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女の子が出てくると小説がつまらなくなる、と

作者: お舐め

外和「女が出てくると小説がつまらなくなる」

卜「お前前にそんなこと言ってたな。なんでだ?」

外「話が女中心になるからだよ」

ぺ「そうかしら?今、私、中心?」

外「いや、別にそういうわけではないんですがね」

ト「俺の小説から女を取ったら、中身はゼロだぜ」

外「ゼロか?」

ト「おまえ、ペトレンコ(=M子)と出会ったとき

『あ、あの茶髪、かえ?』て言ったろ?覚えてるか?」

外「覚えてるよ」

ペ「それは、おまえが、女を見た目でしか見てないからじゃないのか?」

外「そうかな?」


ぺ「男を異性じゃないただの存在としかしてみてない女の子もいるわよ。」

卜「そうかい?男と女は付き合ったり溶け合ったりして、二人で一つの存在になれるんだよ」

外「なんでかわからないが、ペさんのことは、『あの茶髪かえ?』としか思わなかった。ごめんなさいね、そんな言い方しちゃって。でも警察官は男と女よりも、むしろ、犯罪者かそうでないかで見てるんですよ」

ぺ「まあ、失礼しちゃうわ!!」

卜「つまり、彼の中で、男と女とかロマンスとかいうものがないんだ」

ぺ「でもエッチはしたんでしょ」

卜「そら、晩に集まってそういうところで、やったりするじゃん。それが彼にとっての女と集まるところなんだ。

ぺ「なるほど、そういうところで集まるのはわかる」

卜「つまり、男の前で女はエッチする対象でしかなく、それ以前のロマンスは存在しないわけだ」

ぺ「それはわかるなー」

卜「何がわかるんだい?」

ぺ「外君にとっては、性的な関係はあっても、愛し愛されみたいなものが皆無なんだろうな」


外「うるさいな、女の前でそんな話するな」

卜「まあそう怒るな。なあ、この小説って登場人物が少ないか?」

ぺ『村上春樹の小説見てみい、登場人物の中で4人〇殺するんだよ。何のために登場するんだろうな?」

ト「僕の小説って2人しか登場人物がないのが多い。卜、彼女、それだけだったりする。風俗に行くのも自分と友達、相手の風俗嬢2人だったりする。おい、これが案外人気あるんだぜ。」

外「想像力にかけるんだよ」

「いや、『長身ソープ』とか『外人ソープ』とか人気あるで」

ぺ「あんたそんなん書いてて面白いん?」

卜「おもろいで。人気あるしな。」

外「お前の小説って嘘くさいわ」

卜「小説って嘘書くものやろ?共産党の吉田清二かてそういって死んだ」

外「話を替えたいね」

ぺ「さっきから腰痛いねん」

卜「大丈夫?」

ぺ「長いこと座ってたからやろか?」

外「俺も、最近、ランニングとかしないな。

  あれで、体調を整えてたのに」







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