第5話「これが主人公補正だ!」
※「発言など」※【心の声】※
【適性を測る建物は、このファンタジー感の漂う建物かな?良い雰囲気を漂わしてる。】
村長:「ここだ。勇者方、1人ずつ中央の魔石に触れて下され。周りの魔石の反応具合で適性を図ります。属性は、基本の火•水•風•光に加えて、氷•岩•闇の特殊属性です。」
松田:「まずは、俺様からだな。他の奴らは離れて、俺様の強さを見ておけ!」
【松田さんが中央の魔石を触ると、火の魔石が反応して大きな炎が発生した。他の魔石も魔法を出しているけど、とても微弱みたい。】
村長:「火魔法に絶大な適性がある。」
松田:「どうだ!これが俺様の力だ!」
田中:「あんな奴に調子に乗っておかれるわけにはいかないわ。次は私がやる。」
【次は田中さん、水の魔石に水の玉ができて、岩の魔石から岩が生成された。他の魔石も悪くないくらいに反応しているみたい。】
村長:「水魔法と岩魔法に適性がある。」
村里:「じゃあ、次は私が、」
【その次は村里さん、魔石に触れた瞬間、周りが暗くなって肌寒くなった。暗くてよく見えないけど、闇の魔石が反応したのかな。】
村長:「闇魔法に絶大な適性がある。」
塚本:「そしたら、私が」
【塚本さん、魔石に触れると、周りが明るく暖かくなり、氷の魔石に氷が生成された。他の魔石の反応はあまりない様子。】
村長:「光魔法と氷魔法に適性がある。」
小川:「そろそろ測っておくとするか。」
【小川さん、風の魔石から竜巻のような風が生成された。他の魔石の反応もそこそこある。】
村長:「風魔法に適性がある。」
【ついに僕の番か、なんか緊張するな。転生物はラノベ、コミック、アニメ全部見ているから、イメージは完璧なはず。】
【中央に行き、魔石に触れる。】
松田:「おい、なんか俺様の炎より大きくないか?」
小川:「いや、火の魔石以外にも、水•風の魔石も大きく反応している。それ以外の魔石も十分以上に反応している。」
村長:「なんという適性!全属性に適性が⁈中でも火魔法と水魔法と風魔法に最も適性がある!」