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滅んだ世界
こうして、人類が滅んで、一つの終わりになった。
怖かった……。
私が創った、大切なものが……一瞬で……。
「エイミー、また、世界を創ろう」
「やめて!私、もういやよ」
私は、顔を背けて叫んだ。
「もういや、私、名前も本名じゃないもの!」
「……じゃ、ほんとの名前は?」
「え?」
私は、内心ギクッとした。
私の、本当の名前……?
「君、ここの自分を、自分じゃないなんて思っているみたいだけど」
「そ、……そりゃあ、私、ここの前に、居た世界があるからよ」
私は、一生懸命、考えた。
考えて、アークに刃向った。
じゃあ、
私は……どこから、来たんだろう……?




