表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15/22

第2章「目的」(4)

「まぁ、そういうわけでAIsの脅威が収束するまで、あたしたちはあなたの護衛任務につくわけになったから、これからよろしくね」

「はい。こちらこそよろしくお願いします」


そう言ってアリシアさんは私に手を差し伸べた。どうやら挨拶的な握手のようだ。

ひとまずはアリシアさんたちを信頼するしかない。そう思いながら、私は彼女と厚く握手をした。

さて、これから一体どうなることやら・・・。


「突然こんなことになってしまって本当に申し訳ありません・・・東山さん」


太浪さんは私に謝罪した。


「別に謝らなくても。太浪さんは別に何も悪くないですよ」


悪いのは、そんな殺戮兵器に目を付けられた私なのだから・・・。


「ありがとうございます。あと、その・・・」

「何ですか?太浪さん?」


まだ何か私に言っていないことでもあるのだろうか?


「その太浪さんって苗字・・・男の人の名前っぽいのでできれば名前の方で呼んでいただけませんか?」


あぁ、なんだ呼び方か。たしかに「たろう」じゃ男の子みたいな名前だもんね。


「じゃあ、東さんで!東さんも私のことは希々と名前で呼んでいいですよ!」

「はい!では・・・希々さん、ありがとうございます」

「東さんこれからよろしくお願いしますね」

「喜んで!あなたを絶対に守りきります!」


太浪・・・いや東さんは今日一番の笑顔で私にそう言った。

本当に東さんの笑顔は可愛らしいくて素敵だな。


でも、彼女の笑顔をどこかで見たことがある気がするのは何故だろうか?

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ