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配信テイマー、我が道を行く!〜戻って来いと言われても知りません!僕は大切な仲間と一緒に冒険してるんだから!  作者: ゆん。
第十一章

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ライバル集結、本戦スタート!

「よーし、準備出来た!レル、行こう!」


「わん!わん!」


 うーん、昨日はよく眠れた!今日はいよいよ闘技大会の本戦が始まるんだ!


 ……たぶん。この二日で準備するって言ってたから、行けばすぐに始まるんじゃないかなぁ。


「魔王ライア、それに各国の王様も観てるんだ……ここで活躍して、テイマーの凄さをさらに伝えるよ!」


「わん!わん!」


 僕達は荷物を持って宿屋の外に出る。そこにはもう皆が待っていた!


「おはよう先生。俺達も準備バッチリだぞ!」


「かめー!」


「ミーもだよ!はやく行こうよー!」


「ま、そういう事だ。これで全員揃ったな!」


 今日もいい天気、気分も晴れやかだ!






 ……昨日変な夢をみちゃったけど、今の僕達なら絶対に大丈夫!


「僕達は凄いんだ、強いんだ!ね、レル!」


「わん!わん!」


「ティム様、おはようございます。」


「びー!」


「サキさんおはようございます!びー君もおはよう!」


 サキさんとびー君も一緒!皆で行くと楽しいぞー!



「よし、優勝目指して頑張ろうぜ!」


「かめ!」


「ラルフ達には負けないよ。ミーが一番だもん!」


「いや、俺が勝つ!絶対にだ!」


「元気だな二人とも。ティム君も負けるなよ!」


「ロットンさんもです。全力で行きますからね!」


「言うじゃないか!期待してるぜ!」








「ティム様……」


「び?」


「……な、何でもないですよ!私達も頑張りましょうね!」


「びー!」
















「お邪魔します……っと。やっぱり皆集まってるな、タルト。」


「かめ。」


「あ!観客席見てみて、お客さんがたくさんだよ!」


「この二日で来たんだろうな。応援とか珍しいお土産を買いに来た人が大勢居るって事だ。」


「つまり、俺達はそれだけ期待されてるって事だな!」


「はい!全力で優勝を狙いましょう!」


 皆楽しそう、でもここから本当の勝負になるんだ。油断はしないよ!誰が来ても勝ってみせるんだ!










「おっ、皆来たっすね!こっちこっちっすー!」


「サリア!おはよう、今日も頑張ろうね!」


「二日ぶりだな犬っころ、優勝は我らが貰うぞ。」


「わん!わん!」


 サリアとギルも会場に。他の皆も集まってる!あっちに居るのは……







「アオハ君、カズハさん!シロメもおはよう!」


「うけー。」


「おはようティム、それと……サキも!」


「お、おはようございますアオハさん!」



「おはよう皆。今日から本番だ、君達相手でも手は抜かないからな。」


「望む所ですカズハさん!お互いに頑張りましょう!」


「わん!」


「ああ!楽しみにしているよ!」


 そろそろ時間、皆で魔王達の席を見ておこうかな?最初みたいにあそこに王様達が座ると思うと……緊張しちゃう。他の人達は……


「あっ!」


 遠くにはカインさん達が見えた!後は……マーチ達も!わくわくが止まらないよ!









「向こうは楽しそうだな!マイラ、俺達も合流しようかな?」


「私はこちらで大丈夫です。カインは随分余裕がありそうですね。」


「まあね。俺は強いからな!」


「フフ。勝負するのが楽しみですよ。」


「そうじゃのう。」


「わっ!?驚かさないでくれよリッチ!?」


「カイン元気にしてたかの?」


「あ、ああ!そっちは?」


「昨日は夜遅くまで起きてたから、少し眠いのう。」


「そ、そうなんだ……。頑張ろうな。」











「さあ、どこからでもかかって来なさい!私達が優勝賞品を頂くわよ!ほらケビンも!」


「押すなマーチ。勿論ここの優勝は取るつもりだ。それと……」


「ティム達の事よね。確かに強いけど、勝てない相手じゃない。強くなった私達を見せてあげましょう!」


「ああ。ティム、お前のおかげで俺達はマトモになれたんだ。ここで証明してみせるさ。」


「ええ!」















「兄上ー!」


「ソード!おはよう、今日も頑張ろうね!」


 ソードも僕達に合流だ!知り合いの人達は皆参加してるんだ、そう考えると心強いよ!


「俺、この日の為に特訓を続けていたんです。兄上はどうでしたか!?」


「僕も準備万端!内容が気になるけど、たぶん大丈夫だよ!」


「絶対に負けませんよ、兄上!」


「うん!僕達も同じだよ!」









「おー!ちょうどいい感じに集まったのじゃ。観客席も大勢集まってて、儂嬉しいのじゃー!」





 この声は魔王ライア!いよいよ来るぞ!




「それでは、そろそろ始めるのじゃ!煙カモンなのじゃ!」


 あ、魔王の席からもくもくと煙が……二日前と同じだ!










「皆席に座るのじゃ!ほれドレイク、はやくはやく!」


「ったく、前が見にくい!アタシの席はここか?……よし座れたな!ジュリアはどうだ!?」


「私はここね。シンマは?」


「私はここだ!実に楽しい仕掛けだな!ガイア殿も早く座ると良い!」


「では遠慮なく。そちらの二人も。」


「あ、私達は説明があるので。さあお嬢様、前に出ますよ!」


「えっ。今座るから用意したのじゃ!座りたいのじゃ!」


「それは後でお願いします。今はこちらに!」


「も、もう!忙しいのじゃー!?」







 ……何か聞こえてきた。椅子の取り合い……?










 出て来た!魔王ライア!


「…………コホン。皆の者、よく集まってくれたのじゃ!それでは予定通り、闘技大会をスタートするのじゃー!」


「「「「「「「「「おおおおおおおーーーー!!!」」」」」」」」」


 凄い熱気だ……僕達も負けられないぞ!










「では、早速説明を始めましょう!お嬢様、一度後ろへ下がって下さい。」


「うむ!任せるのじゃ!」


 ライアの前に、メイドのルーが現れ機械を触っている。あ……空中に画面が出て来たぞ!





「最初の予備試験では、皆様にミミックと勝負してもらいましたね。今回はその時入れて頂いた紙を元にチーム分けをして、会場を用意しました!」




「会場では何が起こるか分かりません。皆様準備は出来てますよね?」


 ルーの質問に答えるように、歓声が上がる。もちろん!その為に準備したんだから!



「……問題無さそうですね。それでは早速始めましょう!」


 そう言ってルーは宝箱を持ち上げる。あれはミミックじゃ無いんだ。


「試合は四グループで行います。えっと最初は……ここに書かれた名前の人達は、集まって下さい!」


 ルーが機械を操作すると、画面に名前がポンと現れた。それを見て続々と動き出す参加者さん達。



「おー。名前があったっす。つまり最初はあーし達が行くって事ですね。」


「ウム!存分に暴れてやろうではないか!」


「え、サリア達早速出番?」


 ラルフさんが画面をじっと見て……


「本当だ名前あったな。二人とも頑張れよ!」


「ええ。バッチリ決めてみせるっすよ!」


「ミー達応援してるよー!」


「ま、頑張ってな。優勝はこのロットン様が頂くがな!」


「それは楽しみだ。お前達とも戦ってみたいものだな。」






「サリア、ギル。絶対に勝ってね!」


「心配いらないっすよ。あーし達は負けないっすから!」


「サリアと同意見だ。安心して見ていると良い。」


「わん!」


「犬っころも自分の心配をした方が良いぞ。」


「わふ!?わん!わん!」


「じゃあ……行ってくるっす!」


 僕達に手を振って、サリア達は指定された場所に。


「応援するよ、レル!」


「わん!」


 僕達の出番はまだ先だ。まずはサリア達の戦いを見届けよう!















 ◇◇◇


「集まりましたね!では移動しましょう。皆さん、こちらへ!」


 ルーはそう言うと、地面に魔力を流し始めるっす。これは一体?


「私達が作った試合会場です!皆様楽しんで下さいね!」


「フン。行くぞサリア、我らなら勝てる!」


「ええ!必ず勝ち上がってみせるっすよ!」



 おお、だんだん地面が盛り上がってきた。出てきたのは……屋根、それから柱っすか?


「……ん?何か変な建物っすね。」


「確かに。木で作ったのか……だがボロボロではないか。」


 少しずつ見えてきたっすけど、なんか不思議な雰囲気っす……






 巨大な木の建物。でもドアはガタガタ、周りには……石のお墓!?


「いらっしゃいませ!ここが皆様の試合会場です!」


 そう言って現れたのは、頭に三角の布を着けたルー。



 な、何なんですかこれは!?

今回も読んで頂き、ありがとうございます。続きが気になる、面白かったと思って頂ければ幸いです。もしよろしければ、ブックマーク、評価を入れて頂ければ嬉しく思います。

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