短編を書き終えたが、コメディは難しい
◇ ◇ ◇
昨日、久々に悪役令嬢物の短編「こんなはずではなかった!」を投稿できました。
この作品は1日で一気に書き上げました。
今までこんなに早く書けた作品はなかったので、我ながら驚いています。
もし気が向いたら読んでみて頂けると幸いです。
正直にいうと連載終わったばかりで短編書く気はなかったのです(笑)
しかし私の(今、書いてる)「小説家になろう日記」の『悪役を書くのは難しい』に感想をくれた、なろなろさんのアドバイスのおかげです。
なろなろさんが言うには「悪役を主役にした短編を書いてみたらどうか?」との提案でした。
なるほど、ほんまもんの悪役を主役にか~!
彼女の発想は私には考えが及ばず、ユニークだなと思いました。
お世辞に聞こえたら申し訳ないが、さすがデビュー間もないのに1万ポイント達成する人だわ、と感心もしました(笑)
なろなろさんが「レビューを貰えた!」と歓喜した作品も読んでみました。
これ⇒「悪役令嬢に正真正銘の性悪女が転生したようだ」
うんうん、さすがレビューがつくだけあって面白い。
具体的な感想はネタバレしちゃうから省略しますが、コメディタッチの作品。
悪女だけど文体全体が、良い意味でおバカっぽくてヒロインに不快感がなく尚且つ可愛らしい、というのが私の感想です。
もし興味を持たれた方は、ぜひ読んでみて下さい!
◇ ◇
よく巷で言われるが、コメディはとても難しいですね。
コメディを書いた人はお分かりだろうが、シリアスより難しいです。
私はクラシック映画が好きなので、洋画の“スクリューボールコメディ”作品に憧れてます。
ルビッチやキャプラ、ワイルダー等々偉大なる監督たちが作った元祖ラブコメの王道。
洒落た会話のテンポやノリ、意外な設定、紆余曲折な男と女のドタバタ劇等々。
コメディ・タッチって言うは易しですが、自分で書くと、いかにセンスが重要か身につまされます。
しかも眼で見ればわかる『映画』や『漫画』あと『演劇』もか。
これらならまだしも『文字』だけで人を笑わせるのは大変だと思います。
自分も、シリアスでも一応コメディ要素は挿入してますが、果たして読む人が「クスッ」とでも笑ってくれるかどうかは疑問です。
逆に言うとこの先、作品を書き続けて試行錯誤をしていけば、少しはセンスが出てくるといいなと思う。
結局、なろなろさんがアドバイスしてくれた『悪役を主役にした短編』は先延ばしにしました。
誠に申し訳ない (~_~;)! 悪い女のインスピが出てこなかった!
それでも、夜中に突然、別のインスピが湧いてきて好きな悪役令嬢ものを一気に書けたのです。
なろなろさんには感謝です!
★ まとめ
今回、短編が早く書けた理由。
・ほぼ情景描写を書かなかった。
・主に二人だけの会話形式。
①二人のセリフを序盤だけダーッツと書いた。
②中断飛ばしてラストの会話を先に書いた。
③心理描写。(これがないとまるで脚本を書いてるようだった)
・インスピレーションは偶然。
寝ようとした途端、頭の中で『年金受給者を悪役令嬢にしたら面白そう!』とピンと来た。
※ 連載なら老女が異世界に来たシーンを詳細に書きたかったが、短編のため序盤から王子と老女の会話劇に徹した。
★ ここからは余談。
作品を書く時に、なろうの皆さんは何を一番楽しく書いてるのでしょうか?
私は作品の中でモブキャラたちの『会話』が一番好きです。
逆に情景描写や場面転換などはとても難しくて苦手。
いつも頭を悩まして、うんうんと唸って書いています。
話に煮詰まると、最近は好きなプロ作家の作品の模写練習をします。
模写すると、その本を目で読むよりも文章力が身につく感じがします。
まあ、これも購入した『小説入門書』の受け入りです。
後、もう一点気が付いたことがありました。
作品を投稿した後は不思議と、以前投稿した作品も読んでくれる人がいるみたいです。
アクセス解析で確認するとPVやユニークの棒グラフが、過去の日より伸びてます。
中にはがっちりと固まっていた、評価やリアクションまで増えたりしてました。
これはとても嬉しいものです。
ありがたい事なのです。
やはり、なろう作家は作品を継続して書くということが、何より大切だと私は思いました。
拙くともコツコツ書いていけば、それなりに読んでくださる方がいる。
そう信じて次の作品にとりかかります。
最後に今回の短編「こんなはずではなかった!」を読んで下さった方、ブクマや評価までしてくださった方、大変ありがとうございました。
未だ見てない、異世界恋愛好きな方は試しにさわりだけでも読んでくれたら、とても嬉しいです。
どうかよろしくお願いします。
貴方様のおかげでまた次回作頑張ります。
最後までお読みくださりありがとうございました。




