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小説家になろう日記  作者: 星野 満


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13/40

物語に煮詰まった時は……


◇◇◇◇


 早いもので8月も終わりです。

光陰矢(こういんや)のごとし」と昔の人の言葉って響きも綺麗だし、比喩がカッコいいです。

小説を書くようになってから「言語とは比喩」というくらい比喩の必要性を感じています。


 それにしても1年が早い。

普段の毎日がダラダラ過ぎていくにも関わらず、あっという間に夏が来て秋が来る。

今週は日本列島を台風が直撃しています。

台風って9月だと思ってたけど……(^_^;)

ここ昨今の異常気象は怖いです。

どうか雨風の被害が最小限でありますように。

心からご祈念しております。m(_ _)m


◇◇◇


※ はじめに言っておきますが、この先は自分に問いかける内容ですので、余り面白い内容ではありません。

あくまでも自分の気持ちを整理するために書いてます。読んでも支離滅裂なので読まないことをおすすめします。

お暇な方だけどうぞ。

なので“デスマス”してませんのであしからず。

m(_ _;)m


◇◇


 ああ〜小説が書けない、煮詰まってしまった!

なんとかならんかい!


 先日2作目の10万字中編連載を完結したが、最終回があっけなかったので、主人公の結婚後の番外編を今、少しだけ書いた。

3話くらいの番外編で終わらせる予定だった。

2話まではスイスイ書けたけど、現在、最後の3話目で物語が煮詰まってしまった。

はぁ……困ったもんだ。(;´∀`)


 一応、番外編の3話完結の大まかな筋道の短いプロットはメモした。

1話 ヒロイン(妻)の料理

2話 主人公の演奏会(過去世の繋がりを描き出す)

3話 子供が出来る


1話と2話を丁寧に書きすぎたせいか、3話の子供の話しがとんと書けない!


 いや、書こうと思えば書けるよ。(。・_・。)

書けるんだけど何か自分で書いててつまらない。


 今、どこのシーンをメインに描きたいのか?

子供が出来た時だって、あなたさ〜色々あんのよ。


 お腹に子供が出来た時?

いや、産まれたばかりの時?

いや、すでに子供は大きくなって2人目がお腹に出来た時か?


ほら、色々あるじゃーん!


あと子どもは1人?双子?

人数どうするのよ?


ああー! わ・か・ら・ん!

ここでキーボードを打つ手が止まった。


 最初は“妊娠発覚で夫婦が喜び合う”

あ~良かった良かっためでたしめでたし!

で閉めるつもりだったわ。


自分としては「妊娠と出産」

これが一番異世界新婚家庭のイベントの定番だと思ってる。


けれど何ですかね〜?


 あなたさ〜確か処女作の最終話でも同じシーン書いたよ!

またしても同じシーンを書くのもつまらなくなあい?


ねぇ、飽きるよね、書いててうんざりしない?


「うん、確かにつまらんな、違うの書きたい!」

ともう一人の自分が言うわけさ。


 だから煮詰まっちゃった!

予定では今日中に、番外編完結するはずが中断してる。


 いや、ここはなんとしても、今週中に終わらして来週からは、別の作品を私は描きたいんよ。


──なんとかして!


 なんとかって言ったってさあ……なにに悩んでんのよ!大した内容じゃないくせに。まぁ質問してみなさいな?


うん、私が思うに連載小説は1話の中でも「転」を入れたい!

「対立と葛藤」がないドラマは駄目だと、昔シナリオ教室に通ってた時に言われたな〜とか思い出す。


「対立と葛藤」たってあなた、もう主人公は結婚してハピエンしちゃったのよ!対立も葛藤も終わらせたの。

だったら番外編なぜに書いたのよ?


「えーだって書いてる内に、キャラに結婚生活の楽しさを味あわせたかったからよ。」


だったら別に対立と葛藤なんていらないで、夫婦の日常書けば良いのよ


「うん、そうだけどさ……」


 何悩んでんのよ? だいたいあなた、話がいつも長すぎよ。すぐあっちこっち脱線するし…だから駄目なのよ!


「そんなこと。言われなくても、自分でもわかってるわよ、書いている内にどんどんエピソードが増えていくと文字数がやたらと多くなる。せっかく試行錯誤した文章を削除する哀しみを、感じながら書いてるの!〜ヾ(。>﹏<。)ノ゛✧*。」


 はは、やはり君は取捨選択が不得手だな。

まあ、文章が足りないよりはマシだけどな。

消せばいいだけだ。


と、私の中の何人かがダメ出しをする。


「ああ、もううるさい! あんたらさあ、グチャグチャダメ出しばかり言ってないで煮詰まった時のアドバイス下さいよ!」

と、だんだん私はキレていく!


◇◇◇


 もともとこの作品は、“生真面目な男が運命に振り回されて、翻弄されるコメディ”を軽く書きたいなぁと、気軽に思い付くまま書き始めたの。

だからだんだん意図してない出来栄えになった。

ちょっと重いし、動物を殺傷させたしね。

ストーリー上仕方なかったけど。


まぁ、それでも上手くいったとは思えないけど、書き上げて気がついたことはあった。


なにさ?


 それは、短編よりも長編の方が自分はキャラに深みを感じたのよ。

まあ、沢山話数に主人公を何度となく登場させれば、嫌でも薄っぺらい平面の紙人間キャラが、立体的な人間になってくるのよ。

それに自分が作ったキャラだからより愛着はわく。

このヒロインやヒーローを幸福にしてあげたいと思うよ。


そんなの当たり前よ!(・_・;)


はいはい、悪かったわね。


本題に戻ろう。今日の課題の結論。


自答問答したおかげで少し整理出来たわ。



◇◇◇


 2人目の子が生まれることにする。


3話の締めは、「前世」に関連付ける。


つまりミケ猫を登場させる。

さすれば夫婦の危機をストーリーに落とし込む。


 ふと思ったけど、かわいい子供の幼児言葉を書きたい!

ならば、赤ん坊以外に幼児を最低でも4歳程度にする(4歳と設定したのは自分が話した記憶は4歳だったから )


病院のお気に入りの“瞑想老人キャラ”も久々にご登場させよう。

そして無事に出産までこぎつけるとな。


そうそう、煮詰まった時は、好きなキャラを再登場させると楽よね\(^o^)/。


よし、これで頭の中のプロット(青写真)は書けた!


◇◇


 とまあ、こんな感じで整理するとどうにかなる。

それでもまた書いてて煮詰まったら、とりあえず食べて寝る。 

気分転換する。祈る。

漫画やアニメ、映画、その他気晴らしする。

でまた、書く。


 最後にどうしても煮詰まったらとりあえずつまらなくても書く、書き上げる。

投稿はともかく1話を完結させる。


◇◇◇


 それでも駄目なら最後の切り札は

「小説書くのと究極の◯◯と比べろ!」

これは精神的にとても効く!


 その時の呪文は「バロック建築の設計図を描くより、小説の方が()()()だろう! だからあーだこーだ言わずに先ずは書きなされ!」

と自分に悪魔の如く言い聞かせる。


そうなのよ〜、自分は子供の頃から絵を描くのは好きだった。

落書きでも風景画でも漫画でも、下手なりに絵を描く事は好き。


 苦手なのは工作なの。

定規で何センチ測ったり糊付けしたり貼ったり切ったり乗せたりする簡単な工作すら駄目だった。


要は手先が不器用だったんだな。

完成作は見るも当てられない酷いモノだった。

(・_・;)


“立体的なモノ”を作るのがとても苦手。


だから建物を作る大工さんや建築士を超尊敬している。

この世の全ての大建築に敬意すらある。

目の前にしたら拝みたいくらいだ!


 今、異世界小説の資料の参考にバロック建築の写真付きの本を読んでるが凄すぎて怖い!

(@_@;)!

バロック(歪んだ真珠)建築って人間が作ったとは到底思えん!

あんたら宇宙人やろ?


 ベルサイユ宮殿の鏡の間とかルーブル宮殿とかさ。

昔の人ってどうしてこんな荘厳で、煌輝らしい豪華絢爛な建物を造ったんかなぁ!!と


 設計図からして凄いよね〜。

それもあの時代は手描きだもの。

 1つの建物の外観を造り内装に施し、何十年も壁画を描いたり柱に彫刻を掘ったりと、とにかく緻密な作業を、手間暇かける。

気が遠くなるような時間じゃないの?

一生分かけても完成途上で亡くなる建築士もいたんだろうな……。


 とまあ、何が言いたいかというと自分では逆立ちしても出来ない事を頭に浮かべれば、私の拙い小説書くのなんて“屁の河童”と思えば書けるわけ。


 だってペンと紙だけでも小説は書ける。

「なろうサイト」にスマホなり、PCでキーを打てばいいだけ。

上記に比べたら信じられんくらい、すごく簡単なんよ。


◇◇◇


ええ、今回は自分問答でしたので、もしも、ここまで最後まで読んでくださった方、申しわけないですわ。


本当に、貴重なお時間割いて頂きありがとうございました。

m(_ _)m

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― 新着の感想 ―
おぉ〜、こんな感じで書けないときは葛藤してたわけですね〜♪ ちなみにこれはなんという作品の番外編のお話ですか? そこまで突き詰めて色々考えれるのはある意味凝り性というか、プロの感じなのかもですよね♪…
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