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Magic×Sword  作者: ハルっち
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第4話 諦められない想い

2人の魔法スペルがぶつかりながら互いにちょっとずつのダメージを喰らいながら真ん中にあった日は傾き始めていた。トウヤは、2連撃技の【フレイム・サーグリッド】を放つがハルは、それを綺麗に受け流し、自身に援助魔法サポートスペル

【ヒーリング・クリーン】をかけようとするが、それに対して、トウヤは腰からナイフを投げ魔法スペルの詠唱を阻止した。

「トウヤ、そんな武器持ってたのかよ」

「今日、新しく買ったやつだ」

ハルは、ナイフを攻撃魔法アタックスペルの【フレイム・バースト】で燃やすとトウヤが、

「ハル、それ今日買ったやつなんだけど!」

「へっ、トウヤ関係ないぜ」

ハルは、ナイフを燃やしたことを満足そうに後ろに下がりながら聞いた事のない魔法スペルの詠唱を始めた。

「トウヤ、これはお前に見せてない攻撃魔法アタックスペルだ」

攻撃魔法アタックスペル【シャイニー・フレイム】

ハルの持っている杖から眩い光が放たれそれをまとった火の玉が3つトウヤに向かって飛んできた。ハルは、

「これは、避けれないだろ!」

ハルの言った通りトウヤは、2つは避けるも3つ目の火の玉を直に食らってしまった。

「ハル、お前そんな魔法スペル持ってたのかよ!」

その後、2人は空の色が紅色になるまで戦い続けていた。2人に疲労が見えてくる。その時、ハルが足を滑らせた。トウヤは「隙あり!」と言いながら【フレイム・ストライク】を使った。ハルは、咄嗟に持っていた杖でガードをしたが、鈍い音をたてて杖は真っ二つに折れてしまった。

「ハル、ごめん」

「それなら、これでやろう」

ハルは、背負っていた謎のくるまっていた物を取りその布を取った。その中には、トウヤの持っていた剣より短いものの立派な直剣が出てきた。

「ハル、その剣は?」

「あぁ、この剣は村を出る時から持っていた剣だ、まだ剣士への想いが諦められなかった」

「ハル、そうなのか」

ハルは、鞘から剣を抜き慣れたような手つきで構えた。その姿には魔術士のハルとは別の風格があった。ハルは、

「その、諦められなかった想い、今お前にぶつける。」

「ハル、全力でこい!」

ハルは、剣を自分の真ん中から捻るように構え、トウヤは、普段の構えとは別のかがむように剣を下に構えた。

「ハル、お前にこの魔法スペルをぶつける」

「トウヤ、俺もこの魔法スペルで決める!」

ハルは、剣魔法ソードスペルの2連撃技【スペース・レイ】トウヤは、剣魔法ソードスペルの【ブラスト・トリガー】を放った。

トウヤの方が早く剣魔法ソードスペルを撃ったためハルは、勝ったと思ったが次の瞬間!

「ハル、俺の剣魔法ソードスペルは何連撃だと思う?」

「それは、2連撃だろ?」

ハルは、それを言った次の瞬間2連撃の2撃目を撃つ前にトウヤの剣魔法ソードスペルがハルにあたり、ハルは倒れた。

「ハル、俺の剣魔法ソードスペルは3連撃だ」

「おーい、それは最初に言ってくれよ」

「言ったら面白くないだろ」

「まぁ、そうだな」

そして2人は、笑いあった。続けてトウヤが

「昨日の件、怒ってたりしてなかったのか?」

「あー、あれなら村を歩いてたら忘れたよ」

2人は、自身の剣を鞘にしまいながら戦った草原を歩きながら去っていった。

「トウヤ、お前の勝ちだから明日洞窟行くぞ」

「俺の勝ちでいいのか?」

「あぁ、もちろんだろ」

2人は、夜ご飯の前に情報が書いてある掲示板を見て、帰ろうとした。

「トウヤ、ボスモンスターは盾を持っているらしい」

「ハル、つまり?」

「つまり、魔法スペル中心でダメージを与えていこう」

2人は、掲示板を見終わり村で1番大きい広場にある出店の中で気に入ったものをベンチに座り食べていた。その後、2人は宿屋に帰り明日の予定を話し合った。しかし、2人は知らなかったこのボスモンスターは1つ普通とは違うところがあったと言うことを

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