END
数字にしてみるとそれほど大きく見えない時間を生きてきた
数字にした時間だとなんてことないのに
生きてみると、とてもとても長く感じる
他人から見ればなんてことないけど
俺からみれば凄く長い
人生ってそんなもんだろうか
思い出せる限りの記憶を掘り返して
指を折って数えてみる
嬉しかった、楽しかったこと
悲しかった、苦しかったこと
きっと同じくらいの数になるだろう
だけど
生きるのに疲れてしまう
もしかしたら明日、幸せな出来事があるかもしれない
明日じゃなくても、明後日は
嬉しいと思うことがあるかもしれない
そんな無限の可能性があると分かっていながら
俺は生きるのをやめてしまいたいと
切に願う
どれだけ励ましても
必死になって前を向いても
口から出た言葉は
「疲れた」
だけだったんだ
疲れてしまったら、進めない
少なくとも、私は進めない
だけど、それはいけないことじゃない
読んでいただきありがとうございます
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