「タラレバ」を言っても虚しいが……
※ 今回もオリンピックにちなんだ、主にフィギュアスケート観戦の話ばかりです。独断と偏見も少々入り混じっております。(~_~;)
※加筆修正済み。ああ長いわぁ。
◇ ◇ ◇ ◇
昨日の朝は4時半起きして、私はテレビに釘付けでした。
もちろんミラノ・コルティナオリンピックのフィギュアスケート・女子シングルのフリー演技を見る為です。
フィギュアスケートが昔から大好き。
あ、でも大好きな浅田真央ちゃんが引退後、2年位フィギャア熱も少々冷めた時期もあったけど復活しました。
(^.^)/~~~
フィギュアの中でも女子フィギュアが一番好きで、女子選手たちの華やかな衣装と美しい肢体で氷上を舞う姿がとってもうっとりして目の保養です。
(*^。^*)
◇
今回のオリンピックのフィギュアスケートを皆さんご覧になりましたでしょうか?
あまり知らない、見ない方に一応説明しますが、男女のシングルはショートプログラム(SP)と、フリープログラム(フリー)の合計点で争います。
オリンピックや世界選手権のビッグ大会の場合、SPが予選みたいなもので、下位の選手はフリーに進めません。
オリンピックは29名出場してフリーでは24名。
ああ落ちた5名はとても残念。(>_<)
またSPは演技時間が2分40秒±10秒、フリーは4分±10秒。
なのでフリーよりSPは短いので跳ぶジャンプも3つだけです。
フリーはジャンプが7つも跳べます。
なのでフリーと違って、SPでジャンプを1つでも失敗すると致命的です。
とくに今大会のように接戦だった場合、表彰台にはほぼ上がれない。
そのくらいSPのジャンプミスは後々順位にひびいてきます。
◇
今回アメリカの優勝候補の1人といわれたアンバー・グレン選手が、大技のトリプルアクセル(3A)を成功したものの、3回転ジャンプが抜けて2回転になってしまいました。
SPでは単独の3回転ジャンプを、3つのジャンプに必ず1つは入れなければならない。
たとえ2回転が成功しても、それは3回転を飛ばなかったとみなされて、ノーカウントになるのです。
演技後の彼女の号泣を見て私も同情してしまいました。
アンバー選手は米国選手権を3連覇していたのです。北京オリンピック金メダリストのネーサン・チェンとも交際していたという噂もある美女です。
たった一つのジャンプミスで優勝候補の順位が13位。
うわあ、これでは最終グループとその直前のグループにすら入れない。
(>_<)!
フィギュアスケートは滑走グループも最後の方が有利なのです。
技術点は良いとしても、よくよく見てると演技構成点などでいくらか差を付けられてます。
6人ずつ最終滑走グループ、またはその前のグループに最低でも入らないと、演技構成点は低く抑えられやすい。
これはねえ~昔から暗黙の了解です。(ー_ー)!!
だから、フィギュアスケートの採点競技は常に問題視されるんだろうと私個人は思ってます。
SPでミスしたアンバー選手。
さすがに13位から金メダルはほぼないので、彼女が絶望したのも頷けました。
それでも、彼女は頑張りました。フリーでは渾身の演技を披露してくれました!
一か所だけジャンプで手をついたミス以外は、完璧に滑って13位⇒5位へと大幅にジャンプアップ。
見事に5位入賞しました。おめでとう!
!(^^)!
その精神力は素晴らしいと思いました。
私も朝4時半に起きた甲斐がありました。
そうです!私はアンバー選手のフリーを見たいがために早起きしたのです。
第2グループなんて地上波テレビでは再放送してくれませんからね。
(ー_ー)!!
女子で3A跳べる選手は本当に少ないから、アンバー選手は希少価値なのです。
彼女のフリーは本当に嬉しいくらい見事でした。
最後は笑顔で終えて本当に良かったなと感激しました。
◇ ◇
そうね、男子も少しだけ。
絶対王者といわれた米国のマリニン選手。
彼は逆にSPまではトップだったが、フリーで7つあるジャンプを3つしか成功させられなかったのです。
結果8位というマリニン選手では到底考えられない順位でした。
なにせマリニン選手はこの2年間の大会で優勝しかしていません。当たり前ですが2位以下がない!
(@_@;)!!
まさにフィギュア界の貴公子『絶対王者』です。
それが何故よ、何故マリニン君どしちゃったの?
フリーであそこまでジャンプミスを重ねるなんて!まさにアンビリーバブォ!?
(ToT)/~~~
演技後のマリニン選手の歪んだ辛い表情は、世界中のフィギュアファンに衝撃と悲しみを与えました。
マスコミも一斉に報道しましたが、本当にオリンピックには魔物が潜んでいるなあと、私はずっと感じています。
過去でも世界選手権を何連覇したチャンピオンでも、4年に一度のオリンピックで勝てない事は多々ありました。
それほど氷上の世界では、ほんの少しでもバランスやリズムが狂うと、トップレベルの選手でもジャンプミスは起こり得ます。
◇
今回女子で金メダルを取った米国のアリサ・リウ選手。20歳。
13歳で全米チャンピオンになった天才少女。だが北京オリンピック後引退を表明。2年前に再び競技復帰と異例な肩書の選手です。
それで2025年世界選手権優勝、グランプリファイナル優勝と今季の女王でしたね。
けれど彼女は無欲の勝利でした。
インタビューで「金メダルはいらない」といってた彼女が金メダルを得てしまいました。
米国女子でもソルトレークシティオリンピック以来、24年ぶりの快挙です。
この間、日本では荒川静香さんを始め、韓国のキム・ヨナ、ロシアの15歳以下の年少ジャンパーたちに、かつてのアメリカフィギュア界女王の称号をずっと何年も取られていました。
アリサ選手の金の衣装と金黒の髪、さらにはじける笑顔がまさにゴールドでしたね(笑)
そして今回、日本の坂本 花織選手が銀メダル。
初出場の中井 亜美選手が銅メダル。
4位に千葉 百音選手も大活躍しました。
これで男女併せて銀2つ銅2つ。
団体でも銀獲得。
そして、現在日本中がフィーバーしまくってる“りくりゅうペア”
三浦 璃来&木原龍一。
日本史上初のペアで見事な金メダル。
あれだけ日本はシングルはいいが、ペアは駄目だというレッテル貼られていたのに。
まさかペアで世界一になるとは!もう感無量です。
本当に今大会の日本フィギュア選手たちは素晴らしい。見事にがんばりました。
ただ私的には、今大会で引退する坂本選手に、金メダルを取って欲しかった気持ちもあります。
(~_~;)~。
だって彼女はあと一歩、いや半歩金メダルに手が届いていたのです。
これはものすごく悔しい。(>_<)!
アリサ選手と坂本選手の点差はわずか1.89点でした。
本当に僅差です。
また、SPでは坂本選手が2位、アリサ選手が3位と上回っていましたし。
しかし、フリーのアリサ選手の演技は素晴らしく、ほとんどノーミスの演技でした。
かたや坂本選手は、コンビネーションジャンプで2つ目のジャンプが抜けてしまった!
抜けただけならいいが、同じ種類のジャンプを単独2つ跳ぶと、片方のジャンプの基礎点が70%減らされるという落とし穴(!?)がフィギュアの規定にはあります。
見た目は3フリップジャンプを堪えて着地した!ああ良かったなと思ったが、あとから採点を見ると、ジャンプの点がたったの4.08点。
ええ、何で?(@_@;)?……ああ~そっか、コンビにならなかったんだ~と。
もし違うジャンプの種類だったら坂本さんの高さと幅のあるジャンプ力で、いつものように大きく加点もついて最低でも6、7点以上はもらえたはずです。
ましてやコンビジャンプが成功してたら10点以上は軽くついていたでしょう。
演技終った後、コーチと抱き合った彼女の眼からは大粒の涙がこぼれました。
傍目にはジャンプミスがないように見えるのに、演技した選手は直ぐ分かります。
結局、このコンビネーションジャンプが、単独ジャンプになった事が金と銀のメダルを分けました。
本当に本当に惜しかったです。(>_<)
ジャンプの転倒でよく金メダルを逃す選手は、けっこう見てきましたが、このわずかなミスだと本当に気の毒でなりません。
「あの時、なんとか1回転でもジャンプを付けていれば70%にならなかった!」
「いや、最後の単独ジャンプをコンビにしてれば……」
とSNSでは沢山コメントがありましたね。
私としてもタラレバを言ってしまえば、坂本さん以外の他の選手にも同じ事が言えます。
「もしマリニンが4Aをを回避していたら、あそこまでジャンプミスの連発はなかったのではないか?」
「前走者の鍵山選手がジャンプミスを2,3度あったから、4Aを飛ばなくても、1つ2つミスしたって4回転のマリニンなら勝てたはずなのに」と。
自分が応援しているアスリートの辛い表情は見たくないので、ついついタラレバしてしまいます。
タラレバ言っても仕方ないのですが、こっちとしてはつい言いたくなるのです。
◇
で『タラレバ』ってどうして思っちゃうのかな?って調べてみたら心理学では『反事実的思考』ていうんだそうです。
『すでに起こった人生の出来事に対して、実際に起こったこととは反対のことについて、起こりうる出来事を考え出す人間の傾向』だとか。
う~ん、なんだか難しい。言葉にするとわかりづらいなぁ
(~_~;))
『もしあの時……だったら』
『もし私が……さえしなければ』
って良く思うけど、これはもう人間なら誰もが考える思考なのかなと。
それでね、タラレバって小説書く時も利用できるんですよ。
「このヒロインがもう少し○○だったら、こんな不幸にはならなかったろう。でもドラマチックにするには一回は、けちょんけちょんにヒロインを落としてからの方が面白いなあ」とか残酷なことをよく私は考えます。
そうです。タラレバは現実では『後悔先に立たず』ですが、小説を考えるにあたっては、いくらでもタラレバはプロット作りには欠かせない『反事実的思考』が必要です。
そう思ってこれからも私はタラレバをいってもいいやって開き直りました。
(~_~;))
ああ、なんだかまとめがへたくそで申し訳ありません。
とにかく今大会のフィギュアスケートは余りにもドラマチックで印象深いシーンが沢山あって、とっても見ごたえがありました。
※無理やり最後、小説にからめましたが少々無理がありましたね。
(~_~;)。
※最後までお読み下さりありがとうございました。




