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配信テイマー、我が道を行く!〜戻って来いと言われても知りません!僕は大切な仲間と一緒に冒険してるんだから!  作者: ゆん。
第十一章

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本戦終了!それぞれの感想

「これにて本戦は終了なのじゃ!いよいよ次は決勝戦なのじゃー!」


「まさか今からやる気か!?皆疲れてるだろ!」


「今からはやらないのじゃ。詳細はルーに任せるのじゃ!」


「はい!では、行ってきますね。」


 第四回戦が終わり、本戦の内容は全て終了。ルーは決勝戦に向けての説明を行う為、もう一度闘技場に降りていった。



「んじゃアタシ達は一杯やるとしようか!手に汗握る戦いを観てたら腹が減った!」


「実に良い提案だ!この街の特産品を頂くとしよう!」


「お二人とも楽しそうですな。では私も付き合うとしましょう!」


 ドレイク、シンマ、そして剣聖ガイア。三人は今後の予定を立ててくつろぐのだった。















 ◇◇◇


「皆様お待たせいたしましたー!これにて本戦は全て終了になりますー!」


「お!来たか、皆説明が始まったぞー!」


 一斉に参加者達が空を見上げると、映像に映し出されたルーの姿が映っている。彼女はペコリとお辞儀をして話し始める。




「病院に居る方、観客席に居る方も聞けるように、配信映像でお伝えしておりますー!

 まずは合格した皆様方へ一言……おめでとうございます!この勝利は大きな名誉になるでしょう!誇って下さい、貴方達は強い!そして更なる高みへ登るチャンスを得たのです!」


「「「「「「「「「「おおおおおおおおおおお!!!」」」」」」」」」」


 激励の言葉に盛り上がる参加者達。ルーは更に言葉を続ける。






「決勝戦は今から一週間後に行います。それまで体を休めて、観光も楽しんで下さい!折角ここに来たのです、楽しむ事も忘れないでくださいねー!」


「ルー!今から皆でおやつ食べるのじゃ、もうすぐ終わりそうかの?」


「お嬢様!?もう、まだ話してる途中です、魔王の威厳が台無しじゃないですか!

 ……そ、それでは皆様、お疲れ様でした!また決勝で会いましょう!」


 そして映像が終了、それぞれが一度解散の流れになる。宿に帰る者、観光を始める者、一度病院に行く者、皆で一斉に動き出した。













 ◇◇◇


「終わった終わった。俺達は皆合格だー!」


「次が本番だね!ミーわくわくしちゃうよー!」


「浮かれてる暇は無いぞラルフ。お前は準備しとけよ?……俺はまず検査を受けて来るか。まさか撃たれるとは思わなかった。」


「ワシも行くぞロットン!骨に弾が詰まって無いか確認しておくのじゃ!」


「びー!びー!」


「びー君お疲れ様です。わ、私はティム様の病院に行こうと思います。心配ですし……」


「じゃ別れるか。ラルフ、今日の飯は豪華にしてやるよ!」


「本当!?楽しみにしてるよ!」


 ラルフ達は一度解散。ラルフ、ミーはのんびり休息。ロットン、リッチ、びー君、サキ。四人は別々に病院に向かう事になった。そしてもう一人……




「ハァハァ……私はスイーツを食べに行こうかしら。疲れた分はたくさん食べるわよー!」


 レニーは財布を取り出して、街の中に消えていった……。










 ◇◇◇


「まさか……まさかティムが負けるなんて思わなかったっす……ギルもそう思うっすよね?」


「仕方あるまいサリア。一騎打ちをした以上覚悟はしているだろう。後悔は無い筈だ。」


「俺達も、彼らは決勝に来ると思っていたんだが……」


「おにいちゃん、ならびょういんに行こう?ティム達はそこにいるよね。」


「ああ!彼らには一言、あの時の謝罪を伝えたい。俺達は病院に行くが、二人はどうだ?」


「ならば別行動にすると良いだろう。我らは次の準備を始めるつもりだ。……レイン、レイ。お前達との協力で本戦に勝てたのだ、礼を言うぞ。」


「こっちもさ。じゃあまた会おう!ありがとう、サリア、ギル!」


「またね。ばいばい。」


「……ええ!お互い頑張りましょう!最も、勝つのはあーし達ですけどね!」



 一方サリアとギルは決勝への準備に取り掛かり、レインとレイは病院に向かう予定を立てていた。









 ◇◇◇


「わん!わん!」


「ギョッギョッ!」


「うけー!」


「……何を話しているのでしょうか?」


「ぼ、僕も全部は分からないけど、ご飯食べたいんじゃない?」


 場所は変わって、ソード達の話し合い。二回戦が終わってから、観客席に移動していた五人はのんびりと話をしている最中である。


「わん……。」


「うけー。うけー!」


「わ、わん!わん!」


「これは分かるよ!ティムの事は心配無いってシロメがレルに伝えてるんだ!」


「アオハさんもシロメさんの言葉が分かるのですね。」


「シロメは家族みたいな物だからね。自然と分かるようになってたよ!」






「これがパートナー……俺も負けられません!俺はこの決勝で優勝するんです!」


「わん!わん!」


「うけー!」


「僕もー!」


「ギョッギョッ!」


 ソード、レル、アオハとシロメ、最後にサハギン。仲を深めた五人は互いに優勝の決意を述べていた。



「わん!わん!わふー!」


「うけー。」


「そうだね、後で皆で病院に行ってみよっか!」












 ◇◇◇


「あの一撃は痛かったな。見事なもんだ、このオレ様を脱落させたんだからな!」


「僕達も全力でやりました。勝てたと思ったんですが……」


「実際は引き分けだったな、もっと鍛えると良いぜ!……お、配信じゃないか。見てみようぜ。」











「思ったよりは生き残ったな!奴らで決勝戦かー!」


「始まるのは一週間後みたいです!それまでに身体を治しましょう!」


「一週間?遅い遅い!治療が早かったから、三日もあれば出られるだろ!」


「それなら嬉しいです。皆の活躍を直接見られますから!」


「くぅーー!楽しみだぜ!まあ、まずは早く治して観光でもするか。戦いばかりじゃ休まらないしな!」


「僕ものんびりしようと思います。レルと一緒に色々お店を見て、おいしい物を食べたいなー。」



 …………ティムとニールの二人は配信映像を見ながら、病院のベッドで観光の予定を立てているのだった。











 ◇◇◇


「次が決勝……全員始末して、この俺が優勝を取る!準備は出来ているな?」


「もちろんです……様。早速参加者達を始末に向かっています。」


「栄光はこの俺の為にあるんだ!邪魔な奴らは全員潰してやるぞ!」



今回も読んで頂き、ありがとうございます。続きが気になる、面白かったと思って頂ければ幸いです。もしよろしければ、ブックマーク、評価を入れて頂ければ嬉しく思います。

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