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飛べ!
「これから、どうすんのさ」
そう言う、アーク。
「うーん、この世界は、私が思う事に反応するの」
「そうなのか?」
「ええ」
「……お前、……神か?」
え?
「そ、そうかな……私はそんなもんじゃ」
「だって、あれだろ?」
そう言うと、アークは手を振って、
「あーだぶーだ、かたぶーだ、ほい。……って奴だろ?」
うーん、そうか?
「いや、そーなんだけど……まあ、ここがなにか分かんないからさ」
「ふふ、俺がいるじゃんか。だあいじょうぶさ」
「だから、それが……」
そう言ってみると、なんだか、おかしいな……、と。
「あんた、私の意志で出て来てるのに……」
ホントにいるみたいだわ。
……え?
そうだ!
「アーク、飛んで!」
「え?」
「いーから」
「あ、ああ、そおーー……ら」
その時、私は、彼が天井にぶつかる……と、
ガツン!
「いっ、いってーー!」
あ、
「ぶつかった……?天井があった?」
私は、アークに駆け寄った。
「ああ、あったさ、いってーー」
わあお!
「行けるかもしれない!」
「え?」
アークは、頭を押さえながら、聞き返した。
「私の考えが、総て反映されるのだとすれば……」
そう、総て、私の創造で。なら。




