異世界に転生するバカはそのまま死ね
異世界になんかに憧れるのは馬鹿だ。
救いをそこに求め始めたらもうおしまいだ。
現実の自分を諦めて別の世界に期待するって、それって
生きながら死んでるってことじゃん。
それって生き方としてどうなのよ。なんか現実のストレスとか不満がそのまま異世界への憧れに繋がっているような気持ち悪さを感じる。仕事でうまくいかないけど実は隠された力が異世界で開花して…とか。はは、分かりますよ。気持ち良さそうですよね。努力もせずに活躍してる人とか現実で見てて憧れますし、妬ましいですよね。
とはいえ、あなたが転生したら活躍できるという【幻想】はどこからきたんだろう。現実の自分を考えてみてください。あなたはお妃様でしたか?世界最強の能力…ありました?主人公の活躍はあくまでその主人公の力であって、あなたはそれを見ているだけの村人Aに過ぎません。会話に参加することすら恐らくできないでしょう。
なんでそんなに空虚な世界に希望を託せるのか。
僕にはそれが非常に滑稽に見えて、同時にとても羨ましい。
異世界に憧れてみたい。