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タンク・ワールド  作者: 米 三昧
63/65

第六十二話 八九式と黎明期の日本戦車達

あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

短いですが。新年一発目は早めに出したかったのでここで投稿します。

拙作を今年もよろしく。

 はい、やってきました温泉街。


 皆さんきゃっきゃうふふと楽しんでらっしゃいます。

 慰問旅行としては成功かな。


 だがまあ、剛志としてはさて狩りの時間だ。


 温泉街にもハンターギルドはある。


 温泉街で皆にはゆっくりしてもらうにしても、剛志としては

 狩りをしている時が一番こころ安らぐ。

 やっぱり男にはストイックさが必要だよね。


 「・・・隊長。」


 「何?エリオット。」


 「そういう事はもっとまじめな恰好で言ってもらっていいですか?」


 めっちゃ悔しそうなエリオット。


 「あきらめろエリオット。


 「そうだー。あきらめろん。」


 コンドルとファイスはいい感じでお酒が入っている。

 無責任にエリオットをたきつけるのは良くないと思います。


 「うーん。でもその恰好で言われても全く説得力ないしなあ。」


 お酒が入っているからにこにこ笑ってそんな事言うコンドル。


 「え?」


 「え?じゃないと思うよ。」


 ちょっとあきれた感じのファイス。


 剛志の左側には酒に酔ったユーティリシアがむーにゃむにゃ

言いながらくっつくというかへばりついており、

 右側にはアムリシアが「うふふ。」とか言いながら、剛志の髪を

 いじっている。お酒飲みながら、酒の肴をつまみながら。

 剛志の膝の上にはルシアが乗っかって座っていて、

 焼き鳥を食べて「おいいしいね?お兄ちゃん。」とか言っている

 そんな状態でストイックとか言われてもギャグにしか聞こえない。


 そんな剛志にかける言葉は「リア充爆発しろ!」が正しいだろう。


 ま、昼間はそんな感じで楽しく過ごした剛志だが。

 夜には宿を抜け出して狩りへ出発。


 温泉街の周りには敵がほとんどいない。

 出ないわけじゃないが。観光地であり、静養地である温泉街に敵が

出たらそれは大打撃。よって温泉地の防衛豚が皆殺しにしてしまう。

 よって一寸離れた所に行かないと敵はでてこないのだ。


 準備良し、さあ突撃だ。


 明日も遊びに行く予定のため、早めに切り上げます。


 剛丸は2段階進化。


 まずはイ号戦車に進化。


 試製戦車1号2号は戦車として優秀とされながらも、

 その重さゆえに没になった。

 戦車の国産はOKだが、この時日本近辺では戦争の匂いが漂う状態。

 いつまでも完成を待っていられないとの事で、

 「イ号車」の開発命令が出た。

 これは、その当時英国から輸入して没となったビッカーズC型戦車

 をベースにして新戦車の開発に巻きを掛けてくれという命令。


 ビッカーズC型は、戦車国産化までの繋ぎとして購入された

 戦車の1つで、他にもルノーNC27を十数両購入している。


 ビッカーズC型は試験を受けた際。その快速性には驚かれたと言う。

 当時の英国戦車は軽戦車の速力上昇にかなり力を入れていて、

 不採用のホイペットマークDといい、ビッカーズマークⅠマークⅡに

 しろかなり速い。


 さてそんなC型戦車だったが。不採用となった理由は。

 登攀力不足。

 その原因は高速走行するための履帯の性。

 この履帯はつるっつるで、いわばF1のスリックタイヤのような

物だと言えよう。路上で高速を出すには優れている。

 だが、スリックタイヤ履いて峠を攻める走り屋がいるか?

 そんなの履いてたらすべってすべって谷底へ真っ逆さまである。

 C型戦車は履帯がすべってしまい。45°の坂を上れなかった。

 さらに追い打ちが起きる。

 C型戦車の運転手は英国から派遣された社員の皆様。

 なんとか良い所見せようと思ったのだろうが。

 つるつる滑る所で出力上昇。結果・・・オーバーヒートして炎上。

 地球の果てまで、英国より日本くんだりまで来て大火傷。

 悲惨である。

 しかも1両買ってくれたとはいえ没。

 自分がその立場だったら・・・涙がちょちょ切れそうだ。


 さて没戦車であるビッカーズC型だったが。

 自国戦車の生産はいいが。気に入った戦車ができない状態に

業を煮やした陸軍からこれをベースにして新型戦車を作れという

命令が下り、完成したのがイ号戦車。


 重量が10トン弱で、37mm砲搭載。

 これま元となったC型戦車が37mm砲だったからそのまま載せた。

 また、試製1号と2号が57mm砲なのは、その前に購入した菱形戦車。

 これも没だがこの菱形戦車の砲が57mmだったから。

 最高速度時速26Km

 試験の結果制式採用されるに至った。


 次は八九式軽戦車。


 イ号戦車が制式採用されたもの。

 主砲が37mm砲ではなく57mm砲に戻っている。

 ニセコ鋼板と言う日本製鋼性の特殊鋼を使用。

 この鋼板は所謂、表面硬化装甲と言う奴。

 鋼板の表面を焼き入れして硬化する事により敵弾を弾く。

 ただし、こいつの組成はニッケル・クロームが含まれていて、

 硬くし過ぎると逆に脆くなる。職人技が必要で、資源の少ない

ドイツでは生産できなかった。欧米の鋼板より当時はるかに優れて

いて、ルノーNC27は30mmあったが、八九式の15mmの方が対弾性に

優れていたと言う結果がでている。

 まあルノーNC27は欠陥戦車の烙印を日本陸軍から押されている。

エンジンがオーバーヒートしやすく、まるで蒸気機関車の様に白煙

を吹き上げる。

 装甲は30mmあっても脆く貫通しやすい。

 速力不足、最高速度時速18Kmで、サスペンションが悪い性か

乗り心地悪い。

 あまりにもひどいので、フランスから来た技師に文句言うと、

 使いかたが悪いと逆切れ。

 戦車というのは戦場まで列車で運び、歩兵に合わせてゆっくり前進

するものだと言われた。

 まあ、しょうがない、十数両買っちゃったしね。日本の技手が改良

して使ったのがルノー乙型となる。


 取得スキルは、

 防御力上昇がLv5からLv6に上昇。

 支援攻撃がLv5からLv6に上昇。


 さて剛志が宿に帰ったら、ユーティリシアに怒られた。

 連れてけよー。連れてけよー。

 ぶんむくれされて平謝りの剛志だった。


 翌日だが。ま、約束ですので、各地の観光名所を回り、

 温泉卵やら温泉饅頭やら食べ歩き、一日のんびりと過ごした。

 滝やら池やら、橋やら名所はそれなりに存在して、神社でお参りし

た。まだまだ見所はあるらしく、流石温泉地。観光名所。

 飽きさせない工夫があるなあと感心しきり。

 部隊の皆さんも楽しそうに遊んでいたので、よかったよかった。


 でも明日は狩りに行きます。

 メンバーを集めたら、ユーティリシア、アムリシア、ヤムイが

参加表明。

 コンドルとファイスにも声を掛けたら。


 「馬に蹴られたくないからパス。」


 と言われた。何故馬に蹴られる?


 逆にエリオットは呼んでもいないのに参加表明。


 早朝にメンバー集めてさて狩りに行こう。


 本日は川の主とか言われる大物魔物を狙う。

 この温泉街の周りには魔物が多いが、温泉地防衛隊が良い仕事して

いるため温泉街付近に敵はいない。

 その一方で、温泉街に寄りつかない大物は無視される傾向があるの

で、その大物を集中的に狩ってしまおうというのが本日の目的。


 川の主が2体。谷の主、山の主等結構いるので次々に撃破しようと

いうものだ。


 ま、正直言って八九式軽戦車のみなら辛くてしょうがない。

 防御力もそうだが、火力が不足していてスキルの効果があっても

 中々敵にダメージが通らないのだ。

 だが、ユーティリシアがいるので楽です。

 125mm戦車砲は、西側の120mmに劣るとはいえ威力抜群。

 がんがんボス敵撃破だぜ。


 午前中だけで3体も討伐。

 この討伐だけで真っ黒黒字ですが、

 途中の敵も討伐してほっくほくのうっはうはですがな。


 昼は温泉街に戻って流石観光地の料理の数々を堪能。


 再度戻ってまたもボス討伐祭り。

 イワナの化け物、鹿の化け物、カブト虫の化け物等次々に討伐。

 魔道戦車もいい感じに進化してまいりましたぜ。


 ヤムイ機3段階進化。


 まずT30重戦車。

 これはT29がティーガーⅡ対策であったのに対し、その火力支援型

として開発されたもの。

 だがまあぶっちゃけちゃうと、WWⅡ終わってしまって開発への意欲

が激減。

 一応作ってお仕舞となった。

 カタログスペックは、

 主砲:40口径155mmライフル砲T7

 最大装甲厚:279.4mm

 最高速度時速35.41Km


 続けてT34重戦車。

 これは前に登場したT29の火力強化型。

 60口径120mmライフル砲とか言う化け物を積んでいる。

 まあこれも試作のみで終わったのだが。

 こいつの試験によってこれまでにない機構が主砲に搭載される事に

 なる。

 何てことは無い。試験中に2名の乗員が病院に運ばれた。

 その原因を調査すると、排煙が逆流して戦闘室に流れ込んだ事に

よるものと判明した。

 それを回避するために、排煙機が開発されたのだ。

 これは現代戦車にも使われている。

 その後のアメリカ軍重戦車開発に置いても排煙機は使われていく事に

なる。重要な部品である。


 最後はM41ウォーカー・ブルドッグ、

 これはM24チャーフィーの後継機。

 チャーフィーは朝鮮戦争に置いて、T-34-85にアウトレンジされて

惨敗してしまうという憂き目にあった。

(アウトレンジ:自分の射程距離の外から敵弾で撃破される悲惨な

状況。自分は何もできないのに一方的にやられてしまう。)

 それを受けて新開発されたのがこのM41でウォーカー中将という

朝鮮戦争視察時に戦死した中将の名からとっている。


 主砲:60口径76.2mmライフル砲M32

 最大装甲厚:38.1mm

 最高速度時速72.42Km


 防御力以外は中々の性能の軽戦車だ。

 実はこいつは戦後陸上自衛隊にも流れてきて61式戦車と共に、

 陸上自衛隊の装備だった。


 ユーティリシア機1段階進化。

 PT-91M、これはポーランド製でマレーシアに制式採用された戦車。

 Pt-91トゥワルディ戦車のマレーシア軍仕様。

 エンジンを新型ディーゼルエンジンにして1000hpになったため、

 最高時速が65Kmまで上昇している。

 愛称はペンデカー(Pendekar:マレー語で「武道の達人」の意味)


 エリオット機2段階進化。

 チーフテンマーク8からマーク9、そしてマーク10.

 マーク9にてついに強化型。これはマーク6のFCSを新型に換装した

もの。

 次のマーク10はマーク7に新型FCSを装備したもの。


 剛志の剛丸は3段階進化。


 まず八九式中戦車甲型。

 八九式は当初軽戦車だったのだが。

 いろいろ補強を重ねて小改良を加えた結果。重量が増え12トン近く

 なってしまった。

 当時の日本陸軍の規定では10トン以上は中戦車なので、

 改めて八九式中戦車の名が与えられた。

 甲型はまだエンジンがガソリンエンジン。

 当時の日本陸軍はエンジンにはディーゼルが必要と思っていた。

 理由その1、火災対策。

 ご存じビッカーズC型は試験走行時に炎上した。

 ディーゼルエンジンはガソリンエンジンより炎上しにくい。

 理由はその燃焼方法の違いとそもそもの燃料の違い。

 理由その2:水。

 八九式中戦車は中国大陸での使用を考慮していた。

 中国では水が簡単に手に入らない。冷却水の不要なディーゼル

エンジンが有利と考えられる。

 このディーゼルエンジンに関しては流石日本の技術陣先見性あるわ

と感心しきり。実際問題今の最新戦車は大部分ディーゼルエンジン使用

している。

 八九式中戦車は「無敵の鉄牛」というあだ名が付いた伝説の戦車。

 例えば日本最初の軍神となった西住小次郎は偵察中に狙撃されて

 お亡くなりになったが。その愛機である八九式中戦車は3000発以上

の弾痕を残しつつ無事だった。

 正直八九式が中国軍相手に無敵だった性でその後の日本戦車の装甲

が薄いと言える。


 勝っている時というのは、駄目だしとかミーティングとかし辛い。

 でも実際の歴史を見ると、勝っている時こそ駄目だしし、改良が必要

な場合が多い。


 最後の戦車は九二式重装甲車。

 騎兵が生き残りをかけて騎兵の機械化と言うのを考慮した結果

 生まれたのがこの戦車。

 重装甲車というネーミングは騎兵科で使用する戦車ですよと

言う事で、当時の軍内部の縄張り争いの結果である。

 こいつは実は日本陸軍機甲師団の先駆けとして重要な役割を遂げた

日本戦車としては名戦車なのだが。

 流石にユニークスキル乱発は良くないので普通のスキルにする。

 最大装甲厚12mm

 最高速度時速40Km

 主砲:75.8口径九二式車載13mm機関砲

 何が伝説かと言うと、日本戦車隊初の戦闘に置いて、満州の地形が

大きく立ちはだかった。八九式もルノー乙も故障。

 残された九二式重装甲車2両のみで敵陣に突撃。

 撤退中であった敵軍を1日で140Kmも後退させる大戦果を上げてその後

の戦車の必要性を全軍にアピールしたのだ。

 エンジンはアメリカ製のガソリンエンジンだが、空冷なのが良い。

 サスペンションも良くないが、機械的信頼性は良かったようだ。

 履帯が壊れやすいのが弱点だが、当時の日本戦車の中では抜群の

 最高速度時速40Km

 こいつの活躍が無ければその後の日本戦車は無かったかもしれない。

 そして今、現代最高レベルの10式戦車も無かったかもしれないのだ。


 取得スキルだが、

 ユニークスキルバスチオンを八九式中戦車甲型にて取得。

 バスチオン:城塞と言う意味。

 防御力上昇スキル等の上位スキルであり、

 敵弾に対する防御力が大幅に上昇する。

 アブソープションとの違いは防御力の質が異なる。

 アブソープションは弾く時は弾くが、スキルが破られると何時もと

変わらない防御力の装甲に弾が当たる。

 それに対してバスチオンは防御力自体、装甲自体の能力を底上げ

して守る。


 後、突撃がLv6からLv7に上昇した。


 だが、大物も今日一日で取りつくした感があるなあ。

 その後の3日間は適当に敵を漁っては温泉につかり、

 屋台巡って美味しい物を食べたり、お土産を買ったりして過ごした。


 最終日には野良戦車討伐クエスト何ぞ受けてみて魔道戦車のレベル

アップというか進化を求めてみた。


 さあ、明日からはまた試練の旅に戻るぞ。


 これまでの経験値で、

 ユーティリシア機1段階進化。


 M-84戦車。

 これは旧ユーゴスラビア連邦製のT-72の改良型である。

 ユーゴ分裂により、生産不可能となったのだが。

 旧セルビア・モンテネグロは自国向けにM-84を生産開始。

 新型FCSとERAを搭載した。

 最高速度時速60Km

 主砲:51口径125mm滑腔砲2A26M2

 最大装甲厚:450mm


 ヤムイ機3段階進化。


 まずM551シェリダン空挺軽戦車。

 以前紹介したが。空挺部隊用。空輸できる戦車。


 次はいきなり大きさ変更。

 T43E1戦車。

 60口径120mm戦車砲T122を使用し、後にM103ファイティング・

モンスターと命名される戦車の試作車両。

 最大装甲厚:254mm

 最高速度時速40.23Km


 次は当然M103ファイティング・モンスター

 この戦車は戦勝パレードでのIS-3ショックにより生まれた。

 M43E1との違いは主砲が60口径120mmライフル砲M58になった事。

 M58は試作時はT123つまりT43E1の主砲の正統後継砲。


 エリオット機も3段階進化。


 まずはチーフテンマーク11に進化。

 これはマーク8のFCS換装と共にNBC防護装置を付けた物。

 NBC防護装置というのは、放射能、化学兵器、細菌兵器等による

空気感染を防ぎ、乗員の命を守り、戦闘力を維持するもの。


 さらにチーフテンマーク12

 こえれはマーク5の近代改修型でマーク11と同様NBC防護装置付。


 最後はシール2ことFV4030/3。

 当初シール2はチーフテンマーク5のイラン向け改修型だった。

 だが、イランの政権交代でこの注文が白紙となり、困った英国は

諸外国向けに輸出すると共に、改良して自国向け戦車にする事

にした。

 この改良型がチャレンジャー戦車で、その試作型がFV4030/3

である。


 最後剛丸3段階進化。


 まず九四式軽装甲車ホ号。

 カーデン・ロイド豆戦車マークⅥを英国から輸入し、

それベースに開発された牽引車両なのだが。

これ自体に結構な戦闘力があるため。そのまんま前線で使用された。

 曰く、ただの牽引車としてだけ使うのはもったいない。

 実に日本人らしい発想。


 新考案の横向きコイル・スプリングが使われていて、

 特殊牽引車両の約でTK車と呼ばれた。

 主砲:九七式車載7.7mm重機関銃

 最大装甲厚12mm

 最高速度時速40Km


 機動力、攻撃力、防御力共に不足しているが。元々牽引車であって

戦闘用じゃないのを考慮してほしい。


 通称「豆タン」と呼ばれて国民から親しまれた。


 次は八九式中戦車乙型。

 エンジンがガソリンからディーゼルに変更されている。

 これまでの戦車は全部ガソリンエンジンだがこっからディーゼルに

 なっていく。

 武装と防御力は甲型と同じ。


 最後、九五式重戦車。

 こいつは試製1号戦車と2号戦車の流れを組む戦車。

 試製1号、2号共に没ではあるが性能は申し分なかった。

 そこでそのまま正統進化したのがこの九五式重戦車。

 もっとも4両で打ち切り。理由はどうも満州での八九式や九二式

 の活躍によって機動力重視になったためらしい。


 主砲:九四式18.4口径7cm戦車砲

 副砲:九七式車載7.7mm重機関銃×2、銃塔2門。

 主砲1門、銃塔2門の3砲塔式の多砲塔戦車である。

 最大装甲厚35mm

 最高速度時速22Km


 火力と防御力は当時にしては中々。エンジンはBMW製の液冷ガソリン

エンジン。


 取得スキルは、

 戦車がLv5からLv6に上昇。

 スキル習得率UPがL4からLv5へ上昇。

 脱出がLv5からLv6へ上昇。


 シナモンの最終試練へ向けて出発進行。

フランス戦車の特徴。

1、斬新な外見。その後の主流になる事多し。

 例:ルノーFTの全周回転砲塔等。

2、スペックに対して性能悪し。

3、特にエンジン悪し。

4、防弾性も悪し。

5、乗員を減らしたがる傾向がある。

ルノー甲型、乙型の説明でも少し触りましたが。

日本陸軍はルノーFT、NCの他にもシュナイダー突撃戦車等も買いました。

試験の結果はあまりよくなく。

使った戦車兵の評価もぼろくそです。

エンジンがすぐオーバーヒートする。

対弾性が重装甲な割に悪い。

装甲について本編ではあまり触れていませんが。

1、まず鋼板の性能事態があまりよろしくない。

2、WWⅡ初期の車両には今でいうモジュール装甲になっていて、、

その発想自体は凄いと思うが。モジュールの止め方に問題があり、

砲撃を受けて装甲がバラバラにばらける事がある。

ドイツ電撃戦に負けるわけです。乗員が少なくて、戦闘しながら周りを見る

と言う事ができず。すぐ後ろに周りこまれる。

砲撃食らって装甲がバラバラになる。

エンジンがオーバーヒートして止まり、後ろに周りこまれる。

これでは勝てません。

 モジュール装甲をさきがけて開発したり、最近ではハイテク化により

乗員を減らす傾向も間違ってないし。発想は素晴らしいのですが。

 工業力が付いてこない感じなんですよね。

残念な美人というのが私のフランス戦車の印象です。

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