表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
チート勇者ろうらく作戦  作者: 脆い一人
第二章:閃光の勇者ろうらく作戦
39/357

ろうらく作戦会議:プロトス編

 レインの授業初日が終わって二日後____。


「バァ~~~~~~~~!!」


サンダーラッツのアジトとなったゴットン商会の船の甲板で、魔獣の咆哮のような叫び声が響く。

叫び声を上げた人物は、今度は「はぁ~~~~」と魂ごと吐き出すような溜息を吐いた。


「ジェ、ジェネリーさん、そんなに気を落とさないでください」


ユイラ・ラシルは精魂尽き果てたようなジェネリーに、やさしく言葉を掛けた。


「・・・でも、ユイラさん。私は自分が情けなくって・・・」


そう言うと、今度は瞳に涙を浮かべて、消え入りそうな声を出した。


「レインとの交流で足を引っ張ってしまいました。この任務の重要性は理解していたのに・・・おまけに一人では情報収集もままなりません・・・本当に役立たずです・・・私」

「ま、まあまあ、情報収集は少しコツも要りますし、人付き合いは相性だって有りますから、初めての任務でそこまで気落ちする必要は___」

「ですけど!!」

「はうっ!?」

「ですけど・・・オーマ団長に期待されて、意気揚々とサンダーラッツに入団してのこの体たらく・・・情けなくなってきます・・・・」

「は、はぁ・・・」


 その気合も空回りの原因の一つなんだけどなぁ、と思うユイラだが、ジェネリーがこの状態では自分が言っても無理だろうなぁとも思っているので、何とも言えない。

何より、先日クシナがそれっぽいことを言って慰めて、これなのだ。

雷鼠戦士団のために張り切っているのは、嬉しいことなのだが・・・


(気まずいよ~~・・・)


心の中でそう叫ぶユイラには、早くこの時間が過ぎることを願う事しかできなかった____。






 ユイラが、落ち込むジェネリーと気まずい時間を過ごしている頃、ベルヘラの演習場では、再びレインの特訓が行われていた。

メンバーは前回の反省を活かし、ジェネリーの代わりにヴァリネスが加わり、コミュニケーションはスムーズだった。


 そして、肝心の魔法技術の特訓は____


「クソッ!・・・はぁ・・・やはり、私には無理なのでしょうか?」

「そんな・・・特訓を始めてまだ二回目じゃないですか」

「魔力のコントロールは、魔法の特訓の中で一番難しい。特にレインはかなりの魔力を持っているんだ」

「そうです。劇的ではないけど、前回よりはマシになっています。焦ってはダメですよ」

「・・・はい」


 訓練の成果は今のところ全く無い。

だからか、オーマとクシナに励まされても、レインの表情は晴れない。

 実は、オーマとクシナも成果が出ていないのは理解していて、ウソの励ましをしていた。

レインの方も、実は二人の励ましがレインを気遣うウソと分かっているのかもしれない。

そういうときは、微妙な空気が流れるものだ。

 オーマはどうしたものかと、腕を組んで難しい顔を作る。


 実のところ、レインの魔法技術を向上させる方法は有る。

 だがそれには、帝国の口外厳禁の魔法教育のカリキュラム内容を教える必要がある。

それに、傭兵があまりに出来過ぎた教えをすると、どこかの国のスパイと疑われる可能性だって有る。

故に、前回と今回でレインに教えている授業内容は、“リジェース地方で強国同士の争いに身を投じて得た技術”という体で、ワザと下手に教えていた。

上手過ぎず、下手過ぎずの教えで、可能な限りレインの魔法技術を向上させようとしていた。

 だが、レインの魔法技術が向上しそうな気配は全く無く、この調子で続けても意味が無いように思う。

全てを教えられないからと、手を抜いた教えで技術が向上しないのでは、オーマも困る。

レインは対帝国に必要な戦力だ。

強くなってくれた方が良いし、このままだと味方を巻き込んでしまう可能性が有り、それはレインを仲間にしたときに問題になる。

 それに最悪、特訓を止めて他の手段を探すと言い出し、講師を下ろされるかもしれない。


(バレるのを覚悟でちゃんと教えるか、現状維持か・・・)


「今日はこれまでですね」

「お疲れ様でした」


頭の中で答えが出ないまま、今日の特訓は終わりを迎える。

今日はレインとの仲も進展していない。

 せめてフォローはしようとレインに近づくと、レインも何かを言いたそうにオーマを見つめていた。


「・・・どうした、レイン?何か特訓に不満でも有るのか?」

「いえ、そんな事はないです。そうではなくて、オルスさんにお願いが・・・」

「俺に?何だい?」

「近い内にお義父様に会ってくださいませんか?」


「「!?」」


思ってもいなかったレインのお願いに、三人は目を見開いた。


「プロトス様にですか?どのような用向きで?お仕事のご依頼ですか?」

「いえ、そうではなく、オルスさんの事をお義父様に話したら、会ってみたいと仰って」

「私の事をお話しくださったのですか?大変光栄ですが・・・少し緊張してしまいますね」

「クスッ。はい、悪いようには言ってはいませんよ。後、言葉遣いが・・」

「あ、申し・・い、いや、すまん。緊張してた。とにかく、プロトス卿からの誘いなら断る理由は無い。日取りも、俺だけならレインの講師以外で重要な仕事は無いから、いつでも構わない」

「では、今日お義父様に日にちを聞いて、明日の授業の時お伝えします」

「わかった」

「では、今日もありがとうございました!いい成果は出ませんでしたが、明日はきっと結果を出せるように頑張りますので、よろしくお願いします!」

「こちらこそ。もっと良い講師に成れるように努力するよ。何の成果もなく報酬だけ受け取るのは気が引ける。こうなれば意地でも成果を出させてみせるよ」

「はい!ありがとうございます!では、また明日!」


オーマの言葉に元気が出たのか、レインは笑顔で手を振って、立ち去って行った。

 立ち去るレインの背中を見ながら、ヴァリネスとクシナがオーマのところに寄って来る。


「・・・一応は順調ってことかしらね」

「はい。予定通りプロトスと接触する機会を得たわけですし・・でも、綱渡りはこれからですね、団長」

「ああ、失敗すれば、プロトスとレインを敵に回すだけじゃなく、帝国にも反乱がバレて消されるかもしれん」

「なら、今夜は再び作戦会議ですね。プロトスに関して有益な情報を得ていると良いのですが・・・」

「あんまり期待はできないわねー。本当の名主だから弱みは無いし、あったとしても証拠も残さず消していると思うわ」

「とにかく、アジトに戻ろう。話はそれからだ」


作戦が順調に進んでいるのも束の間、オーマ達は今後の展開を想像し、言葉少なにアジトに戻った___。






 ____レインからの誘いを受けたその日の夜。


 サンダーラッツ一同は、再びジェネリーとユイラに見張りを任せ、船の船室で会議を開いた。


「第三回!レインLOVELOVEゲッチュー大作戦!作戦会議~~~!!」


「「・・・・・・・・・・」」


「YEAHーーー!!ドンドンパフパフーー・・・・・・どうしたお前達?」


「「こっちのセリフだっ!!」」


オーマの意味不明なノリに、全員からツッコミが入った____。


「なんなのそのノリ?どうしたの?」

「キモイ・・・」

「だせータイトルだな」

「キモイ・・・」

「団長?ふざけた任務ですが、任務は任務です。真面目にお願いします」

「キモイ・・・」

「いや、お前達が会議に身が入らないって言うから、前回と趣向を変えてだな____」

「いや、余計に気が抜けるだろ、それじゃあ」

「キモイ・・・」

「くそ・・・あー、分かった分かった。すまんかった。とにかく始めるぞ。後ウェイフィー、うるせー」

「分かった、止める」

「ありがと。では改めて、第三回閃光の勇者ろうらく作戦会議を行う」


 会議が普通に始まったことで、ようやく場に真剣な空気が流れ、メンバーも表情を引き締めた。

真面目な空気になって、話を切り出したのはイワナミだった。


「それで、今回はどうしたのですか?次の会議は、もう数日先だと思っていましたが」

「同じく」


他の業務に当たっていて事情を知らないメンバーからも、イワナミと同意という目線がオーマに向けられる。


「実は今日、レインが父親のプロトスに会ってほしいと誘ってきたんだ」

「へぇー」

「そうなのですか?良かったですね!」

「意外に早くチャンスが到来したな」


意外な朗報にメンバーの顔が少し緩む。

 だがその空気に、すぐにウェイフィーが釘を刺す。


「でも警戒すべき。団長、プロトスが団長に会いたい理由って何?」

「レインが言うには、俺の話をプロトスにしたら、興味を持って一度会いたいと言い出したらしい」

「ん?どんな話しをして?」

「そこまでは聞けなかった」

「んだよ。じゃー、プロトスが団長を呼んだ目的は分からないってことか?」


フランの不満にはオーマも同意見で、何故聞かなかったのかと内心で自分自身を責め、反省している。


「仕方ないわよ。親子のプライベートな会話なんだから、詮索するのは下品。好感度が下がるわ」

「副長の言う通りですね。でもしっかりとした理由を言わない辺り、もろ手を挙げて歓迎ではない気がします」

「同意見だ。プロトスが団長を警戒している可能性の方が高いと思います」

「娘に係っている得体の知れない傭兵を見極めたい、ってか?」

「有りそうですね」


皆がプロトスの思惑を考察している間、オーマは反省する中で、レインとのやり取り中で出た大事な事を思い出した。


「あー、そうだ、言い忘れたが、プロトスは近日中に会いたいそうだ」

「そうなんですか?」

「ああ、明日には決まった日取りを教えてくれる」

「一領主がそんな急に会いたいと?」

「そこまで団長に興味があるってこと?」

「いや、違うな。多分、近い内に忙しくなるからだろ」

「それって・・・」


メンバーに緊張が走る。これからベルヘラ領主が忙しくなる理由は一つしかない。


「マサノリが、いよいよベルヘラに乗り込んでくるんでしょうね」

「なるほど。帝国の使節団を迎える前に、娘に張り付いている虫を見ておきたい訳ですね」

「ああ、だから間違いなく、この機会がプロトスとマサノリが出会う前に、プロトスにアプローチできる唯一のチャンスだろう。そこで、だ。プロトスの歓迎の仕方は、友好でも警戒でも良いように準備するとして、奴の懐柔の方向性を皆で考えたい」

「皆、プロトスに関して何かいい情報は手に入った?」


 ヴァリネスの質問に皆が黙る。恐らく良い報告が無いのだろう。

情報収集した期間も短く、しかも相手は傑物で尻尾を掴ませない。朗報など有る筈はなかった。

それをオーマもヴァリネスもなんとなく察して、隊長達を責めるマネはしなかった。


 しばらくして、ロジが重苦しい空気に耐えかねて、皆が報告する切っ掛けを作るため、口を開いた。


「・・・申し訳ありません。世間の評判以外の情報は手に入りませんでした」

「自分もウェイフィーと傭兵や賊の界隈を探りましたが、役に立ちそうな情報はありませんでした。そうだろ?ウェイフィー?」

「うん、裏家業の連中に恐れられて恨まれているくらい。そのせいか、色々な情報はあったけど、どれも確認できないガセネタばかり」

「ふーん。私も商人達に聞いた限りじゃ、交渉のネタになりそうな話しは無かったわ。・・・フランは?」

「こっちも微妙だな。噂には事欠かないんだが・・・」

「どんな噂だ?」

「名主としての噂、人格者としての噂と盛りだくさんだ。後、男としてもな・・・モテるんだよ。あのおっさん」

「まあ、そうでしょうね。顔立ちも整っていて、身分も高い。それでいて、下々の者に心を砕き、文武両道・・・およそ欠点無いですもんね」


クシナの称賛が面白くないのか、フランは拗ねたように口を尖らせ、目を細めた。


「なんだよクシナ、狙ってんのか?まあ、クシナが口説き落すって作戦でもいいけどさ、ライバル多いぞぉ?」

「違います!!不潔ですよ、フラン!」

「えー・・でも俺達、今それをやってるじゃんか」

「それでもです!私はイヤです!!」

「だが、もしかしたらプロトスに対しても、その手を使う可能性が出てくるかもな」

「そうねー、一応そういう可能性も考えるべきかしら?」

「イワ!?副長!?正気ですか!?」

「どういう人が好みなんでしょう?」

「知っている奴はいるか?」


「「知りませーん」」


「じゃー、使えないじゃない。誰か、プロトスが誰かを口説いているって話を噂でも聞いてない?」

「無いですね・・・」

「同じく。裏界隈でも、プロトスに色仕掛けした話しは聞いたけど、失敗した話ししかない」

「こっちもだ。街の女達があれこれアプローチした話しをしていたが、成功した話は無い。唯一心を掴んだのは、死んだ妻のシェリー・ライフィードだけだろうな。十数年経った今でも、頻繁に墓参りに行ってるらしい」

「素晴らしいです。そういう方を下劣な手段で貶めるのは反対です」

「今更な気がするが」

「何と言われようとです・・・・団長?どうされたのですか?」


オーマは途中から会話に参加せず、難しい顔で黙って、何かを考えている様子だった。


「団長?」

「ん?・・・あー、いや、何でもない」

「何よ?何かあるなら言いなさい」

「いや、なんとなく、プロトスの説得に使えるものが有る気がしたんだけど・・・具体的には出てこない」

「そう・・・」

「で?結局どうする?今のところ、良い手は無い訳だが」

「もう少し探る?」

「いや、恐らく探っても無駄だろ。何より時間が無い」


 オーマがそう言い切ったことで、会議は方針を決定する流れになる。

情報も時間も無いのなら、長々と話し合っていても仕方が無い。


「んー、なら正面突破しかないんじゃないか?」

「危険な賭けだな。だが、それしかないかもな」

「私は賛成です。後々になって、遺恨が残るやり方をするよりは良いと思います」

「同じくボクも賛成です。相手がここまでの傑物なら、信頼を築いた方が良いと思います」

「私反対。クシナやロジの言うことは同意だけど、その信頼を築いていく手段が無い。ネタも立場もコネも時間も足りない」


「「む・・・・」」


誠意を持っての交渉ということで隊長達の意見が決まりかけるが、ウェイフィーの意見で全員黙ってしまった。


「そうなのよねー。結局そこよねー」


ヴァリネスが本当に困ったという感じで愚痴るように呟いた。

オーマもそのヴァリネスの愚痴にまったくの同意だったが、その時、さっきの“プロトスの説得に使えるもの”を思い出した。


「・・・まてよ」

「どうしました?団長?」

「有るぞ!俺達の手元に、プロトスとの良い交渉カードが!」

「え?うそ?」

「何ですか?それ?」

「帝国の魔法技術だ」


「「!?」」


「・・・ま、まじ?」

「技術の流出は大罪ですよ。まして魔法技術なんて・・・」

「バレたら死刑」


 国の軍事技術、それも魔法となると、その内容はほぼ全て口外厳禁で、魔道具等は故意に横流しすれば死刑にもなる。

そんな、国の軍事機密を交渉カードにしようというのだから、皆が驚くのも無理はなかった。


「だからこそ、こちらの本気が伝わるだろ?先ず、帝国の魔法技術を提供することを提案し、その証明として帝国の魔法教育をレインに施す。俺達にとっても、プロトスにとってもレインが強くなることに問題は無いからな」

「うーん。一歩間違えれば、バレてあの世行きだけど、考えようによっては帝国の国力の低下と敵対勢力の強化で一石二鳥ね」

「俺は良いと思うね。バレてもバレなくても、もう帝国は敵なんだし」

「同じく。やる価値はあると思う」


全員、話しが出た時には驚いていたが、意外にすんなりと賛成の意思を見せ始めた。

恐らく、皆の中でも帝国に対して、“すでに敵”と“殺らなきゃ殺られる”という意識があるからだとオーマは思った。


「タイミングは?」

「最初だ」

「そうですね。帝国の使節団が来る前の方が良いと思います。その交渉カードはその後もプロトス卿と面会する理由にもなります。最初でその後も顔合わせする理由を作るべきです」

「それだけじゃなく、プロトスがマサノリと会う前に、帝国の第一貴族の“本当の顔”も教えるべきと考えてる」

「伝えておかないと、マサノリに懐柔される可能性も有ると?」

「ああ、プロトスが傑物と言ってもマサノリ相手じゃ分が悪いと思う。それに今のプロトスには帝国に対抗する交渉カードが無い。そんな状態でマサノリと交渉すれば、敗北は避けられん。最悪心が折れるかもしれない」

「せめて、第一貴族の本当の顔を教えて、交渉で負けても絶対に抗うべき相手と認識してもらうのですね?」

「そうだ」

「でも、団長がそれを言って信じてもらえるかな?」

「俺の言葉を信じてもらう必要は無い。警戒心さえ持ってくれれば、恐らくプロトスは気付く」

「過大評価じゃないか?まだ、プロトスには会っていないんだぜ」

「そうは思わないな。この街の状態、部下の士気、養女の教育、そして何より___」

「第一貴族の評価ね」

「ああ、クラースと会って作戦を提案した時も、奴はプロトスの事を評価している節があったし、交渉相手に三大貴族のマサノリを使ったのも、プロトスを評価しているのが理由の一つだと思っている」

「憎たらしいけど、一番信用できる評価」


この世で最も恐るべき相手だからこそ、時として最も信用できる相手になる。

ウェイフィーの言い様に、オーマは激しく同意だった。


「なら決まりか?」

「だな」

「帝国の魔法技術を交渉材料に信用を得て、そして帝国の正体を伝えて警戒心を持たせて帝国と対立させ、味方に引き入れる」

「異議なし」

「同じく」

「団長、頑張ってください!」

「おう、ありがとうな、ロジ」


方針が決まり、その後は細かい意見調整と今後の動きについての話し合いが夜遅くまで行われた。

終わった後は、やっぱり前と同じように、見張りの二人を労う名目で酒盛りが行われた____。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ