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配信テイマー、我が道を行く!〜戻って来いと言われても知りません!僕は大切な仲間と一緒に冒険してるんだから!  作者: ゆん。
第五章

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少年テイマー、袋の中身に驚く

「ティム先生、ここだ!」


「はい!早速確認しましょう!」


 僕とラルフさんは大袋に近づく。本当だ、何かが入ってる。


「先生、早く開けよう!きっと奴らに捕まった何かが入ってるんだ!」


「待って下さい!レル?あの中に危ない物は無いかな?」


「わん?わふー!」


 まずはレルに調べてもらおう。レルは袋の周りをぐるっと回って匂いを調べたり、足でツンツンと叩いてるよ。



「わふー!わん!」


「ありがとうレル!ラルフさん、問題無いみたいです。」


「分かった。開けるから短剣を貸してくれないかな?」


「はい!」



 僕は短剣をラルフさんに渡し、彼はそれを使って袋を縛る縄を切った。



「あ、開けるぞ。」


「は、はい。」


 ドキドキしながら、中身を調べる為に袋を開ける。中には何が入っているのかな……。


「えいっ!」


「ひゃっ!?た、食べないでー!?」


「うわっ!?」


 ラルフさんが何かに突き飛ばされた!僕はブレードを持って、中から出た物を確認する。










「えっ……君は……?」


「こ、来ないで!ミーは何にも悪い事してないよ!」


 そこに居たのは……黄色い髪の女の子だった。彼女を見るとそこには、ピコンと動く獣の耳と尻尾がある。




「ミーは悪い子じゃ無いよ!別に変な物撮ってないよ!」


「ちょっと待って、落ち着いて下さい!僕達は何もしませんよ!」


「えっ?」


 女の子は僕達の顔を見て、きょとんとしていた。


「わ、悪い人じゃない?あなた達はだれ?」


「はい!僕はティム、こっちの人はラルフさん!悪い奴らをやっつけた時に落とした袋から、君が出てきたんです!」


「ティム…………ああー!」


「な、何ですか?」



 彼女は僕の手を握り、上下に動かしていた。


「ティム!ティム!会いたかったよ!ミーを助けに来てくれたんだね!」


「えっ!?」


「先生、もしかして知り合いか?」


「いえ、知りません!ちょっと落ち着いて下さい!」


「こら、先生から手を離しなさい!」


「やーだー!」


 彼女は僕から手を離そうとしない。何この状況!?理由が分からないよ!そして僕は手を強く引っ張ると、彼女は声を上げたんだ。





「ティム!ミーは知ってるよ!グランド王国で魔王と戦ってたもん!ミーその場面見て、しっかり配信したんだから!」













「「はい!?」」


「だから、ミーは一度ティムに会ってるの!格好良かったよ!君はミーのパートナーになるの!」


「ちょっと待て!それじゃ最近流行ってるあの配信は君が出したのか!?」


「うん!見てくれたの?ありがとうー!後でサインしてあげるね!」




 は、話が理解できない!何だろうこの人、それに配信って……。




「お前達、早くこの場を離れるぞ!奴は逃げたが、もしかしたら他にも仲間が居るかもしれない。さっさと行くぞ!」


 ロットンさんの声だ!確かに、こんな山道で止まってるのは危ないよね。




「と、取りあえず移動しましょう!街について落ち着いたら、話してもらえませんか?えっと……ミーさん?」


「うん!ミーはいい子だから、一緒についてくよ!」


 よかった……ようやく手を離してくれたよ。










「ロットン、どうすんだこれ?明らかに試験どころじゃないだろ?」


「とにかくまずは街だ。そこで考える。ここで話すよりは安全だろ?」


「そうだな。なら早く行こうぜ!」


「ああ。」


「かめー。」


 ラルフさんはタルトを背負い、ロットンさんと二人で前に出て歩き出した。僕達も早く行こう!



「ティム!早く早く!置いてっちゃうよ!」


「ま、待って下さい!」


 僕は女の子……ミーさんを追いかける。何だかこの試験、一筋縄ではいかなそうだよ……!



今回も読んで頂き、ありがとうございます。続きが気になる、面白かったと思って頂ければ幸いです。もしよろしければ、ブックマーク、評価を入れて頂ければ嬉しく思います。


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