表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
小説家になろう日記  作者: 星野 満


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

26/40

才能とは何だろう?

※ 2025/5/5 修正済み

※ え、イイネが増えてる(@@)!とても嬉しいです。

 読んでくれた方、イイネやポイント入れてくれた貴方様。ありがとうございます。


 ◇ ◇ ◇


『才能』とは何だろう?


 辞書を紐解くと「物事を巧みになしうる生まれつきの能力」とある。


 はあ、才能って生まれつきの能力なんだ。


 では、小説家の才能とは何だろう?


 試しにネットで「小説家にとっての能力」「小説家の才能」と検索して調べてみました。

 ざっと羅列してみます。


 ・手隙の時間に憑かれたように小説を書いてしまう能力。

 ・正しい日本語で文章がかける能力。

 ・原稿用紙何百枚も書くのに抵抗ない人。

 ・時を忘れて書くことに何時間でも没頭できる人。

 ・読者を驚かせる想像力豊かな人。

 ・小説が好きな人。

 ・物語を書いていて楽しい人。


 とまあ、たった数分検索するだけで色々と出てきました。

 個人的にはどれも納得した回答でした。


 ◇ ◇


 何故、自分が『才能』というワードに興味を持ったのかというと、最近あるなろう作家さんと、少々やり取りをするようになったからです。


 その人は、まだなろう作家デビューして2ヶ月も間もないのに、短編作品やエッセイで、ランキングのベストテンに続々と入るくらい優秀な方です。


 しかし本人いわく「自分には才能がない」と本人は言うのです。



 はて?──何を根拠にそういうのだろうか?


 逆に私の作品に対して「才能がある」と嬉しい事を仰ってくれる。


 いやいや、「才能がある」なんて言われた事が殆どない人間だし、とてもこそばゆかったけど素直に嬉しかったです。



 私のどこに才能があるのかというと、その人がいうには


「何か書きたいという、ほとばしる情熱があって、代表作が書ける人」という意味で才能あるというのです。


 なるほど──。


「何か書きたい!」

「ほとばしる情熱」

「代表作」か。


 ふむふむ……確かに今の私は、何か書きたいとは思っていますね。


 ほとばしる情熱はどうだろうか?


「書いていて楽しい!」「書いている時は夢中!」という気持ちは「ほとばしる情熱」と言い換えてもいいのかな?


 最後の代表作はね。

 

 確かに作品欄に代表作とチェック項目入れました(笑)

 

 代表作にしたのは、一番文字数が多い作品&ポイントが一番高かったものを入れました。

 

 とはいえ、私のささやかなポイントなど、その人と比較したら雲泥の差ですけどね(泣)


 まあ誰もが何作か書けば、その中のどれとどれを比較して代表作は自分で決めれますよね!(笑)



◇ ◇


 この「小説家になろう」は大勢の「何か書きたい!」という人の集まりだろうから、その点ではなろう作家さん、投稿している人は「才能ある」という事なんだなと納得しました。


 ただ、何より私が不思議だったのは、その人は「何か書きたいものが無い」のに投稿しているというのです。


──え、そうなんだ?


 ならばどうして、ほとんど毎日小説を投稿できるのだろう? 書きたいものがないのに書ける、もっと凄くない? と不思議に思い私は、その人に改めて興味を持ちました。


 なので、その人の最初のエッセイを何作か読んでみました。

 

 エッセイを読むと、なろう投稿は「文章力向上のため」とありました。


 なるほど文章力向上のためなんだ……と。

 

 しかし皆さんその人って、とても凄いと思いませんか?


 文章力向上の為と投稿を初めて、ひと月も満たない内に短編やエッセイに週末ランキングや高いポイントが何作も付いているのですよ!


 読みやすく完結明瞭な文章、しっかりした国語力。


 何作かの短編も読みましたが、くすっと笑えるキャラクターの魅力。タイトルの妙。読みやすくさらっとした読後感。


 もうすでにこの人は、優れた文章力は十分に持っていると私は思いました。

 

 

 自分には逆立ちしても出来ない事をしているのです。


 

 これは『才能』という以外、他に言いようがないのではないでしょうか。


 自分に才能がないというのは、彼女(彼)には申し訳ないが納得できかねます。


 多くのなろう作家が無し得なかった事ができたのですから、大いに「自分には才がある」と自信を持っていいと思います。


 

 短編・長編・エッセイ何でもよい。

 自分の長所に気づいてそれを活かしていく。

 

 この先も書き続けていけば、更に文章力は向上するでしょう。




 私もその人のおかげで、自分にも書く才能が少しはあるのだなと気づかされた次第です。


 “気付き”って本当にありがたいものです。

 自分では意外とわかりませんからね。


「小説家になろう」投稿1年2ヶ月ほどですが、なろう作家さんたちとは、ほとんど交流がなかったので、この人との返信交流は、とても有意義で新鮮な出来事でした。


 本当にどうもありがとうございます。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ