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チート勇者ろうらく作戦  作者: 脆い一人
第二章:閃光の勇者ろうらく作戦
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警戒すべき相手(前半)

 某日、宰相クラースより出頭命令が出たオーマは、ジェネリー含むサンダーラッツ幹部一同を連れ、帝都の第一区画(貴族区画)に在る魔法研究機関ウーグスの研究所を訪れた。

 ウーグスどころか、貴族区画にすら入ったことが無い隊長達は、ずっと緊張しっぱなしだった。

オーマも、最近でこそ慣れてきたが、最初の頃は緊張いていたので、その気持ちが痛いほど理解できた。

研究所の応接室に案内された後も、皆はどこか落ち着かない様子のままだった。


「ふー・・まだかな。さっさと終わらせて、早く帰りたいぜ」

「第一区画に来てから、ずっと緊張し過ぎで疲れてきました・・・」


 フランとロジの愚痴に、オーマは心の中でウンウンと頷く。

場所が違えば、“やっぱりそうなるよな~”と声を掛けたかった。


「え~大丈夫ぅ?ロジくん?やっぱりお姉さんが隣にいてあげよっか?それともロジくんが私の隣に来る?」


 ヴァリネスだけが、あまりいつもと変わらない。

ここでも第一区画でも、まったく緊張しないヴァリネスの肝っ玉がオーマには羨ましかった。


「やめとけ、副長」

「ぶぅ・・・いいじゃない別に、席の並びなんて」

「まあ、そうかもしれないが、一応な」


 応接室の長ソファーには、真ん中に団長のオーマ、その両隣には副長と貴族のジェネリーが座っている。

隊長達は、そのソファーの後ろで並んで立っていた。


「そりゃ、団長と貴族のジェネリーは立たせらんないけどさ、他はいいんじゃない?」

「だとしても、お前をロジの隣にはせんぞ?」


 その一言で、ヴァリネスの空気が変わった____。


「・・・何で、団長?団長はいつから私の敵になったの?」

「殺気立つなよ。こんな場所でイチャつかれても困る。デネファーさんの店じゃないんだぞ」

「イ、イチャつくつもりなんて___」

「・・・・・」

「・・・・すいません。こんな場所でも、チャンスがあるならイチャイチャしたいです・・・」

「自分を理解していることは良いことだ。大人しく座っとけ」

「はい・・・」


ヴァリネスはシュンとなって、ソファーで項垂れた。


「団長も副長もすごいですね」


その二人のやり取りを後ろで見ていたクシナが、感心とも呆れとも取れるトーンで呟いた。


「何がだ?」

「今、私達は貴族区画、しかも第一貴族が責任者の施設に居るんですよ?だというのに、お二人とも落ち着いているというか、いつも通りというか」

「うむ。テンションこそやや低めだが、ノリはいつも通りに見える」

「まあ、俺は何回か出入りしているからな。城で宰相とも会っているし」


 オーマにとって、カスミはクラースと同じ第一貴族とはいえ、そこまで緊張する相手ではなかった。

油断できる相手でもないが、クラースと対峙するよりはずっとマシな相手だ。

とはいえ、最初ここに来た時は、心臓を破裂させそうなほどバクバクさせていたが・・・。

 そういった意味で、初めてでも緊張していないヴァリネスは変だと感じるのだが____


「副長はホラ、副長だろ?」

「そうですね」

「確かに」

「聞いた私が馬鹿でした」

「何かムカつくわね」


腑に落ちないといった表情のヴァリネスを他所に、他の者達は全員納得した。

 ヴァリネスのキャラで少し空気が和むと、それまで緊張で黙っていたウェイフィーが口を開いた。


「でも、何で私達も呼ばれたんだろう。ぶっちゃけ、団長だけでいいよね?」


その発言に全員が真剣な表情になる。


「分からん。呼ばれた際に隊長達とジェネリーも、とのことだった」

「何故、新人の私まで・・・」


 ジェネリーは不思議がっているが、他のメンバーにはジェネリーが呼ばれた理由は理解できていた。

だが、誰も隊長達まで招集された理由に、思い当たる者は居なかった。

 メンバーがその理由を考え黙り込んでいると、ドアの向こうから複数人の足音が聞こえてきた。

コッコッと静かな音だったが、軍人であるサンダーラッツの面々にははっきり聞こえ、全員が姿勢を正して入って来るのを待った。

近づいて来た足音がドアの前まで来ると、ノックも無くドアが開いた___。


 最初に入ってきたのは白い着物(エリストエルフの民族衣装)を着た、ミステリアスな雰囲気の女性だ。

エメラルドグリーンの真っ直ぐな長髪から出ている耳は、大きく尖っており、エルフだと分かる。

 その後からもう一人、着物を着た男が入って来る。

こちらは黒紅を基調にした落ち着いた色合いの着物で、着ている男の姿と相まって、大きくて硬い物が存在するような威圧感がでている。

こちらは耳が尖っていないためエルフでは無い。

恐らくクシナやイワナミと同じ東方地域(旧トウショウジン領)の者だろう。

 その後ろから、二人ほど給仕をするメイドが入ってきて、一人がドアを閉めた。


 ソファーに座っていたメンバーは立ち上がり、全員で臣下の礼をとって着物姿の男女を迎える。

二人が反対側のソファーに座ると、白い着物の女性が聞き心地は良いが、少し無機質な口調で挨拶した。


「お待たせしました雷鼠戦士団の皆さん。私がこの魔法研究機関ウーグスの所長のカスミ・ゲツレイです」


無機質な口調のカスミは表情も無機質で、涼しげな細目と整った綺麗な顔の造形と相まって、まるで人形の様で人間味が感じられない。

 第一貴族であることと、そのミステリアスな雰囲気に、サンダーラッツの面々はカスミの空気に簡単に飲まれてしまった。

団長のオーマだけ、すでに何回か顔を合せていたこともあり、飲まれずにいた。

そのため、オーマの意識はむしろ、もう一人の着物の男の方に向いていた。

会うのは初めてだが、遠目で何回か見た顔の人物である。


(トウジン・ミタツ・マサノリ・・・)


クラースと並ぶ三大貴族の一人で、外交の最高責任者である人物だ。


「お待たせした諸君。トウジン・ミタツ・マサノリである。今回のセンテージ外交の使者を務めることなった。顔を上げたまえ」


 マサノリは、クラースとは別の、静かながら力強い声で名を名乗った。

相手の心理を探り、値踏みするようなクラースの口調とはまた違う、どっしりと構えた自信の有る裏表を感じない口調だ。


 オーマの第一印象は、“やっぱりな”だった。


 クラースと同じ三大貴族の一角。

その佇まいと威圧感はクラースに負けずとも劣らない。

ただ、クラースのような陰湿さは感じられず、懐が深そうな雰囲気が有る。

一見、好感が持てそうではあるが、“ヤバイ相手と対峙している”という認識はオーマの中でブレない。


(やばいな・・・やはり第一貴族は誰でも油断できない。三大貴族は特にだ。でも何でマサノリなんだ?プロトスが重要人物とはいえ、あくまでセンテージの一将でしかない。帝国外交の最高責任者のこいつがわざわざ会いに行く相手か?他国に舐められたりは・・いや、今更それは無いか。そんなことより、三大貴族の一人が自ら出向く方が誠意を見せられると判断したか?あるいは__)


 あるいは自分達を警戒している可能性も有ると考え、オーマは警戒レベルを最大にして挨拶する。


「帝国北方遠征軍第三師団所属、雷鼠戦士団団長オーマ・ロブレムです。名高き三大貴族のトウジン家当主であらせられるマサノリ様にお目にかかれて光栄でございます」

「こちらこそ、救国の英雄と言われるオーマ殿に会えて嬉しい。あまり畏まらずとも良い、叩き上げの軍人にそこまで求めはしない。もう少し、ざっくばらんに行こう。オーマ君と呼んでいいかな?」

「は?・・・ハッ!?お気遣い感謝いたします。私共のことは如何様に読んでいただいても構いません」

「ありがとう、オーマ君。では、早速始めよう。座ってくれたまえ、後ろの者達も楽にしてくれ」


言われて、前の三人は“失礼します”と断わりを入れて座り、後ろの者達も手を後ろに組んで足を開き、“待機”の姿勢をとる。

メイドの二人がお茶を用意している間、オーマは怪しまれない程度にマサノリの様子を伺う。

 オーマは、先のほどのマサノリのサンダーラッツに対する態度に、違和感を抱いていた。

あまりに気さくで優しい態度だ。

 確かに第一貴族は皆、“表向きは”平民にも第二貴族にも優しい人格者だ。

だがそれは、自分達の権力を維持するため、こっちを利用するための仮面だ。素顔ではない。

そのため、パッと見では分からないが、注意深く見ながら接していると、その仮面の下の素顔を垣間見る瞬間があった。

自分達の利益のためならば、他人の命を何とも思わない冷酷さ、人を道具としか見ない冷徹さを持った素顔。

あの事件でオーマが知った、第一貴族の本当の素顔。

 第一貴族と接する機会が多かったオーマは、もう初対面でもその“冷たさ”は感じ取れるようになっていた。

クラースは今更だが、カスミに対してもそうだった。最も、カスミはそういった事に関心が無く、隠す気が無いようだったが・・・。

 だが、マサノリからはその冷たさが感じ取れない。

オルド師団長と話している様な、懐の深い温かみを感じる人柄で、そのことに少し戸惑ってしまう。

一瞬、オルドと同じく、本当に平民に心を砕く人物か?とも思ったが__


(それは無い。もしそうなら、あの時俺の抹殺計画に賛成なんてしない。仮にそういう人物だったとしても、あの時反対していないなら、“あっち側”の人間だ)


メイドがお茶を入れ終わるまでにそう結論を出し、やはり警戒心を緩めることなく相手からの言葉を待った。


「では、そろそろ作戦会議を始めよう。カスミ」

「はい。今回サンダーラッツにやってもらう任務ですが、簡潔に述べると、私が行っている魔王と勇者の研究の手伝いです」

「魔王!?勇者!?」


予想外の単語だったのだろう、ジェネリーが思わず声を荒げてしまい、しまったという表情を見せる。

 この場に居るジェネリー以外の者達は当然知っている。

このカスミの話は、以前オーマが訪れた際に打ち合わせた、ジェネリーに真実を隠したまま自分達の任務を手伝ってもらうための茶番である。


「すいません。思わぬことだったので、声が出てしまいました」

「構わないよ、ジェネリー嬢。気持ちは分かる。だが、これで君たちに任せる任務の重要性は察してくれたと思う。話を聞いてほしい」

「は、はい・・・」

「ではカスミ所長、続けて」


カスミだけでなく、マサノリもこの茶番に付き合う。それだけ、彼女は破格の存在なのだろう。


「魔王の誕生に備え、魔王と勇者の存在を特定するのが目的です。そのためには、さらなる魔法の心理の解明が必要。サンダーラッツの皆様には、そのために必要な素材や人材を確保して来てほしいのです。魔王対策における案件なので、手段は問いません。必要な資金や物資、権限などはこちらで可能な限り用意します。質問は?」

「では、お聞きしたいのですが、具体的に何を研究素材として入手して来れば良いのでしょう?」

「先ずは人です。名前はレイン・ライフィード。センテージ王国の港湾都市ベルヘラ、その領主の義理の娘です」

「ひ、人さらいをしろと言うのですか!?」


ジェネリーは内容を聞いて、再び声を荒げてしまう。

ジェネリーなら失言しても問題は無いと思うが、一応オーマはフォローする。


「人聞きが悪いぞジェネリー。カスミ所長は“手段は問わない”と言っただけだ。非人道的手段を取れとは仰っていない」

「あ、す、すいませんでした。早とちりでした」


オーマに言われて、ジェネリーは素直に謝罪した。


「構いません。最悪、そういう手段も致し方無いと思いますが、今回は遠慮していただきます」

「と、仰いますと?」

「今回は手段を問うのです。ね?マサノリ様」

「ああ。では、ここからは私が説明しよう」


 そう言って、マサノリはカップに口を付け、紅茶で口を湿らせる。

カスミとの茶番も終わり、いよいよ本題に入ると、皆が理解する。

最初から気を引き締めていたジェネリーはもちろん、他のサンダーラッツのメンバーも気を引き締める。

 マサノリはカップをテーブルに置いて、改めてサンダーラッツと向き合い、話し出した。


「先のラルス地方での大戦で、我々は西方連合を打ち破り、ポーラ王国に勝利した。後はその領土を手中に治めるのみだ。そして、その後のラルス地方の攻略について話し合った結果、センテージ王国に対しては武力侵攻ではなく、外交会談で併合させる方針に決まった」

「センテージ王国の方でも現在、降伏か徹底抗戦かで意見が割れているそうです」

「そこで我々は、センテージ王に併合を決断させるため、ベルヘラの領主であるプロトスを懐柔することにした。プロトスをこちらに抱き込みベルヘラを抑えれば、センテージは併合できるだろう」

「父親と娘、共に懐柔するのですね。それでしたら___」

「ああ、私と君達で連携した方が良いだろう。私はプロトスに、君達はレインに、お互いに協力して二人同時に調略を仕掛ける」

「畏まりました。ベルヘラには何時、どの程度の規模で向かうのでしょうか?」

「こちらは王同士の会談を行う前段階として、親善会合を申し入れる。向こうが受諾すれば、外交使節団を編成しベルヘラに向かうつもりだ。できるだけ急ぐが、向こうも時間を稼いでくるだろうから、時間がかかるだろう。君達は必要最低限の人数で準備ができ次第、身分を隠してベルヘラに潜入してくれ」


それを聞いて、プロトスとも接触したいオーマは食い下がる。


「表向きは別行動なのですか?」

「そうだ。我々は敵の立場だからな。私とプロトスは仕方が無いが、君達とレインなら身分を隠せば敵の立場にならずに済む。親子関係が良いからレインにも愛国心が有り、帝国にも敵対心を持っている可能性が高いから、隠した方が良いだろう」

「身分を隠したのでは、後で帝国の人間と分かった時、関係が拗れませんか?」

「だとしても、この方が言い訳もしやすかろう。私と一緒に使者の立場でレインに近づいても、外交の場では何か意図があると勘ぐられ、心を開くことは無いだろう」

「(チッ!)確かにそうですね。では、我々は先にベルヘラに向い、情報を集めておきます」


これ以上は怪しまれると考え、オーマは仕方なく撤退した。


「よろしく頼む。後は現地で落ち合おう。必ず通信兵を最低一人は連れて行け。話しは以上だ。下がって結構」

「分かりました。では、これで失礼します」

「うむ、諸君らの働きに期待する」


「「ハッ!」」


サンダーラッツ一同は敬礼してから退室した___。




 マサノリは、サンダーラッツ一同の足音が無くなるまで待って、それから口を開いた。


「・・・・カスミ、どうだった?」

「やはりまだ、全貌は掴めませんね。さすが勇者候補です」

「ふむ、では失敗か?」

「いえ、完全ではないですが、あの時よりは分析できました。先ずジェネリーの信仰魔法はRANK1(炎)STAGE4(放出)です。オーマとヴァリネスの報告では、炎と共に肉体が再生したとありましたが、彼女の再生能力は信仰魔法によるものではありません」

「二人が虚偽の報告をした可能性は?」

「無いでしょう。サンダーラッツに彼女の能力の隠蔽なんてできませんし、必要ありません。恐らく彼女自身が未熟で、潜在魔法と信仰魔法との調和が上手く取れなかったのでしょう」

「では、ジェネリーの勇者の素質は、潜在魔法にあるか・・・それはどこまで分かった?」

「RANK6(細胞)STAGE5(再生)以上としか・・・・」

「そうか・・・いや、だがそれでも凄まじいな」

「とはいえ、顔合わせは済んだのです。これから調べる機会はいくらでも作れます。彼女は嫌そうでしたが、“NO”とは言わないでしょう」

「気付いていたか?」

「はい。第二貴族だけでなく、第一貴族にも思うところがあるのでしょう」

「気をつけねばな・・・カラス!」


 マサノリがそう言うと、天井から二つの黒い塊が滴の様に落ちてくる。

黒い装束に身を包んだ二人組で、両方とも顔にカラスの様なデザインの仮面をしている。

この二人こそ、帝国最精鋭の隠密部隊バグスの筆頭、カラス兄弟の似非鴉エセガラス死屍鴉シシガラスである。


 二人は立ち上がると、マサノリとカスミに臣下の礼をとった。


「首尾は?」

「問題なく」

「これで雷鼠戦士団の者達なら、いつでも誰にでも変身可能です」

「お前達の方は上手くいったみたいだな」

「はい。ただ、よろしいですか?」

「何だ?言ってみろ」

「はい。恐らくですが、団長と副長の二人は我々の存在に気付いていたと思われます」

「同感です。相手の情報を記録する魔法を発動するのも気が気ではありませんでした」

「ほう?カラス兄弟の存在に気付けるか、さすがだな。団長のオーマだけではなく、副長の・・・ヴァリネス・イザイアだったか?彼女もか?」

「はい」

「フッ。やるなサンダーラッツ。なかなか層が厚いじゃないか。クラースにも忠告しておいた方がよさそうだ」

「今後は如何いたしましょう?我々は宰相閣下より、ベルヘラに潜入し、ベルヘラとワンウォールへの工作活動の準備を申し付けられており、サンダーラッツの監視は他のバグスが行う予定ですが___」

「いや、変更しよう。お前達二人が気付かれるなら、他の者では監視は不可能だろう。ベルヘラとワンウォールの工作の方を他の者にやらせるべきだ。サンダーラッツの監視はお前達にやってもらう。だが、注意しろ。深入りはするな、まだ様子見だ」


「「了解」」


言って立ち上がると、マサノリはカラス兄弟に付いて来るよう首を振る。


「では、カスミ。私はカラス兄弟とクラースに会うので、これで失礼するよ」

「そうですか。では、私もこのお茶をいただいたら研究に戻ります」


マサノリとカラス兄弟は、メイドが開けたドアから退室して行った。

 カスミは一人残り、ぼんやりとオーマの座っていた場所を見ている。


「オーマ・ロブレム・・・やはり死なせるには惜しいかしら?彼は彼で気になる素材なのだけど・・・」


そう言い残して空のカップを置くと、カスミも研究室に戻って行った____。

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