表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/22

第1章「転入生」(6)

「太浪さん・・・あなた!?」

「後でちゃんとお話します!今は戦わせてください!」

「は、はい・・・」


グガンッ


「グッ・・・!」


太浪さんは、ロボットの腹部を力いっぱい蹴飛ばし、私から遠ざけた。

そして、ロボットは庭の木々の方まで飛ばされた。

その隙を見て加藤さんと瑠琉が私の方に近づき、私を抱えてロボットからより距離を取る。


「希々、大丈夫!?」

「わ、私は大丈夫。それより・・・」


ドサッ


「オ・・・オノレ!・・・ッ?!」

「どうしたのですか?それがあなたの本気で?」


ロボットが移動する暇もなく、太浪さんはロボットの目の前まで近づいていた。

また、先ほどの蹴りが強力だったのかダメージによりロボットの動きが鈍くなっているように見える。


「悪いけど、あなただけに時間を費やす訳にはいきません。ここで一気に片付けてもらうわ!」

「ナニヲ!」

「往きなさい!」


太浪さんの背中に装着してあるメカの先端にある砲身から、光の粒子のようなものが集まり、数秒後それが光線となってロボットに目掛けて放たれた。


「・・・・・・ッ!!!!」


ドォォォォン


大きな爆発音と共にロボットの動きが止まり、その場でばらばらと崩れ落ちた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ