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さかさか…?  作者: れん
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一匹いたら30匹②

 とりあえずパチンと。はたき落として、プチんと。足が出た。 うん。さかさか動く憎くて黒いアンチクショウを潰した感覚が足から上がってきた。…ついでに陽ちゃんの「こら!春陽っ 、 危っ 、 うわっ!」とか聞こえたけど。聞こえたけど、気にしない。多分気のせい。黒いヤツはしゃべれないはず。そこまでの進化はまだなされていないはずだ…多分。


 (にしても、さっきのって…)


 そーっと潰したヤツの確認の為に足を上げて確認してみる。本当は見たくない。けど。

上げた足の先には、夏に見かける黒いヤツが潰されていた。うん。やっぱり陽ちゃんじゃないし。そりゃそうか、ヤツはしゃべらないし陽ちゃんは飛ばない。

「うわ、ペッタンコ。死んでるし。ってか、春陽よく足で潰せるな。勇者?もしくは、昭和のおばちゃん?」


 ふわふわと目の前に触覚生えた手足6本の陽ちゃんが飛んでいた。いつの間に私の幼なじみはチッチャくなったんだろう…いつの間にイニシャルGで始まる黒いヤツになったんだろう……


 「いーやー!!」とりあえずぶっ倒れて真っ白になった。

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