人づくり
私は、色々な物を想像した。そして、創造していった。
まずは、家。
家には、家具がいる。
「机―……と、テレビー……と」
アークは、口をアングリ。
「す、すっげーな!お前……」
「ふ、そおおう?」
そう言われ、有頂天になる私。
アークがびっくりするのも頷ける。
こんな大きい物体を、無から生み出していくのだ。
「アーク、何か、欲しいもの。ある?」
私がそう言うと、アークはブンブン首を横に振った。
「おっれは、もう十分だと思うけど……」
「ふふーん、私にまっかせなさい。どーんどん言っていいから」
「じゃあ……他の人!」
「あ、それいい!」
私もその案に乗った。
「じゃあ、こういう人は?」
まずは、私から。
「えっと、なになに?包丁を持って、
ひたすら調理する、星三つのシェフ?」
「そー、だって、何か作ってほしい!その人に」
「はー、いいねー。それいこ」
「じゃあ……ほいっ」
シェフのカイが出てきた。
早速、何かを一心不乱に作っている。
「いーねー。じゃ、じゃ、俺」
「なになに?天使の歌声を持つ、歌姫?」
「そう!あと、これ、付け加え!美人な、美人!」
「もー……いいけどさあー」
ぶつくさ言いながらも、そこは、私も創造主。
「ほいっ!」
らーららー、ららららー
らららー、ららー、
「いーねー!アリスさん!」
「あとは?」
「こんな人、いらねえ?」
「そうねー」
……
そうして、数十人の人が出来上がった。
皆、それぞれの目的に動き始めている。




