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6月1日 (詩)
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きょうは 5色の風が
町の角からふいてきて
わたしたちは そっと
誘われるままに いきました
フリーライブの広場には
ひとがたくさん つまっていて
それぞれの胸に ちいさな宇宙が燃えていて
娘はむらさきいろに みをつつみ
ブルーの空の真ん中で 笑っていました
写真をとるとき
推しが 娘の名まえを呼びました
そのとき パープルの星 ヒカルと舞いあがり
俺とママの胸は やわらかいオレンジ色でした
グリーンの窓があるお店で
不思議とおいしいごはんを食べて
この味はどこから来たのだろうと
さんにんは すこしだけ 沈黙しました
その沈黙もまた ごちそうでした
帰ってきたら
泡の森にいっしょに飛び込み
はしゃぐ娘のうしろすがたは 小さな妖精で
泡のひとつひとつが まるで昔をうつす鏡
あぁ あとどれだけ この旅がつづくのでしょうか?
そして俺たちは 五色の午後をたたんで
やさしく 胸の奥にしまいました
この世界の いちばんうつくしい音楽が
きょうという日だったのかもしれません




