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花マル (詩)
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いつからだろう
誰も「よくできました」って
言ってくれなくなったのは
朝ちゃんと起きて
遅れずに行って
ごはん食べて 返事して
そんな一つひとつが
すごいことだったはずなのに
今日もおつかれさま
うまくいかない日もあったかもしれないけど
ちゃんと今日まで来たんだ
それだけで
ほんとうに えらいよ
誰も言ってくれないなら
余計なお世話かもしれないけど
俺が言うね
君にまんまるの、
大きな、大きな、花マルをあげる
誰かと比べなくていい
昨日の自分より、ちょっとでも進んだら
それは、とてもすばらしいことだから
ゆっくり眠って
また明日も 自分のペースで
歩いていこう
その歩みには、ちゃんと
綺麗な花が咲いてるよ




