長い短編はスクロールが大変!
※4/6 修正しました。
◇ ◇ ◇
※ 今回は短編投稿の振返りの内容です。
先日、ようやく久しぶりに作品を投稿できた。
「ムーンライト・ノベルズ」の春の短編祭の参加作品。
この短編祭があったおかげで、なんとかボツにならずに投稿できた。
実は、短編とは類似した長編の下書きを30話くらい書いていたが、どうしても“エロシーン”が難しくて頓挫していたところ、3月中旬から春の短編祭の応募を目にして、せめてせっかく作ったキャラクターの「ふたりの愛の思い出」だけでも短編として残そうと、なんとか完成させることができた。
19,000文字の短編。
これでも随分削除したのにもかかわらず、この文字数なのだ。
主に二人だけしか出てこない物語でね。
いかに私は完結明瞭に書けないのか、それとも修飾語がやたらと多すぎる、文章ダラダラ書くのが好きかが分かった。
小説というのは書けば書くほど飾り立てたくなる。
これは自分の欠点だ。
意識的に直していかねばならないだろう。
それでも“なろうサイト”のおかげで、初の短編作品が投稿できて私は非常に満足した。
何よりも書く意欲が、久しぶりに蘇ってきて嬉しかった。
やり切ったという感覚は苦労して書き終えないとわからないものだ
作品を作るまでは見直しや修正等、四苦八苦するがなんとか完成させると喜びもひとしお。
「なろうサイト様、どうもありがとうございました」と1作書き終える度に私は感謝している。
◇ ◇
今回短編を書いて気付いた事がひとつあった。
それは『長すぎる短編は修正する時スクロールが大変だ』という事。
マウスでスクロールしてもしても、修正する箇所が見つからない。
しまいには中盤以降の部分の見直しや修正するのが嫌になった(笑)
これまで私は長編連載ばかり書いていたので1話が最長でも3500~4000文字だった。
この文字数なら楽にスクロールできる範囲内。
修正も追加も削除も楽だ。
だが2万文字近くなると、行けども行けども中盤以降の修正したい文段に辿りつかない。
もしかしたら、私はなろうサイトの使い方が分かっていなくて、もっと楽に修正したい段落にパッと瞬時に行けるのかもしれない。
もし、それを知っている人がいたら教えていただきたいものだ。
今回は勇気をだして感想欄を開けてみよう。
どなたか、もしも良いアドバイスがあれば教えてください。<(_ _)>
そこで思いついたのは投稿する短編を、修正する時に全文は見ないで、それぞれ6章に分割して下書きの方にコピペした。
その1章1章ずつを手直しすることにした。
6章に分けると全文が19,000文字なので1章は3160文字。
これなら楽に修正・訂正ができた。
全ての章が修正・削除と手直ししたものを最後に全文にコピペして合体させる。
そして投稿──。
分割したおかげで3月末にぎりぎり投稿できた。
だが正直疲れた──。
私は面倒な事は嫌いなので、今後は短編作品はせいぜい1万文字以下にしようと決めた。
投稿作品を書くときは、ウィンドウズのワードとか利用せずに、なろうサイトにダイレクトに入力してる。
他の人たちはいろんな手法を使っているのかもしれない。今度はそういったエッセイを検索して参考にできるものはしようと思う。
それでも最初は、このなろうサイトの入力ですら難しかったのだ。
初心の頃と比べれば慣れてきた。
「習うより慣れろ」という言葉はまことに的を得ている。
◇ ◇
短編を書き終えて閃いた事もあった。
この作品のために書き散らした下書きを見て削除したシーンが大幅にあった。
削除シーンをこのままゴミ箱に捨ててしまうのは少々勿体ない気がした。
そこで思いついたのは、この短編で書いたムーンライトの夫婦の設定だけを、なろうの本サイトでも長編にしようと思った。
通常のなろうのホームとムーンライトのXユーザーホームに両方登録した人は分かるだろうが、作者のマイページはなろう本サイトに投稿したものしか見れないのだ。
(考えてみればよくわかるけど。)
当初、私は全て自分が投稿した作品は、作者名をクリックすれば、そこから投稿した全ての作品を他の人も見れると思っていた。
だがそれは間違いで、あくまでも管理者(私)だけしか、ムーンライトに投稿したものは見れないという事がようやく分かった。
( 考えてみればムーンライトは、ユーザー登録&XIDの発行が必要なんだものね。)
まったく私は直ぐにパッとは思いつかない。
だが、逆にそれが良いとも思った。
ならば本サイトにもムーンライトの短編を載せてもいいのではないかと。
もちろん、ラブシーンはR18で書いたラブシーンは規制がかかるため、大幅にあっさりとした内容に変更しなければならないが。
元々長編をストックした作品は妻は主人公だが、夫は脇役の設定だった。
つまりこの度の夫=三角関係の当て馬側だ。
元は夫婦が別れた後に、別の男と妻が添い遂げる話を描いていたのだ。
だが、肝心のエロシーンへ進行がなかなか進まない。
(ひぇー、それが描きたかったのに!)
こうなったら、もう「ムーンライトノベルズ」には投稿しないで、本サイトに移行した方が早く書けると思いついた。
はあ、結局ムーンライトはこの一作で終わりそうな予感がする。
だが曲がりなりにも勇気をだして「ムーンライト・ノベルズ」に投稿して良かったと実感している。
去年の秋以降、書く意欲を失っていた私の気持ちが前向きになれた。
煮詰まった時は少し休むのはいいが、下手をすればそのまま止めてしまう可能性が私の場合はある。
時にチャレンジ&トライ?は必要だと思った。
約半年離れると小説の書き方すら忘れてしまう。
拙い作品でも、継続して書き続ければ読んでくれる人が一人や二人はいるのだ。
その方々から勇気をもらったから、去年は60万字以上の長編もかけたのだろう。
それにしても今書いてる「最後の夜は甘いキスで貴方とさようなら」は、ズバリ、ラストシーンをタイトルにしている。
この作品はタイトルを見ればすぐにわかる。
とりあえず、今回の短編は19,000文字もあるから、本篇では15話くらいの長編にする予定。
元があるものは、それほど難しくはない。
完結している作品は非常に精神的に楽な気持ちで投稿できる。
初の投稿した「クリソプレーズの瞳」は完結は頭に描いてはいたものの、中盤がどこまで続くのか見当がつかない不安と戦いながら、毎日必死で書いていた気がする。
今回のタイトルとは全く関係ないが、コリンヌという名のヒロインは仏蘭西のクラシック女優からもらった。
コリンヌ・リシェール嬢、とても可憐な女優さんだ。
「格子なき牢獄」で有名な女優。
日本でも人気のある女優らしい。
らしい、というのは残念ながら、私は彼女の作品を1作しかみてないので人気女優かどうかがそれほど理解できない。
といっても私の好きなクラシック女優は、ほとんど1930~から1950年に活躍した方ばかりなので自分はまだ生まれていない。
偉そうにいっちゃったが、現実のコリンヌ・リシェール嬢と、作品の中のコリンヌとは性格はかけ離れているが、今回の村娘の外見のイメージは彼女をモデルにした。
華奢で幸薄そうなイメージが、本人が28歳で亡くなってるせいか、彼女のスチール写真を見ただけでも、この女優さんにはぴったり合うと思った。
また、私が書く異世界ものは、おこがましくも洋風クラシックが舞台なので全て銀幕の男優と女優を意識して書いている。
好きな俳優は大勢いて書ききれないが、しいていうならば女優は「イブの総て」が有名なベティ・ディヴィビス。
「風と共に去りぬ」「哀愁の」ビビアン・リー
男優なら「エデンの東」ジェームズ・ディーン、「真昼の決闘」ゲイリー・クーパーである。
好きな監督は「哀愁」「心の旅路」のマービン・ルロイ。
「或る夜の出来事」のフランク・キャプラ。
洋画のクラシック映画自称オタクなので、きりがないほど話せる(ここでは書けるか)。
私は星の数ほど1人1人彼等の事が書けるくらい好きな俳優や監督は多い。
そもそも私が作品を書こうと思ったきっかけのひとつは、今まで見た映画やドラマ、漫画や演劇や小説などのオマージュの為だ。
これらの感動したり、感銘した作品を私なりに昇華してミックスできれば最高に御の字だろう。
愛すべき作家や俳優、監督、脚本家、演出家等々。
そして青春時代に愛した少女漫画家さんたちへの感謝の意味を込めて、作品をこれからも書いていきたい。
またしても長いエッセイになってしまった。
ここ迄読んでくれてありがとうございました。




