俺に追いついたリンと一緒に酒場に入った。









「残念ね…もう少しだったのに。」


「え~そうよ~きっと彼よ。赤鬼を倒したのは。」


「そうだニャ~。一緒に来た女もトシって言ってたニャ~」



「リーダー。彼なら合格よね!顔も実力も。」


身長の高いマッチョが答える。


「ええ。彼を見た時。ビビッときたわ。これは…………恋?」


「いや~ん!リーダーたら…だ・い・た・ん!でも私も良いわ~」



「あたしもニャ~!」



「では決まりね…彼を私達のチーム。チーム青い薔薇に入れましょう!」




こうしてマッチョ達に目を付けられるトシだった。







「なんか…まだ寒気がする…」



後からカレンとミシュラから聞いた話だが、あの通りは有名なゲイさん達のお店の通りとのこと。


ちなみに親指と親指をグッドサインポーズで合わせると今夜はOKの合図らしい。…


本当に貞操の危機でした。

この物語はフィクションです。


しかし!このゲイとの出会いは私の体験を元に作られてます!ノンフィクションです!ちなみにやれてません。主人公と同じで逃げました!しかしあの時親指を合わせてたと思うとゾッとします!



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ