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詩、あるいは詞

防衛本能

作者: 志賀飛介

自分と他人は違うこと

分かった瞬間に弾けた

他人は完璧じゃない

自分も然り


今日もみんな間違えてる

そしてはき違えてる

みんな何も知らない

僕も然り


意識と意識が混在するから混沌カオスなんだ

もっと整然としていればいいのに


もしも僕のことを全部知っている誰かがいたら

僕は何を持って僕だということが出来るだろう

だから自分を守るんだ 全てを遠ざけて

なんだ、排他主義を笑えないじゃないか


間違っていると思うこと

反対向きも同じこと

絶対的なものがない

自分で悟り


違うもの達が混在するから混沌なんだ

全滅を防ぐための多様性なのに


もしも僕のことを誰一人知らないとしたら

僕は全てから解き放たれて自由になれるだろう

だから自分を隠すんだ 全てから離れて

そうか、みんな怖いんだ 自分じゃない誰か


正義と正義が交錯して、削れて丸くなる?

違うね、どちらかが壊れるんだ

たくさんの意識の中で僕が僕であり続けるには守るしかない

誰にも意識されないということは

この世界にいないということ

つまり相対化されないということ

どこにいても 何をしても

僕は僕でしかないということ

サア、防衛セヨ、防衛セヨ

解放セヨ、解放セヨ、己ヲ


もしも僕のことを全部知っている誰かがいたら

僕は何を持って僕だということが出来るだろう

だから自分を守るんだ 全てを遠ざけて

なんだ、排他主義を笑えないじゃないか

僕は笑えないじゃないか

誰も笑えないじゃないか


何者にも侵されない。

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