聖女の人物関係
主人公 町田ケイ子
43歳3児の子持ちの兼業主婦。家族構成は高校時代からの付き合いの夫誠一、長男諒太、次男悟志、長女仁奈。
アノン
ケイ子から見て先代の聖女かつ魔王のリザードマン。先代魔王の一人娘ベアトリーチェの亡骸が鱗に込められた魔力と融合した結果、リヒターと言う手の焼ける一人息子がいる。
息子リヒターはケイ子の娘仁奈にツンデレている。
マルクス
「牧師さん」。アノンとケイ子のサポートをするのが仕事。実は割と武闘派で、暇さえあれば街の外にいる狂化した魔物、動物、御使いを叩きのめしに行く。
弟子のマリアは魔物に襲われて居たところを助けてから10年の付き合い。
マリア
マルクスの弟子。ハーフエルフの修道女。
見た目は20代前後だが、実際には80歳を越えていてマルクスよりも歳上。
実年齢を知らないとはいえ、マルクスが子ども扱いしてくる事は少しだけ気にしている。
ラート
エルド国第1王子。聖女に夢見るあまり公務の帳尻は婚約者のティアナがこなしている。
国王夫妻の悩みの種。
ケイ子に娘がいると知り「娘の方が聖女なのでは?」なんて諦めの悪い様子がある。
ティアナ・ランチェスター
ラートの婚約者の侯爵令嬢。ラートが【馬鹿】なので必然的に完璧にならざるを得なくなった。
趣味は読書。
黒髪おさげで丸メガネと言う特徴から【地味令嬢】等と呼ばれているがたいして気にしていない。
【聖女】
【世界の危機】に神々が神議をして該当者を世界内、或いは異世界召喚して任命する存在。
アノンが優秀なので、後1万年くらいは新たな聖女を探さなくても大丈夫だったのだがラート王子が暴走して聖遺物を盗み出して【聖女召喚】を行ったのがケイ子が異世界召喚された原因。
【聖杖の証】
聖女である事を証明する品物。異世界召喚された聖女はだいたい持っている「数字の書かれた品物」。
ケイ子は25%割引きのシール、建国妃と語られる聖女アイは零点のテストの答案用紙である。
【建国妃/聖女アイ】
2000年前に召喚された歴代最強の聖女。本名は【佐藤愛】。
元の世界に遺して来た恋人と再会する為に浄化の旅と並行作業で【転移魔法】に必要な魔力の補填をしていた。
ケイ子とは異なる歴史を辿った地球の日本出身の12歳。
【番】
魔族に属する者が一族の繁栄の為に探し出して結ばれる。
アノンの【愚息】ことリヒターは番としてスマホの画面越しに出会ったケイ子の娘仁奈に反応している。「お父さんは許しません!仁奈はまだ8歳なんだぞ!!(By誠一)」