第6話 LV50を超えたインディゴの人化事情。
もうみんな分かったと思いますが、基本最後の更新から3日後の0時に更新予定。なので、更新されてなかったら「ああ、書き上がってないんだな」と納得してくれれば。作者が読専なのと、設定が出来上がってないのと、で更新はかなり遅くなる事もあると思います。
最後に一言。
今回、長い上にストーリー進んで無いです。注意。
修正:「第3話 インディゴ召喚!……蛇はキライです」のステータス画面に《耐性》一覧を追加しました。
(2019/3/18/月)
あの後、なんとかプレイヤーの袋叩きからボロボロの体で抜け出してきたヒビキ。
「いてて……酷い目にあったぜ」
「いやいや、皆、ヒビキ殿が『ろりこん』だと思ったのだろう。 ………一部GMコール押してる者もいたからな」
「そんなにはしゃいでた?」
「うむ」
「あっ、ヒビキが帰ってきた。 その人は?」
街の中ではダメージを受ける事はないから安心してミュートと待っていたのだが、ヒビキが抜け出してきた時、その傍には身の丈程の長刀を持つ黒髪の女性がいた。 ヒビキに近寄るとその女の人の鋭い目がこちらにも向く。 それはまるで見定めるような目で、目付きの鋭さもあってちょっとだけ怖い。
「ほう……この童が」
此方を見て感心したような言葉を漏らす長刀の女性。 その目はどこまでも真剣で……なんとなく、この人にとってゲームは遊びではないんだな、と感じさせるくらい強い意志の篭った瞳に見つめられてちょっと落ち着かない。 童扱いされた事については触れない。 だって高校三年になってもこの身長だ。 他の人から見たら勘違いを助長する外見なのは理解している。
「ああ、そういえばお前らは初対面だったな……。 この人……人? ……まぁ、どうでもいいか。 この女の人は今回のクエストに来てくれた援軍ってヤツだ」
「……援軍?」
努めて視線を意識しないようにしながらヒビキに聞くと、こんな返事が返って来て思わず首を傾げた。
援軍……普通に考えたらクエストをクリアする為に掲示板を使って集めたプレイヤーの一人……となるだろうが、どうもそれとはニュアンスが違う。 他のプレイヤーが「意志に応えて集まってくれた」なら、この人はまるで「他の人から言われてこの場に来た」ような言い方だ。 援軍っていうのは窮地にある人を助ける為にその人より上の立場の者が派遣する戦力っていう印象がある。
その疑問をヒビキも感じ取ったのか、ちゃんと答えようとしてくれた。
「あー、この人はだな……」
「いや待て、ヒビキ殿。 そこからは私が言おう。 紹介もできぬのかと主にどやされたら敵わん」
「あ、そうすっか? それは嬉しいですけど」
しかしそれは本題の女性から止められる。 どうやらあちらから自己紹介してくれるようだ。 他人にそういうのを任せないのは結構印象が良いかもしれない。
ミュートと一緒に黙って二人で女性を見る。
「あー、こほん。 某の名はアルマ。 今はこの場にいない主に代わり、今度の助太刀に参った。 得物は見ての通り刀だ。 あまり期待はしてくれるなよ? 何せ失望された時が怖いのでな」
「あ、はい。 ミュートです。 よろしく」
「オレはリク……じゃなかった。 リナだ」
「うむ、存じている」
そう言って、やや畏まった態度で此方に自己紹介するアルマさん。 ロールプレイヤーなのだろうか? どうも口調が珍しい。
そんな事を考えていると、横からヒビキが補足を入れる。
「実はアルマさんはあるプレイヤーのインディゴでな。 主人の方が今回のクエストをクリアした事があるって言うから此方から頼んで協力を要請してみた時に、どうしても一緒に行けないって言うから代わりに一緒にクエストをクリアして内容を知ってるインディゴだけ貸してくれたって訳だ」
「インディゴ……?……インディゴ!?この人が!?」
しかし、ヒビキの言葉はオレにとって信じられないものだった。 インディゴといえばペットとも言われる程だ。 当然基本は動物型。 ネットゲームの事情はよく知らないが、もし人型がいるとなれば騒動になってもおかしくないのではないか? 例えば人型を使役する事によって世間が奴隷とかを連想してしまったら人権侵害的な意味に取られるかもしれないし、説明書にも書かれてない人型のインディゴがいるとなれば単純なレア度の問題で周りから嫉妬を集めてもおかしくない。 プレイヤーからクエスト攻略の為に一時的に借り受けたとの事だが、そんな事しても大丈夫だろうか?
「いや、リナ殿の言い分もわかる。 危険だし問題だ、と言いたいのであろう? しかし残念な事だが、この肉体は仮初め………本来の姿はちゃんと異形のそれよ。 一応掲示板とやらにも情報を公開されてあるぞ? 『インディゴはレベル50を超えると『人化』のスキルを覚える』とな」
「そうなんだよ。 一応、どんなインディゴでも手に入れられる共用スキルなんだ。 ………ただ習得してるのが今のところアルマさんしかいないってだけで」
「そ、そうなのか」
「うむ。此度の協力では約束によりできぬが、いずれ時がくれば私の真の姿を明かす事もやぶさかではない」
な、なるほど。 誰でも覚えられるスキルの結果なら嫉妬も生まれないし、元が異形のなら人権問題も関係ない、と。 オレはてっきりユニークスキルか何かかと。 でも人化かぁ……。 レベル50と高い壁だが、もし覚えられればサタン様も蛇の姿ではなくなる……そうなればこのゲームをプレイする事もできるかもしれない。
そう思って、少しだけサタン様を横目に見る。
「しゅる」
「……ぅぐっ」
ダメだわ。 コイツをレベル50まで育成するという前提条件からしてキツイ。 だってレベル50になるまでコイツはどう取り繕っても蛇だって事だしな。 心臓が持たん。 どうせ人化とやらもデメリットはあるだろうし、やっぱクエスト終わったら辞めよう。 そうしよう。 それがいい。
「ははは、ヒビキ殿の言った通りだ。 本当に蛇が苦手なのだな」
「お兄………。それより、私はアルマさんが真の姿を明かさないって所、気になるんですけど。 人化にはデメリットとかないんですか?」
オレの蛇嫌いを見て愉快そうに笑うアルマさんと、呆れた様子のミュート。 しかし、ミュートにとってはいつもの光景だからか、直ぐに話題をアルマさんに移す。
たしかに、人化にもしデメリットがあったならアルマさんは手加減した状態でクエストに挑む事になるという事だ。 もし主の命令とはいえ、それではクエストがクリアできないかもしれないのだから、確認は必須だろう。
しかし、その疑問をオレが口にする前に、ヒビキが割り込んでくる。
「あ〜、ホントにごめんだけど、そういう約束なんだ。 人化は解除できない」
「……それは」
「約束って…………最前線のプレイヤーですら返り討ちにあった難関クエストだよ!? アルマさんのご主人様が情報の秘匿の為にインディゴの姿を明かさないって事なら………」
オレもミュートの言葉に頷く。 ヒビキはそれが約束だと言う。 それはそれでいい、約束は果たすものだ。
だが、ミュートがさっき言った『最前線プレイヤーですら勝てなかった』という情報が付くと話は変わってくる。 ここ《ルート・エデン》の最前線プレイヤーは本当に強い。 人によっては同じレベルのプレイヤーが10人以上で奇襲して来ても対処するような存在がいるのだ。 そんな強者がパーティ単位で挑戦して勝てなかった高難度クエスト。 加えてこのクエストは『参加人数に制限が無い』とヒビキが言っていた。 そういうクエストは大体、参加人数によって難易度が高くなると相場が決まっている。 今回参加するのは30人以上のレイドパーティに匹敵する規模。 難易度は想像以上に増加する可能性がある。 当然、参加したプレイヤーはみんな本気で挑むだろう。 それを手加減した状態で挑むなど、ちょっとバカにしすぎだと思う。
「明かさないのではなく、明かせないのだ。 ミュート嬢」
「へ?」
しかし、それは他ならぬアルマさんが言った言葉によって違うと断言された。
「『人化』とは、強くなったインディゴに与えられる枷の様なもの。 我らがプレイヤーの写し身たる所以にして我らを縛り付ける鎖でもあるのだ」
「え、えーっと……?」
「ヒビキ、説明求む」
しかし、その言葉はかなり抽象的というか………ぶっちゃけ何言ってるかわからなかったので、ヒビキに説明を求める。
「ああ、実はな、インディゴってのはさ、成長する時にかなり主の影響を受けるんだ。 それこそ、インディゴのステータスは主人のステータスとほぼ同じ成長を辿ると言っていい」
「うむ。実際、私は主のように『技量』と『魔力』が高くなったな」
「それで?」
「でも、それだとシステム的に『進化』するインディゴと『進化』しないプレイヤーでは差が出る。 つまり、どうしてもインディゴがプレイヤーの上位互換みたいなステータスになるんだ」
なるほど。 進化、というからには能力が上がらない訳がないからな。 新しいスキルか、単純なスペック強化か………どっちの形にしろインディゴのステータスは主であるプレイヤーをいずれ追い抜く。 それを重ねていった時、進化を重ねて強くなったインディゴとプレイヤーの差はいずれ絶望的なまでに開くだろう。 それではとても相棒などという対等な存在ではなくなる。
「テイマーの捕獲したモンスターならまだ違うんだけどな。 ……インディゴは特別製だからこそ、プレイヤーを超える。 開きすぎた差は、プレイヤーをインディゴのおまけにしてしまう。 それは、ゲーム側としても本意じゃないんだろ。 だって、『相棒』なんて文字を当てる程だしな」
「つまり……」
「ああ。ある程度……多分、プレイヤーの倍位かな? インディゴがそれくらいのステータスを手に入れる時期。 丁度レベル50の時にインディゴには〝全ステータスが下がる『人化』〟と〝全ステータスをプレイヤーに譲渡する『武器化』〟のスキルが与えられる」
「『人化』はその名の通り、人の姿となるスキルだ。 これにより、我らは主と同じ領域で戦う事ができる」
「簡単に言ってしまえば『運営のテコ入れ』だな。 強すぎる力とかステータスの一方的な暴力を好まないプレイヤーもいる。 そういう時、インディゴをプレイヤーと同じレベルのステータスに落とし込む『人化』は必要になる」
運営のテコ入れとはよく言ったものだ。 つまり予想以上にインディゴが強くなりすぎたから、ゲームバランスが崩壊するかもしれないから、慌てて弱体化スキルを付与したって事だろ?」
「思考が口に出てるぞ〜」
「あっ、悪い」
「まぁ、別にインディゴの強さはゲームバランスを壊す程じゃないんだけどな」
「そうなのか?」
「ああ、だってこのゲーム、色々と鬼畜だし」
そうなのか。……そうなのかぁ……。ますますオレのできるゲームじゃないだろ。 なんでヒビキはオレをこのゲームに誘ったんだ? プレイヤーの倍以上のステータスを持つキャラがいてもバランス崩壊しないって………廃人の夢は伊達じゃないって事か。
「ま、ハードなゲームの難しさを体感したい奴は『人化』させて、サクサクゲームを進めたい奴はそのままで、って事だな。 『人化』してプレイヤーと同じランクのステータスになったインディゴは容姿も能力も思考力もプレイヤーと変わらないから、より『相棒』っぽいかもな。 逆に『人化』しないインディゴは強いけど完全に獣だから、一緒に戦うってより使役して戦ってる感じだろうし」
「えっ」
そんな、ゲーム開始時に決める難易度みたいなノリで自分の倍のステータスを手放せるものなの?
オレが廃人のスリルの感じ方に戦慄していると助けを出すかのようにアルマさんが言葉を紡ぐ。
「まぁ、打ち明けるとだな、異形の姿だろうと人の姿だろうとあまり変わらぬのだ。 確かに驚異の身体能力も捨て難いが、私としてはこの姿の方が好みだ。 何せ、やれる事が多い」
「え……」
その言葉に少しだけ考え込む。 だが、答えはすぐに出た。 アルマさんが言った『やれる事が多い』という言葉、そして『人の姿』。 ……確かに、異形の魔物ではできない事だ。 考えたな、運営。
未だ考え込むミュートを横に、オレが辿り着いた結論を言う。
「………つまり、『人化』状態ならオレたちプレイヤーと同じスキルが習得できるのか?」
「おお! さすがオレの親友、正解だ! インディゴは基本、動物型だから人間用に作られた多くのスキルは本来使えないんだが、『人化』すれば魔物の種族固有スキルを封じる代わりにプレイヤーと同じスキルを習得できるようになるんだ。 VRMMO自体が人間のプレイするゲームだからな。 魔物用のスキルはプレイヤーのスキルに比べて少ない。 覚えさせたスキルによっては『人化』状態のインディゴの方が強いなんて事もあるらしいぜ! ………まぁ、聞いただけだけどな」
「いや、間違っておらぬよ。 実際、異形の身では人の叡智の恩恵に与れぬ。 私も主より刀の扱い方を教えもらってからは、戦いが楽しくなった」
オレが言った言葉にヒビキが嬉しそうに返事を返す。 最後はちょっと自信なかった所を見ると確定情報ではなかったんだろう。 でも、ちゃんとアルマさんが肯定してくれたので、実際に『人化』状態の方が強いインディゴはいるようだ。
「ほえ〜、知らなかった……」
「つまり、結局のところ状況によって使い分ければいいんだろ? 脅かしやがって。 最初の言葉が言葉だったから、色々驚いちまったじゃないか」
「はは、まぁ、『運営のテコ入れ』とかは言い過ぎだったかもな」
「私も、枷などという言い方をして誤解させてしまったようだ。 謝罪しよう」
感心したようなミュートの声に重ねるように言うと、二人とも誤解しそうな言葉遣いだった事を肯定した。 『人化』を実際に使ってないヒビキはともかく、実際に『人化』してるアルマさんが『プレイヤーの写し身たる所以にして我らを縛り付ける鎖』とか言うから勘違いしてしまった。
つまり、本来の姿ではステータスの暴力での蹂躙が可能だけど、使えるスキルが少なく、意思疎通が困難。 『人化』したらステータスがプレイヤーと同じレベルまで下がるけど、多くのスキルを習得する事ができ、意思疎通が可能になる、という訳だ。
話の切り出し方が悪かったから最初は誤解してたけど、ちゃんと聞けば、どちらも一長一短だとわかる。 特にステータスよりもプレイヤースキルを重視する所がある一部の廃人達にとっては『人化』スキルは重要だろう。
断じて、ただの弱体化スキルではないという事が分かっただけでもいい。 だってそれは、アルマさんがクエストに手加減して挑む訳ではないという事だからだ。
「あっ、そういえば私、『人化』の事あまり知らずに手加減とか思って………す、すみません!」
「よいよい。 まだ皆に広まっているスキルでもない故、勘違いしても仕方ないというもの。 主が情報の秘匿の為、私に『人化』の解除不可を命じたのも、まぁ、一応外れてはおらぬしな」
冷静になると、最初にミュートがアルマさんの主に食ってかかったのが間違いだと分かったのか、アルマさんに謝るが、アルマさんは優しく許す。
実際、ミュートの指摘も間違いではないのだろう。 インディゴの真の姿を見せるという事は、つまり種族の特定ができるという事だ。 いくらプレイヤーと同じスキルが使える『人化』状態とはいえ、それは異形の姿から人の姿に変身しているに過ぎない。 種族によっては身体の感覚の違いから覚えられるスキルに差もありそうだし、そこから対策される事もあるのだろう。 実際、アルマさんは歩き方がぎこちない。 これは元々は足のある種族じゃなかった、或いは足を使うような種族ではなかった証拠だろうし。
「そういえば、『人化』の話ばかりで『武器化』については聞いてなかったな。 ステータスを譲渡するって言ってたが、名前からして武器に変身するのか?」
「あ〜、それは気になるけど、スキルの詮索はしない約束なんだ。 どうせオレたちがレベル50になる時に使えるだろうからその時の楽しみって事で納得してくれ………って、リナはゲーム辞めるんだったな」
それよりも気になる事があってヒビキに聞いてみるが、返事は芳しくない。 まぁ、実際にヒビキが『人化』と『武器化』を持ってる訳じゃないから知らない事もあるだろう。 ここは、アルマさんに聞くか?っと思ったが、スキルを詮索しない約束らしい。
さっきも言ってたが、約束ってなんだ?
「そういや、約束ってどんな約束なんだ?」
「『できるだけアルマは人化状態から解除させるな』、『スキルを詮索するな』、『了承も無しにアルマと取引するな』…………あとは、『【ナイトウォーカー】の異能を持つプレイヤーを探すのを手伝う』だったか?」
「うむ。間違ってはおらぬ」
「ふーん。自分の情報を渡さずに協力を取り付けるとか………結構欲張り…………あれ?」
………なんかひとつおかしいヤツがあったぞ?
「あの、さっき【ナイトウォーカー】って………」
「ん?ああ、詳細は知らないけど、ちゃんと実在する異能らしい。 名前的に暗殺者系のスキルかなぁ、と。 まぁ、誰が持ってるかはわかんねーけど。 それがどうした?」
「ははは……いや、なんでもない。 なんでもねーよ?」
……ちょっとぉー!! ……なんか知らない奴にいつのまにかマークされてるんですけどー!! 怖いわー!MMO怖いわー!!
アルマさんが優しい人でも、アルマさんの主が優しいとは限らない。 ここは、秘密の方針で行こう。
ちょっと冷や汗が出たが、よく考えるとオレはすぐに辞める。 相手がなんでその異能を探してるのか知らないが、辞めるオレには関係ないよな! そもそも知らないヤツの探し物に律儀に「オレが持ってます!」って反応して大変なことになっても嫌だし。
(すまん、ヒビキ。 お前の交わした約束のひとつは絶対叶わない……)
一応、心中で謝罪する。 ヒビキに申し訳なく思いながらもオレのゲームを辞める決意は固かったのだった。
「おい、リナ?……なんか、挙動不審だぞお前?」
「突然だが!!……本当に突然だが!!」
「お、おう……」
「オレはまだ武器が無いんだ。 買いに行こうぜ!」
「……………ま、そうだな。 武器屋は直ぐそこだ、行こうぜ。 ………それにしてもお前たまに変になるよな」
ヒビキに怪しまれる前に食い気味に言葉を被せて、それっぽい言い訳で話を折る。 ヒビキは妙に勘がいい時があるから、明かされたくない事がある時は直ぐに話題を変えるに限る。 実際、武器が無いのは本当だし。
「…………」
そんなオレをアルマさんがじっと見ていた事は気づかなかったが…………とりあえず、ヒビキ達と一緒にまずはオレの装備を探しに行く事になったのだった。
「お互い、変な主に巡り合ったものだな」
「……しゅる!」
サービス開始して数日でレベル50とかどんなバケモノやねんって話。
まぁ、ゲームによっては誰でもできなくもないですけど、この作品では少なくとも徹夜ログイン確実のバケモノプレイヤーのインディゴです。
ちなみに本来の姿のインディゴは完全に獣なので、攻撃はスキルに沿ったもの以外は単調になりがち。そのため、プレイヤースキルの高い人相手だとあんまり強くないとか。まぁ、VRゲームに必要なプレイヤースキルは従来のゲームとは全く違うと思いますが。