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小説家になろう日記  作者: 星野 満


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本のある街、本がある場所

※今回は本が友達というくらい、本のある場所が好きだった頃の思い出です。

 ◇ ◇ ◇ ◇



「小説家になろう」に登録してから2年以上経ちました。


 おかげさまで、読み専から現在は小説を書いたりもしてますが、それまで二十年以上、小説を書くなんて問題外、小説を読むのもたま~にしか読みませんでした。



 逆に子どもの頃が一番、小説を含めて『本』を読んでいました。


 今もそうですが、子どもの時から私は、本のある空間が大好きだったのです。


 ツンとした本の独特の香りと静けさ。

 大勢人がいるのに、誰とも目線があいません。

 みなさん、本ばかり見てますので。


 そんなところが、子ども心を落ち着かせてくれました。


 特に十代から三十代前半までは、本のある場所へ自ずと足を運んでいました。


 よくいった場所は、小学生なら学校内の図書館。

 あとは近所の本屋さんか公立図書館。


 引っ越しする前ですが、小学低学年の頃、数名の上級生のお姉さんたちが連れて行ってくれた大田区にある図書館。


 この地域は高級住宅地で、当時凄いお屋敷が多くて私の近所とは雰囲気がまったく違って見えました。

 

 夏休み、そのおしゃれな図書館へ、皆と行くのがとても楽しみでした。

 

 よく覚えていないけど、図書館の帰りに美味しいアイスキャンディーを食べた記憶があります。


 図書館と併設していたお店があったのかしら。

 もちろんあの頃コンビニなどなかった。



 青い夏空──。


 麦わら帽子を被って、お気に入りのワンピースを着て、みんなと一緒にアイスを食べた。

 ショルダーバックには借りた本が何冊か入っていた。


 あの時どんな本を借りたんだろう?


「アンデルセン童話」かな? 

「ぐりとぐら」の絵本かな(笑)

 

 

 夏休みの楽しい思い出が蘇ってきます。


 キラキラしい幼い記憶が、未だにうっすらと老いた脳内に残存している。



 ◇ ◇


 

 高校生になると、親にたよらず一人で、遠出ができるようになりました。


 私は神田の古本屋街にもよく行きました。


 といっても、買いにいくのは決まってコミックと映画関係の本ばかりです(笑)


 それでも十代後半から二十代の頃が一番、普通の本を読み漁ってました。

 普通というのはマンガ以外の本、いわゆる活字全般です。


 文豪作家の分厚いハード本から、新潮文庫などの文庫本、童話や詩から、情報雑誌、経済誌、週刊誌、女性誌、映画誌、アニメ雑誌等。


 私が若い頃は情報を得るのは、テレビとラジオ、そして『雑誌』でした。


 スマホなどないから、映画の上映館探しも行き方も、ライブハウスのチケットも「ぴあ」の情報誌を隔週買って、外出する際は常に持参していました。



 休日になるとよく神保町の古本屋街へ行きました。

 古本屋街といっても新書の本屋さんもたくさんあります。


 まさに本屋の聖地です。


 ここは最寄りの駅からも電車に乗って1時間もかからず、行きやすかったこともあります。


 気候の良い時は、水道橋から神保町、神田、お茶の水まで徒歩でゆっくり散歩がてら歩きました。


 今だったらとても考えられないけど。(~_~;)。


 私の最終目的地(折返し地点)は常に三省堂本店でした。

 

 最後は必ずこの中にある、漫画と映画コーナーに寄りました(笑)


 駿河台下交差点の神田三省堂本店って、まだあの場所にあるのかな?

 

 あるのかな?って問うたのは、神田本屋街めぐりも既に二十年くらいご無沙汰だからです。

 

 それは何故か?


 一つは二十一世紀に入って、インターネットの普及でPCから検索して、古本を簡単に購入できるようになったからです。


 それまでは毎月、連載漫画の新刊がでると、神保町の書泉グランデで購入していたのに。

 あの本屋でコミックを買うと、必ずお洒落な(しおり)を店員さんが挟んでくれました。

 

 その栞が好きでした。


 たまに本箱を整理してて、古いコミックをパラパラ頁をめくると、書泉グランデの(しおり)が挟まれています。


 ああ、とっても懐かしいな~と思います。


 もう一つの理由は、小説をほとんど読まなくなったからです。

 

 年のせいか絵がない活字のみの本は、読んでいてとても疲れるのです。

 たまに映画のヒット作の原作は流行ってるから、となんとか読みましたがそんな程度です。


 

 気付けば、この何十年間、私は神保町も図書館も、つまり本のある空間、街の本屋さんすら行かなくなりました。


 

◇  ◇


 去年、近所の本屋さんが閉じました。


 気付けば、私の最寄駅から本屋さんは一軒もありません。

 今って紙の本が売れないんですね。


 小学校高学年からマンガの立ち読みしていた本屋さんだったので、さすがに閉めたのはショックでした。

 

 今更いっても遅いけど、もっとこの店でたくさん本を購入すれば良かったです。



◇ ◇



 でも、こんな私でしたが、この2年間、「小説家になろう」のおかげで再び小説を読み始めました。


 そのおかげで、近所の図書館も足繁く通うようになりました。

 それもこれも自分が小説を書くようになったからです。


 ずっと行かなくなった古本屋めぐりも、また春めいてきたら足を運びたい気持ちになっています。

 

 今年は新たに東京都内の図書館めぐりをしてみたい。



 本のある空間は大好きです。(*^。^*)

 

 どうかデジタル社会に移行しても、紙の本がある場所を残しておいてほしい。


 久しぶりに図書館へ行って感じたのは、雑誌の種類がだいぶ減ったことです。

 雑誌置き場の空欄がたくさん見受けられました。

 

 

 この先、本のある場所も古本屋街も、消えて欲しくないと心から祈るばかりです。


 最後までお読み下さりありがとうございました。

 m(__)m




 

※またしても1500文字越えてしまった。

m(__)m

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― 新着の感想 ―
星野さんの小さい頃の思い出や、どうやって巡っていたか、東京のほうはあまり行ったことがないですが、こんな感じで巡ったのかなぁと想像しながら読ませていただきました♪ どうして小さい頃の思い出って断片的では…
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