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配信テイマー、我が道を行く!〜戻って来いと言われても知りません!僕は大切な仲間と一緒に冒険してるんだから!  作者: ゆん。
第十章

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テイマー一行、ドラゴンと相対する!

遅れてしまって申し訳ありません。今回もよろしくお願いします。

「おお……来た、遂に来たのじゃ!ルー!先生が来たのじゃ!」


「ええっ!?本当ですか!」


 気配を感じてベランダに出る魔王ライアと、メイドのルー。外にいる三人に並び、王国の門を見た。



「あの子がティムだな!ここから反撃開始って訳か!」


「他の者達も来ているな。頼む、皆を助けてくれ!」


「先生!頑張るのじゃー!皆も頑張れー!」


 王達が外を見る中、ガイアは手を握り、胸に当てていた。



「大きくなったな。ティム、ソード……そちらは任せるぞ……!」
















 ◇◇◇


「行くぞティム!我に続け!」


「うん!レルもお願い!」


「わん!わん!」



 ドラゴンはこっちを見て怒っているみたい。まずは王国から離れないと!



「ゴギャァァァァ??!!」


「もう再生したのか、厄介だが、まずは攻撃だ!」


 まずはギルが胴体を斬り裂く。そこへレルがブレードで攻撃!


「ガゥゥゥ!ガァァァ!」


「そりゃぁぁぁぁ!」


 同じタイミングで足元を狙う、ここだ!



「ゴギャァァァァ!!!」


 ふらついている今がチャンス、ここで……



「たぁぁぁぁあ!」


 魔力を込めたブレードで横に一閃!ドラゴンは地面を滑って遠くに飛んでいった!







「ゴギャァァァァ!!!ゴギャァァァァ!!!!?」


「戦闘開始じゃ!皆かかれー!」


「言われなくても分かってるっす!リッチも準備、お願いするっすよ!」


「先にやらせてもらうぞ!ポイズンアロー!」


「僕もやるよ!ブレイクアロー!」


 追いついた馬車から皆が来てくれた!カズハさんとアオハ君が魔法の矢で攻撃、毒が通ればちゃんと戦える!


「ゴギャァァァァ!!!」


「逃さないっす![魔技] ソウルサイス!」



 避けようとしたドラゴンの体を、サリアの飛ばした鎌が斬りつける。動きが止まって……やった、矢が当たった!



「で、でかい!でも平気だぞ!タルト、俺達もだ!」


「かめー!」


 ラルフさんとタルトもこっちへ向かって来てる。タルトはくるくる回転して、宙に浮いた。そのまま加速、ラルフさんもそれに合わせた!



「突っ込めー!ブレイブソード!」


「かめー!」


 二人の同時攻撃。横からぶつかるとドラゴンがまた吹っ飛んだ!


「ゴギャァァァァ!!ゴギャァァァァ!!!!?」







「あ、兄上!兄上ー!」


「ソードー!」


 二年ぶりに見たソードは、とっても大きくなっていた。かっこいいなぁ!


「俺、強くなる為に特訓してたんです!今回それが役に立ったんです!」


「やっぱりソードは凄いや!でも僕だって負けないよ!必ずあのドラゴンをやっつけるからね!」


「感動の再会は後にしてくれ。まずはアレをどうにかしなければな!」


「分かってるよギル!ソード、もう少し力を貸して!」


「はい!」


 そうだ……ドラゴンはまだ倒せてないんだ。大丈夫、僕達なら出来る、僕達なら出来る!


「ゴギャァァァァ!!!???」


「行くぞドラゴン!僕達がやっつけてやるぞ!」



 レルと並んでドラゴンを見る。大丈夫……絶対に負けないぞ!


「レル、一緒にお願い!」


「わん!わん!」


「ギル、こっちに来るっす!あーし達もやるっすよ!」


「無論だ!我に任せろ!」


 空中にジャンプして、ドラゴンの後ろに回り込むギル。これで挟んだぞ!


「せーのっ!」


「ここっすよ!」


 サリアと二人で同時に攻撃して、まずは足元を揺らすんだ。あれだけの大きさ、バランスを崩せば隙ができるぞ!


「犬っころ、我らも攻撃だ!」


「わん!わん!」


 ギルとレルも一緒に攻撃……



「ゴギャァァァァ!!??」


「わふ!?」


「くっ!」


 嘘、尻尾から衝撃波!?地面が切り取られたみたいに、縦の線がついてる!


「ゴギャァァァァ!!!!!」


「危なかったな犬っころ。我に感謝しろ!」


「わん!わん!」


 二人は上手く避けたね……ちょっと考えないと。













「あっ、ラルフにタルト!追いついたんだね!」


「かめ!」


「おま、ミー!どうしてここに居るんだ?」


「そりゃ、ティムが配信してたからね!レアな配信のチャンスだから来たんだよ!……でもね、本当は二人が心配だったから来たんだ。だから一緒にやろう!」


「おう!やってやろうぜ!」


「かめー!」













「あの尻尾、相当痛いっすよね。……近距離戦は不利っすかね?」


「そう思うなら、まずは体力を減らすべきだ。カズハのポイズンアローは当たっている。効いてくるまで足止めすべきだろう。」


「了解っす。斬撃を飛ばしてこっちに引きつけるっすよ!」


「だーっ!」


「えっ!?誰……ってアンタは!」










 サリア達の後ろから誰か走って来た。あの人……あっ!




「ミーさん!」


「ティムー!久しぶりだね!」


 ミーさん、きっと配信を見て来てくれたんだ!


「だいたい状況は分かってるよ。あのおっきいドラゴンを倒せば良いんだよね?」


「はい。さっき毒の攻撃を当てたから、もうすぐ効いてくると思います。」


「本当?なら、ここはミーにやらせて!さっき投げ飛ばしたから、きっとミーの事を狙ってくるはずだよ!」


 腕をピーンと伸ばして体をストレッチしてるミーさん。ドラゴンを投げ飛ばしたなんて……余裕たっぷり、やっぱり強い人だ!


「さあ!どこからでもかかってこい!」


「ゴギャァァァァ!!!」


 来る!僕達も攻撃開始だ!

今回も読んで頂き、ありがとうございます。続きが気になる、面白かったと思って頂ければ幸いです。もしよろしければ、ブックマーク、評価を入れて頂ければ嬉しく思います。

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