星の夜
掲載日:2018/08/29
夜空から、すぅ、っと、一本、落ちてまいりましたの
ひとすじ、の。
滴、ひかり。
綺麗な背中は、白く浮かびあがり
白魚は跳ねる
ほんのすこしの赤みに
色をつけられた星の夜
なにをしてもゆるされる、ときなんて
この水面には浮いていません、今。は
いつしか、気づきました
誰の瞳にも、鳥はすんでいるのだわ
夜、すみついた、瞳の奥に、
あなぐらの、鳥。
くちさきばかり、ついばんで
よいとこどりをしたいもの。
だれもかれもを
よくありたいのだわ。
あなぐらの、鳥に
なりたい人などいない
のど奥をきりさいて、
声をうばい、
それ、を。
否定、しようとしました。
夜空から、光、
こぼれおちたのは、ため息。
否定でも、肯定でもなく
指を折ろうとして。
そんな、星の夜に




