まぱいずにるち （ラップ 歌詞）
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たとえば今日が 一片のピース
欠けたままでも 消えずに息する
朝の吐息に 光が差せば
昨日の憂いも 少しは癒えた
無数の日々が 重なる景色
未完成なまま 美しい形式
笑った夜と 泣いた昼と
全部が集まり やっと一歩
間違いだって ちゃんとした色
黒がなければ 光は濃く見えぬもの
正解ばかりじゃ 単調すぎて
心の輪郭は ぼやけて消えて
誰かとぶつかり 独りに戻り
それでも明日は 新しい通り
毎日 形の違う印
その不揃いこそが 生きてる証
死ぬときそっと 完成を見たい
もしそれが歪でも きっと愛しい
はめていくだけの この人生
どんな絵になるか それを今、描いて
完成が見えないから楽しい？
この迷路の中 描く物語
未来じゃなくて 今が主役か？
はめてくピースが 生きた証だ
不揃いなままでも輝いて
昨日の涙が ノートに咲いて
完璧じゃなくて いいって思えて
今日というピースが それを助けて
毎日毎日 寝る間も惜しむ
積んだ努力が 報われる保証もないが行く
汗が染みた現実 だから自信過剰
誰にも見えぬ地図を信じて描く
明日が変わると 何度も祈り
毎日鏡の前 変わらぬ気持ち
夢は遠くて 現実は鋭利
理想が剥がれて 生々しい問い
「これが正解？」って星に聞かれて
答えられずに また目を腫らして
眠れぬまま 朝日を吸って
心の隙間に 少しだけ灯を点けて
無駄じゃないって 信じるだけで
パズルみたいな日々が またひとつ増えて
報われなくても それでも進み
この人生の絵に 嘘は描けない
完成が見えないから楽しい
この迷路の中 描く物語
未来じゃなくて 今が主役か？
はめてくピースが 生きた証だ
不揃いなままでも輝いて
昨日の涙が ノートに咲いて
完璧じゃなくて いいって思えて
今日というピースが それを助けて
帰り道 コンビニの灯り
セボンスターを ポケットに隠し帰り
小さな手を はしゃいで伸ばし
その笑顔だけで 今日も報われた日
大きな夢より 小さな「ただいま」
背中の重さが 和らぐ時間
昨日の不安も 明日の恐れも
今だけは 静かに溶けていくよ
誰の評価も 要らない日常
娘の笑い声が 一番の賞状
家族の中で 描く未来予想図
それがきっと 俺の完成予想図
ピースは揃わず 歪でもいい
バラバラの日々が 奇跡を編み
最後のピース はめるその日
「いい絵だった」って 言えたらいい
