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短編集  作者: 星見人
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【結局面白いもん読めりゃいいんじゃないの?】


 最近よく見かける。「これAIが書いたんじゃない?」「AI作品は認めない」そんな言葉や文章がやたら飛び交っている。


 まるでAIが悪者みたいな空気だ。でも、本当にそうなんだろうか。そもそも、どこからがAIで、どこまでが人間なんだ?


 アイデアだけ投げて全文を書かせたらAI小説。じゃあ、構成だけ相談したら?言い回しだけ直してもらったら?誤字脱字の修正は?AI線引きなんて、案外あやふやだ。気になって調べてみた。すると今度は笑ってしまった。


 AIが書いたかどうか、人間には見分けがつかないことが多いらしい。だから判別するのもAIなんだそうだ。なんだそれ、って思った。


 もし自分で必死に書いた小説が、AI判定を食らったらどうなる?何時間も、何日もかけて積み上げた言葉を、機械に「AIっぽいですね」と言われる。たぶん、心は折れる。筆を置く人もいるだろう。それって、誰が得するんだろう。


 もちろん使い方の問題はある。趣味で使うAI。商業で使うAI。その境界もまた曖昧だ。でも現実は単純だ。面白くて、毎日投稿して、読まれて、応援されて。その結果、少しでも広告で金になるなら。そりゃ使うよね。だって書いてもらった方が効率がいいし楽なんだもん。使わない理由のほうが、見つからない。


 俺も一度、AIに小説を書いてもらった事がある。正直、思ったより難しかった。書いてほしいもの以上に説明を書かないと、欲しい文章にはならない。手直しのが大変。続き頂戴って言ったって、読めたもんじゃなかった。


 ……まあ、自分で書いたからってPVが伸びるわけでもないんだけど。あははっ!そこがまた皮肉だ。でも、もし、AIが書いた小説がめちゃくちゃ面白かったら?みんな夢中になって、話題になって、売れて、売れて、売れて、……きっと商業は飛びつく。金になるから。結局、面白いものには勝てない。


 たぶんこの業界は、十年後、今とは全然違う景色になってる。俺の予想?たぶんAIの勝ちだ。だって、もう誰も使うのをやめない。愚痴を言ったり、晩ご飯の献立を聞いたり、仕事をやらせたり、誰かが物語を思いつくたびに、誰かが構想を投げる。AIはそれを食って、また賢くなる。もう、止まらない。人類は知ってしまったから…。


 たぶんこれはもう、「使うか使わないか」の話じゃない。どう付き合うか、なんだと思う。

 ここまでわーわーゆーとりますが、お時間です。最後まで読んでくれてありがとう。


 こんな駄文でも、少しでも面白いと思ってくれたなら、他の作品も読んでくれたら俺は嬉しい。

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