作者さんたちは読者からの評価を求めてる?
普段は読む専門ですが、いくつか作家さんからの読者からの評価について書かれたものを読んでいろいろと思うこともあったので書いてみます。お見苦しいところはご勘弁を。
実のところ、作家さんがそれほど評価や感想を気にしているとは思っていませんでした。
なかにはランキングのために評価をつけてくださいと前書きや後書きに書かれていることもあるので、もちろん評価が良くてランキングに入ればうれしいでしょうしモチベーションも上がるだろうとは思っていましたが、それほど気にするものなんですね。
なろうには結構『書籍化』と書かれている作品も多くて、なろうというサイトは読者も読めますが、基本的に出版社、編集部への作品のアピールの場なのかと思っていました。だから一々読者の反応など気にしていないと思っていたのです。感想を受け付けていない作品も多いですし。
また、評価のポイントの星の数を気にしている人がいるのも意外でした。そんなに読んだ後、ポイントを付ける人って多いのでしょうか?わたしの場合、結構気に入らないとポイントをつけないですし、その場合でも少し良かったら星一つで、そこからだんだん上げていくという考え方だったので、アマゾンのように星一つだと最低評価と捉えられるとは思っていませんでした。
面白かったと思って星一つとかつけていたら作者さんをがっかりさせちゃっていたのかもしれないと思うと反省です。
ただ、わざわざ作品を評価するって、それだけでも読者からしたらひと手間かかっているんですよ。単に作品を読みたいだけならユーザ登録の必要もいらないですし、ユーザ登録して作品に評価の星をつけたり感想を書いたりっていうのは読者側も結構勇気のいることなんですよね。
もっと星をつけたほうがいいかなと悩んだり、面白かったと感想を書き込もうとしたらすでに長文の感想が並んでいたりすると、え?ここで面白かったですと一言書くだけだと書かないほうがいいかなとか、逆にいろいろ書きたくても変なこと書いて作者さんの気分を悪くさせてしまったらとか考えて、そうするとやっぱりやめたほうがいいかなとか、いろいろと考えるのです。
なので作者さんたちも、読者の反応について、星が少ないとか気に入った感想ではない場合でも、あまり重く考えずおおらかに受け取っていただきたいです。
批判は受け付けませんとか、読者を警戒しているようなことを書いている作者さんもいらっしゃいますが、大抵の読者は、別に作者にダメージを負わそうなどとは思っていないはずで、一部作品の内容に熱くなる人もいますが、それも作品に熱中できるものがあるからでしょうし。(罵詈雑言を浴びせるごく一部は除く)
とりあえずわたしもこれからは評価の星や感想は作者さんも気にしているのだなと思って、ちょこちょこつけたり書いたりしたいと思いますので、気に入らない場合でも気にしないでくださいとお願いしておきます(じゃあ書くなと言われそうですが)。