ホワイトピッグを名乗るな!
アメリカ某所・・・
「おらあッ!」
「ふごッ!」
真っ白いオークが、いかつい白人男性を殴った。
「きさまら人間が、「ホワイトピッグ」を名乗るんじゃねえッ!」
「それは・・・
外国人どもが言ってるんだが・・・」
「うるせえッ!
この名は・・・
オークの亜種である、俺らの偉大な名だ!
人間ごときが名乗っていい名じゃねえ!」
オークは、元大統領のドリンプを殴ると、徒党を組んでホワイトハウスに向かった。
ホワイトハウス・大統領執務室・・・
「そういうわけで・・・
大統領・・・
「ホワイトピッグ」を名乗らんでいただきたいんだが?」
「ホワイトピッグ」首領のMr.ホワイトは、現職大統領のベイデンに迫った。
「しかしだな・・・
ドリンプも言っていたが・・・」
「んなもん関係ない!
「肖像権」の侵害だ!
認めんと、暴動をおこすぞ!」
ベイデンは、震え上がった。
冗談じゃない。
ただでさえ、国内の治安が悪化しているのに・・・
「で・・・
では・・・
通るかわからんが・・・
議会に通して、君たちが「本職」であると定義するというのはどうかね?」
「まあいい。」
こうして、ホワイトピッグたちは引き下がった。
さらに、各地の保安官たちの助手をして重宝がられたのは、別の話だ。