封印されし黒篭手の使いに選ばれた少年・～想い人を守るために僕は力を使う～

『ネット小説大賞７』　一次突破しました

　普通とは育った環境が違う少年ヴェル、村の祭で祭具を手に入れてから彼の運命は大きく変わった。黒い篭手、それは『王国を守る聖騎士団が付けている身体能力を上げる篭手と似ていたからだ』　一夜にして村が滅びる、生き残ったヴェルは偶然近くにいた聖騎士マリエルに助けられた。
　ヴェルの腕には不思議な篭手が嵌められたまま外れなく、重要参考人として王都へ向かう事になる、周りは女性ばかりの隊員達に翻弄されながらも、ヴェルの身体能力も本人の意思とは関係なく少しづつ強化されていった。



　途中の街で聖騎士隊ともわかれヴェルは一人王都へついた、そこで彼の耳に突然の悲報が舞い込む。『汝、力を望む者か？』篭手から聞こえる声、ヴェルは本当の力を解放する。