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タンク・ワールド  作者: 米 三昧
39/65

第三十九話 ドイツLK戦車からスウェーデン軽戦車

毎度拙作をお読みいただき誠にありがとうございます。

投稿時間が遅れた理由は、寸前まで書いているからでございます。

ストックないのでご勘弁くだされ。

 「よし、全員集まったな。」


 本日昼にて宿の前で全員整列。

 いよいよミイカ市跡地へ乗り込む。


 「でもどうするの剛志?あそこは今は・・・」


 クラさんが危惧している事は分かる。


 ミイカ市は市丸ごと軍事施設であった。

 そんなところだからこそログレス大佐は手に入れたアストラル・ギア

を持ち込んで量産テストを行った訳だ。

 周り全て軍事施設の場所で機密を盗むのは難しい。

 実際戦争当時は誰もアストラル・ギアの量産化なんてやってる事。

 知らなかったわけだしな。


 さてそんな軍事施設だが。戦争終了と共に敵軍に摂取され、

 今度は敵側の軍事施設となった。

 そこまではまあ良くある話何だが。

 この世界で起きた第三次世界大戦は誰も勝者が居ない状況で終了

 した。

 一応戦勝国とかあるらしいんだが。100年近く前の事で、源さんで

すら良く知らないと言う事実。

 図書館で調べてやっと剛志もその事を知ったぐらいだ。


 さてミイカ市。ボロボロになった。戦勝国もまだ戦争を続けていた

ためだ。ログレス大佐の国は負けた。

 だがまだ戦争が終わってはいなかった。

 敵国の敵国による攻撃で、再度ミイカ市は攻撃され。

 2度の攻撃で最早廃墟と化した。


 そして遺棄されたのだが・・・その後放置しっぱなしなのが災いして

いて、今では各種魔物祭りと化している。

 簡単に中へ侵入できない。


 「ふっふっふ。そこでこれだ。」

 剛志が剛丸の中から取り出したのは一見するとただの目覚まし時計。


 「あ、それは・・・」

 ユシスには心あたりがある。


 「超音波発生装置だね。」

 だがユシスは、ユーティリシアに先を越された。


 「半分正解。」


 「半分?」

 これはクラさんの言葉。


 「こいつは匂いも封じてある。今まで魔獣系の狩りをする際。

 奴らが臭いに惹かれやすい事を知って作成した強烈なぶつだ。

 めっちゃ臭いそ。」


 「うにゃー!」

 「そんなもの取り出さないでよ。」


 あ、女子が逃げた。

 何か傷つくなあ。


 「安心しろ。スイッチ押さないと出ない。」


 「それを早く言ってよ。」

 クラさんはほっとしたが。


 「こっちくんな!」


 ユーティリシア酷い。


 でもひょっとしたら臭いにもう気付いてるのかもな?

 俺達より敏感なようだし。

 いやでも最初取り出した時は何にもなかったじゃん。

 やっぱいじけそう。こころ折れるわあ。


 「何いじけてんの?それよりそいつで敵をおびき寄せるのね。」


 「さっすがクラさん。気付いて・・・」


 「そして殲滅か。」


 「・・・違う!殲滅じゃない。」


 戦意高いなあクラさんは。


 「じゃあどうするのよ?」


 え・・・本気で聞いてますか?


 「これから行く市の北側と東側にこいつを仕掛ける。

 ・・・で、遠隔操作でスイッチオン。すると敵が集まる。

 そこで間を縫って市に潜入する。」


 「帰りはどうするのよ?・・・殲滅は言い過ぎだけど。

 間引いた方が良くない?」


 う、言われてみれば。


 「それにいい稼ぎになるんじゃない?死骸はドラゴンワゴン使って

 中島にガト市へ運ばせれば良いし。」


 そういわれるとだんだんその気になって来るな。


 「やばかったら逃げればいいんじゃない?」


 「いや、敵の方が速かったらどうすんの?」


 「それこそ今倒しておかないと結局逃げる時に追われるんじゃ。」


 新人達もいろいろ言っている。

 ・・・ふむ。一つ仕掛ける必要があるかな。

 この新人達にもこの辺の魔物との戦闘経験を積ませるべきかも。


 「よし、とりあえずやってみよう。・・・失敗したら全力で逃げる

 ぞ?いいな!」


 『はい』


--- 3時間後 ---


 「一時撤収する。新人達から順にガド市へ撤退!」


 「殿は私がやる。皆すぐに退いて!」


 クラさんを殿にして撤収する。


 敵は追ってこない。


 何で撤退するかって?

 弾が切れそうだから。

 敵多すぎ。

 ゴキブリの如くわらわらと。

 小さいころ土の地面の公園で飴を落としたことを思い出す。

 蟻の群れがわっさわっさ集まってきて、ぎゃん泣きした。


 「失敗したわ。これじゃあなんの利益も得れない。」


 悔しそうなクラさん。


 「いや、スイッチきったし。臭いも明日まではもたないよ。

 後で回収にこよう。魔物系は食われてしまうだろうが。

 機械系の残骸なら集められる。」


 そう言っておいた。

 ころんでもただで起きてはいけない。それがハンター。


 さて戦車の進化発表コーナーのお時間です。


 3時間程度の戦闘ではあったが。

 数が半端な狩ったせいで進化した。


 ユーティリシアのT-62は2段階の進化を遂げた。

 T-62Dに進化し、続けてT-62D-1に進化。


 ソ連は当初T-55戦車を全てT-72に変更する予定だった・・・が

 数多すぎるんじゃ。金が無いんじゃ。

 つーわけでT-55にしろT-62にしろ近代化改修を行って何とか

安く戦力アップしようとした。

 T-62Dは以下、

 アクティブ防御システム「ドロズド」(つぐみ)を装備。

 レーザー測遠機KTD-1を装備。エンジン換装。


 続けてT-62D-1だが。

 V-46-5Mディーゼル・エンジン/出力690hpへの換装。

 レーザー測距義KTD-2を装備。


 だが、ディジタル弾道コンピューターや新式の暗視装置等を

組み合わせた総合的FCSは持たない。


 ユシスのSMKはまだ進化しない。経験値がまだ足りないとの事。

 もう少しなんだと言っている。


 シナモンのギナ・ランガー級魔道戦車は

 ギナ・ランガー級マークⅡ続けてマークⅢに進化したとの事。

 見た目変わらないのでわからん。

 本人がいろいろ言っていたっが。くそ、わからん。

 なんか悔しい。


 剛丸はががっと4段階進化。

 なぜなら弱進化だから。

 日本戦車ルート入ればいいのに、やっぱり寄り道開始。


 まず、超弱進化。

 Kヴァーゲン超重戦車.

 ドイツのWWⅠ時に開発され終戦時に2両が試作状態(完成してない)

 だった。

 戦後破壊されてしまったが。

 重量なんと148トン。・・・最高速度時速7.5Km

 むしろWWⅠ時の技術力でよくこの重さで時速7.5Kmだせたな?と

 褒めたいぐらいの大質量。

 主砲:7.7cmカノン砲×4・・・

 副武装:7.92mm重機関銃MG08×7

 出力650hpのダイムラー自動車製航空機用ガソリン・エンジンが

 2基搭載され、クラッチを電磁クラッチにした。

 出力が高すぎてクラッチが踏めないらしい。

 650hp×2で1300hp・・・最高出力だけなら現代戦車並みだな。


 続けてLKⅠ、LKⅡと行く。

 いきなり小型化。

 なんじゃそりゃと思われるだろうが。

 Kヴァーゲン重戦車の設計者であるヨセフ・フォルマー氏が

 この軽戦車の開発者ときたもんだ。世の不思議。

 フォルマー氏はドイツ陸軍の依頼でKヴァーゲンを作ったは良いが、

 本人はもっと機動力のある戦車を作りたかったらしい。

 LKⅠ(Leichte Kampfwagen I:I号軽戦車)

 を設計した。

 だがドイツ陸軍は当初興味を示さなかった。

 重戦車スキーなんだな。A7Vだって重戦車と言えるし。

 だが、イギリス陸軍がWWⅠ最高戦績の戦車ホイペットを作って

 戦場へ投入したため流れが変わった。

 ホイペットに対抗する機動力のある戦車と言う事でLKⅠに日の目が

 当たった訳だ。

 1918年に試作車完成。

 路上最大速度は12km/h

 WWⅠ時の戦車としては速い。

 続けてLKⅡを開発。

 LKⅠの開発を受けてドイツ陸軍が開発発注。

 最高速度時速18Kmまで上昇。

 武装も機銃から26口径5.7cmゾコル加農砲に変更。

 最大装甲厚も8mmから14mmに上昇。


 そして今はLKⅢに進化。

 シャシーを新設計。実はLKⅠとⅡは自動車のシャシーをそのまま

 流用していた。ダイムラー社すげえ。


 ダイムラー社は後にベンツ社と合併。

 ダイムラー・ベンツ社となる。

 クライスラー社と合併。

 ダイムラー・クライスラー・アーゲーに改名。

 クライスラー社との合併解消。

 その際に再びダイムラー社と名乗る。

 オールドファンにはこの名前に対する反発派がいる。

 ベンツの名前が消えたためだ。

 だが高級車部門にメルセデス・ベンツ・カーズを残している。

 三菱ふそうを子会社に持つ。

 実はトラック・バス部門が強い世界的自動車メーカーだ。


 LKⅢは完成前に終戦したため幻兵器となってしまったが。

 2cmベッカー航空機用機関砲に換装。

 機動力もシャシーの新型化で上昇したであろうと思われる。


 しかしLKⅢとか普通戻らない。弱いもんね。

 剛志は戻る。バカだね。戦車バカ。


 一旦ガト市へ退却。

 燃料補給、弾薬補給。

 したら夕暮れ時となってしまった。

 本日のアタックは断念する。

 日中じゃないと危ない。

 どんな魔物がいるかわからない。

 ミイカ市にアタックを仕掛けるハンターは最近では少ない。

 取りつくされた都市とされている事。

 流行ではなくなってしまった事。

 ハンターにも流行り廃りというのはあって。

 最近ではここに来るハンターは少ないらしい。

 宿の女将が言っていた。


 新人達が疲弊しているので宿に止まらせて、

 残骸回収のためユーティリシアとユシスとクラと剛志・・・後、中島

で再度ミイカ市跡地へ向かう。


 死骸をあさる魔物が居たがもうたいした数じゃないので、蹴散らす。


 中島は戦闘してないから元気だろ?働け。と言って働かす。

 奴は最近妙に従順になってきている。なんで?


 「多分反抗する気力が無いのかと。」

 とユシスは言っている。


 ガト市は寂れてきているとは言え、一時はハンターでごった返した

 狩りの町。ハンターギルドはそこそこいいのがある。

 夜もやってる。よって換金し、剛志達も補給済ませて飯を食い。

 風呂に入ったのち集合。


 「さて、思ったより敵の数多いぞここ。」

 まず剛志から発言。


 「何度も繰り返せば安全に入る事も可能だとは思うけど・・・」

 ユーティリシアは歯切れが悪い発言。


 「そうね。時間がかかる可能性が高いわ。」

 クラさんも残念そう。


 「どうしますか?」

 ユシスの発言。


 「・・・いや、何度も繰り返そうもうこうなったら。

 ある程度減るまでやってそっから突破作戦で行く。」


 「でも例の罠の数は大丈夫なの?」


 「クラさん。俺はハンターですよ。狩りの道具は沢山持ってます。

 罠もまだまだありますから大丈夫。時間はかかりますが。新人共

 の為にもここで戦闘経験積ませましょう。罠のお蔭で楽に倒せ

 ますし。まあ変な癖付いたら困りますが。度胸は付きます。」


 「・・・そうね、新人君達に死なれたら目覚めが悪いしね。」


 と、言う事で翌日は。早朝から新人共を叩き起こし。

 さあ戦闘だ。


 いやーとかおかあちゃーんとか言う奴もいたが。

 ハンターになってがっぽり金稼ぎたいんだろう?われ?

 と言って昨日の換金した金を配当いたしました。

 それでもいやーとか言ってるやつはいたが知るかそんなん。

 無理やり戦車に乗せてさあ出発だ。

 金に目がくらんだ新人仲間に無理やり引っ張られてさあ戦闘だ。


 あのな?世の中甘くないぞ?金欲しければ働けや新人。

 大丈夫。怖くないよ。そのうち気持ち良くなるから。な?

 騙されたと思ってやってみな?


 と騙して朝も早よから戦闘戦闘。

 弾を撃つ。硝煙、砲煙、排気煙。ガスの香り立ち込める戦場だ。

 血煙、炎煙、土煙。

 下呂はくやつ新人もいる。お前らハンターだろ?このぐらいで

 めげてんじゃねえ。見返りは大きいぞ?

 一日の戦闘でん十万ギアかせげんだぞ?

 他にそんな仕事あると思うかこの世界で。

 なだめすかしてごまかして。新人共を戦闘へ駆り立てる。

 ええ、悪人ですが何か?ブラック企業?違うだろちゃんと見返り

 あるもん。働いたら働いた分だけ金が手に入るんだぞ?

 やるっきゃねえ。


 日暮れまでひたすら敵を倒し、残骸を集めてドラゴンワゴンに乗せ、

 そしてガド市へ売りに行く。弾薬を市中回ってかき集め。

 戦場へ戻って交代で補給。


 「これぞ戦い、至福の時。」

 「奴らの姿がギア(この世界の貨幣)に見えてきたら一人前だ。」

 「ハンターは儲かる時に儲けるだけ儲けなきゃ駄目だ。」

 「突っ込め、下がってんじゃねえ!」


 どれが誰の声かは皆さんのご想像にお任せします。


 日暮れまで本日も戦いまくった。

 ここに来るまでに3日。さらに1日戦いまくり、合計4日。

 まだ余裕あるな・・・だが流石に敵の数が減った。


 そろそろ侵入のタイミングかもしれん。


 「喜べ新人共。本日の戦闘は終了だ。」


 剛志のその声に歓声があがる。

 よしよし、まだ元気だな。明日はミイカ市跡地へ侵入と行こうか。


 「そろそろね。敵が少なくなったわ。」

 クラさんもそう言っている。


 「どこに侵入するの?目途はあるの?」

 ユーティリシアの声。


 「うん、場所は予測付いている。まあ、古い地図なんだが。

 ミイカ市の規模から想定してこの場所であろう。」


 「抜け目ないですね隊長。戦いながら目星つけましたね?」


 「ユシスも分かってきたか。もう一人前かな。」


 「あんま褒めると碌な事ないよ?」


 「クラさん酷いです。えへへ。一人前か。」


 本日の戦闘による進化。


 シナモンはギナ・ランガーマークⅧまで進化を続けた。

 今度は変化がある。色がなんか赤茶色っぽくなった。

 装甲に進化があるようだ。

 ・・・それしかわからん。くそっやっぱり悔しい。


 ユーティリシアはT-62D-1から

 T-62M続けてT-62MVそしてT-62MV-1最後に

 オブイェークト430中戦車にまで進化。

 T-62Mだが

 防御面では簡易複合装甲を追加しているものの、

 「ドロズド」アクティブ防御システムは搭載しない。

 火力統制面では、ディジタル弾道コンピューター等をリンクした

 「ヴォルナ」(波)総合FCSを搭載し、主砲発射式対戦車誘導

 ミサイル9M117-2「シェクスナ」を発射できる。

 (性能は、T-55中戦車改修型で採用されている9M117-1

 「バスチオン」と同じ)。

 T-62にはM1とM2があるのだが実はこれ弱進化なのでユーティリシアは

 採用しなかった。

 M1は誘導ミサイル発射システムを抜いたもの。

 M2は複合装甲を省いたもので、皆貧乏が悪いんやと言う事らしい。

 ユーティリシアは剛志程の戦車バカではないんだね。


 続けてT-62MVへ進化させた。

 115mm滑腔砲へのサーマル・スリーブの装着、本格的FCS「ヴォルナ」

 と対戦車誘導ミサイル「シェクスナ」を導入しながら、

 防御面では簡易複合装甲の代わりにEDZ爆発反応装甲ブロック

 を大量に取り付けた改修型である。


 さらにT-62MV-1だがこれはエンジン換装し、T-72戦車と同系統の

 V-46-5Mディーゼル・エンジンになっている。


 オブイェークト430中戦車はT-64の試作車両。

 これともう一つのオブイェークト140中戦車計画があった。

 オブイェークト430の方はT-34の設計を行った第60設計局

 でT-34-85やT-44も設計している。

 一方でオブイェークト140の方はT-54からT-55を設計開発した

第520設計局。

 T-34以降の二つの流れをもつこの両設計局が争い。

 オブイェークト430が採用された。

 また、オブイェークト430の重戦車版であるオブイェークト430U

は不採用となった。

 重戦車は時代の流れにそぐわないという当時首相のフルシチョフ

の判断らしい。


 剛志ならば両方を行ったり来たり弱進化したりするが。

 ユーティリシアは採用された方を普通に選んで進化させるつもりの

ようだ。


 主砲:100mmライフル砲D-54TS

 最高速度時速55Km

 最大装甲厚240mm

 試作型は複合装甲ではなかったようだ。

 まあ試作機だからそういう事もあるだろう。


 剛志の剛丸はガツンと進化する。

 古い戦車で弱進化させたためだ。

 なぜ今ドイツ戦車?と思われるかもしれないが。

 別に剛志はドイツ戦車ルートに進むつもりではなく。

 他にやりたい事があるのである。

 さっさと日本戦車行けよとは思うがもう少しお待ちください。


 まず、LKⅢから軽トラクターラインメタル社試作型へ進化。

 軽トラクターとは、WWⅠで敗戦したドイツは戦車製造を禁止されて

いた。

 その眼をそらすためにいや戦車じゃないし、軽トラクターだし。

 と言って作成した代物。


 続けて軽トラクタークルップ社試作型へ進化。

 両方とも没戦車。

 軽トラクターはドイツ陸軍にとっては要求性能を満たしていない

ものだったらしく、合えなく両方没と相成った。


 性能は、

 主砲:45口径3.7cm戦車砲KwK

 最大装甲厚は14mm程度

 最高速度時速19.3Km程度。

 クルップ社製の方が若干小さくその分軽量であったようだ。


 さらに進化して重トラクターⅠへと進化。

 続けて重トラクターⅡ、重トラクターⅢと進化する。

 例の戦車じゃないしトラクターだしのシリーズ。

 まずは重トラクターⅠだが。

 こいつはダイムラー社製。

 つづけて重トラクターⅡだが今度はラインメタル社製。

 重トラクターⅢはクルップ社製。

 三つともやっぱり没戦車。

 性能的には似たり寄ったり。重トラクターⅡのスペックとしては。

 最大装甲厚13mm

 最大速度40Km

 主砲:24口径7.5cm戦車砲KwK


 こいつが量産されなかった理由は世界恐慌の波をもろに受けたため

 と言われている。


 続けて進化するがここでL-5軽戦車へと進む。

 スウェーデン戦車である。

 こいつのベースはドイツ戦車のLKⅡ。

 ドイツは他国の眼をくらますために。

 戦車じゃないし、トラクターだしとか。ドイツじゃないし、

 スウェーデンだしとかやっていて。(ソ連だしというパターンも

 ある)その成果がL-5軽戦車。


 前に孝道のスウェーデン戦車の説明でも出てきたドイツ資本。

 技術者もドイツから呼んできたランツヴェルク社。

 因みにL-5軽戦車は設計のみで未完成。


 続けてL-10軽戦車へ進化。

 こいつの説明は必要ない以前説明している。

 こいつはStrv.m/31の事。

 ランツヴェルク社でL-10として作成され、スウェーデン陸軍が

 Strv.m/31として採用したもの。


 さらにL-30軽戦車へ進化。

 こいつは装輪/装軌兼用で、L-5軽戦車も実は装輪/装軌兼用。

 正統進化というべきか。、


 そしてL-60軽戦車へ進化。

 Strv.m/38にL-60Cが採用された事は以前、孝道のスウェーデン戦車

 の所で述べたが。

 その前の無印型は武装が20mmマドセン機関砲である事が大きな違い

である。


 最後にL-60A軽戦車へ進化して今回の進化は終了。

 まだ剛志の日本戦車前に乗りたかった戦車まで来ていない。

 以前いったが。ドイツ戦車とスウェーデン戦車はコンドル、ファイス

 そして孝道が乗っているので剛志としては、オタクとして

 レア感がないので本来避けたいところ。だそうな。

 スペックは以前孝道が乗ってたのがL-60C相当。

 その前の型だが主砲以外はあまり見た目上性能上の変化はない。

 若干速力が高くなっている様子だが。


 取得スキル

  砲塔旋回速度上昇がLv4からLv5へ上昇

  車体旋回速度上昇がLv1からLv3へ上昇。

  クラッチミートがLv4からLv5へ上昇。

  命中率上昇がLv3からLv5へ上昇。

  致命的命中がLv3からLv4へ上昇。

  簡易修理がLv2からLv4へ上昇。

  戦車砲がLv3からLv4へ上昇。


 進化とは別に

  防御力上昇Lv1からLv2へ上昇。

  冷却能力がLv3からLv4へ上昇。

  ジャガーノートがLv3からLv4へ上昇。

  偵察がLv4からLv5へ上昇。


 ユシス機も進化。

 オイ車になった。

 オイ車とは・・・日本がWWⅡ後半に一台だけ完成させた多砲塔重戦車

であり、満州へ運ぶために一旦バラバラに解体された時点で終戦。

そのままスクラップになったという戦車。

 100トン戦車と混同される事が大いが。

 100トン戦車は試験にて性能不足で没を食らったのに対し。

 その後改良されたこのオイ車はなんと試験を通ったと言う。

 オイとは大型戦車イ号の事。

 ミト車とも呼ばれるがそっちは三菱東京機器製作所の略。

 チハとかと同じ正式名称で行けばオイ車。

 中央の主砲塔に九二式十糎加農砲の戦車砲改造版が乗る。

 (105mm45口径砲)

 副砲が前2門、後ろ1門の計3門。

 一式四十七粍戦車砲(47mm47.8口径)

 副砲2門説もあるが、何せ資料がほとんどない兵器なので。

 浪漫を取って3門にしました。

 車体だけで120トンあり、砲塔含めると140トン超える超重戦車です

が。こいつは岩畔雄大佐の私物命令で作成された試製100トン戦車の

後にまだやめてなかったの?と突っ込みたくなるが作成されていた。

100トン戦車の方はポルシェティーガーよろしく地面に沈む機動力不足

で没になったがなんとこっちのはなんと試験に通った。

550hpの航空エンジンを2機乗せて動く陸上戦艦である。

 最高速度マジかよの時速25Km

 最大装甲厚200mm

 ま、1両程度で戦局を打破できるもんでもないですが。

 浪漫はありますな。

 ユシス大満足。

 もっとも実物がないんで本当に完成したのかすら疑われちゃっていて

 何ともはや。


 魔物の湧き出すポイントがあるならともかく。そうでないなら

 これだけ倒せば敵は減る。

 いよいよ明日こそ廃墟へ潜入とまいりましょう。

はふう。そうだ○○○○○の戦車も行ってみよう。と思ったら

行かないじゃないか。道のり思ったより遠いじゃないか。

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