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生活モニュメント[7]

ドアをノック

作者: 袋小路 めいろ

一抹の不安

熟慮が面倒くさい

星として生きて

5等星だと言われたあの日

先がある事も

良い事がある事も

それなりに生きていける事も

全て捨てさって

この世界に居たくないと

そう思った



後は地獄だった

やり過ごすのに

神経をすり減らして

心配要らないよ

雰囲気で送る暗号

無理した笑顔を

気づかれない様に

振りまいて

明日を恨んでいた



あゝそうか

不必要を次々と

突き付けられて

あゝそうか

世界に僕の椅子は

無いと思っていた日

僕の後ろには何も無い

盲目だった事を

思い出して

もう少し

この世界に

もう少し

この世界に

居させてくれよ

叫んだよ



限界を決めたら

小さくなる

ルールを決めたら

家畜になる

何かを諦めたら

昨日になる

それで良いと思えないなら

全てを利用せよ

繋がり有る無し関係なく

ソコにあるモノ

全てを

君の為に利用するんだ



遠慮は要らないよ

気にし過ぎなんだ

のちのちの問題も

いつかは通る道

みんな保険をかけるけど

目の前が崖だって

知ってしまった僕等には

そんなモノ必要ない

必要なくても

進める力を手に入れたんだ



金縛り

罵倒に自業自得

振り返る嫌な日々も

あって当たり前で

これからもある

それに怯えて

いつまで閉じこもる

いつまで続ける

外ではみんな

そんな奴を笑いながら

贅沢な日々を

送っているんだぜ

楽しい日々にしてるんだぜ

それを何か

クソったれって

思えるなら

早く出ておいで

この世界の

誰かが

君を待ってるから


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