いつかは拍手の雨 (ラップ 歌詞)
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六畳一間、古ぼけたカレンダー
雨漏りポツポツ、バケツでカバーだ
冷めた弁当 冷めた現状に飢えた幻想
冷えたままでも笑ってよ ここが戦場
ストーブ壊れてても、朝は短パン
昨日の味噌汁と冷蔵庫のジャムパン
履き潰したティンバー、底がスカスカ
でも言葉だけは 誰にも負けなかった
夜のアスファルト ペン先が震えた
星のざわめき 誰にも聞こえなかった
言の葉は祈り、呪文みたいに吐いた
誰にも届かずに でも書かずにはいられなかった
パチパチパチと胸に響くノイズ
トタン屋根から響く まるで夢が落ちてくボイス
傘は差さない、このまま濡れたい
この痛みこそが俺の遊び
傘は持ってる でも今日は差さない
降られていたい あの日の痛みみたい
パチパチパチと 胸に沁みて離れない
この拍手の雨が 俺の生きてきた証明
笑われてもいい 泣かれてもいい
この道でだけ 本当の声が聞きたい
パチパチパチと空に滲んだメッセージ
拍手の雨は 俺をまだ濡らしてくれない
ステージの上、ライトが眩しい
名を呼ぶ声 耳を叩くリズム
仲間が笑う、乾杯が飛ぶ
俺はひとり濃いコーヒーを啜り、笑う?
成功ってどんなもん?これで満足?
こんな景色の中なら、答えを知ってる?
高層の窓から見下ろす街より
悔しい帰り道の方が俺に合ってる?
「なれたら幸せ?」って問いがまだ
胸の片隅で 雨音と混ざる
マグカップの温度、唇で測る
誰かの人生の中で 俺は何者だ?
パチパチパチと光と影の境
成功の味ってのは、きっと甘くはない
けど濃いめの苦さも味わいたい
この拍手の雨が いつか俺を包みこみ
傘は持ってる でも今日は差さない
降られていたい あの日の痛みみたい
パチパチパチと 胸に沁みて離れない
この拍手の雨が 俺の生きてきた証明
笑われてもいい 泣かれてもいい
この道でだけ 本当の声が聞きたい
パチパチパチと空に滲んだメッセージ
拍手の雨は 俺をまだ濡らしてくれない
寝息がふわり 灯りを薄める
小さな手が 布団の端を摘んでる
何も変わっちゃいない、この部屋の窓
夢は腐っちゃいない、この言葉の魔法
ノート開く 眠れない夜
言の葉の隙間に未来が灯る
「いつかこれが届いたら」って
妄想しながら、また言葉を繋ぐだけだ
冷めたコーヒー もう三杯目
光るスマホ画面、誰からも未評価で
でもいいさ、これが誰かの朝になるなら
この詩が夜を越えて 明日になるなら
成功なんてまだ遠く霞んでら
拍手も舞台も 夢のまんまだ
それでも書く 娘の寝顔のそば
叶わないかもしれないけど、それでもさ
パチパチパチと夢で聴いた音
あれが幻でも いつかは現実だろ?
願いを込めた、静かに祈れ
夢は拍手の雨で 俺はびしょ濡れ
傘は持ってる でも今日は差さない
降られていたい あの日の痛みみたい
パチパチパチと 胸に沁みて離れない
この拍手の雨が 俺の生きてきた証明
笑われてもいい 泣かれてもいい
この道でだけ 本当の声が聞きたい
パチパチパチと空に滲んだメッセージ
拍手の雨は 俺をまだ濡らしてくれない




