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星の子
私はどこから来たのか……?
「私……」
アークが言う。
「君、老けないなと思ってたけど、ちょっと老けたね」
「え?」
私、今まで、老けていなかったのか。
驚いた私は、鏡を見た。
「……」
別に、なんの変哲もない、お姉さん。
神よ、居るのなら、答えて!
ここの人からは、私、見えないの!
すると、どこからか、声が聞こえた。
「私も、貴方と同じ、でした」
私は、言う。
「貴方、誰?」
と、
「神、と呼ぶには、いささか違うのですが……」
「ねえ、私はなんなの?」
「貴方は、星の子」
「星……?」
「そう、この星が生まれたときに、産み落とされた、初めての」
「私、ここの星の人じゃないの?」
すると、神は言った。
「ええ、違うわ、貴方はこの星の細胞で出来ている」
「元から、違うんだな、君」
そう言う、アーク。
「私は……」




