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夢はいつ覚めますか?  作者: 笛吹蒼
3/6

今更なんですが神登場です

やっと説明入ります

「はーい!こんにちは〜神さまでーす」


…暗いなぁここどこだろぅ?

やっぱりアレは夢だったのか‼︎


「ブッブー!違いまーす」


うん、夢だ。

良し早く起きて会社に行かないと…


「はーい!無視しないで!聞こえてますよね」


あ、はい?

あれ?私喋ってないけど…


「疑問系‼︎僕は神さまだから心の声も丸聞こえでーす」


私のプライバシー0なんですが


「じゃあ、サクッと説明入ります。拒否権アリマセーン」


今度は私が無視された‼︎神様のくせに酷い


「えぇーっと、貴方は前の世界、つまり前世では眠り続けてます。この世界はリアジュエルと言って」


更に続けた!神様のスルースキルキツイです。

え?私生きてるの?


「人は体のどこかに石の様な魔法核、通所リジュ持っていて、そのリジュは持ち主の瞳と同じ色をしていて透明度の高いリジュの持ち主ほど強い魔力を持っており寿命も長いのです。稀にリジュの中に印が刻まれた方もいます。印には様々な模様がありますよ。印持ちはレアで更に強い魔力を持っています」


スルーが続くと悲しいです神さますいませんでした!仕返しは十分ですから!


「それで魔法の属性は火・水・風・土の四大要素に炎・氷・雷・木の混合要素それから闇・光・無の特殊要素があり人それぞれ、大体の人は1〜2つ保持しています。」


無視続いた!神さまー話し長くて混乱して来ました。

てか、私生きてるの?


「貴方が気にしていた光の玉はラビアティアラの契約精霊です、彼女は光の属性持ちなので」


神さま!質問!私が目覚める方法はなんですか?早く起きて会社に行かないと書類で机が埋まってしまう!給料が減る〜!


「うるさいです。貴方は会社の飲み会で無理やりな飲まされて泥酔し自宅のボロアパートの階段を何とか登ろうとしたところ階段が外れて横転、今意識不明です」


ぎゃー!全く記憶にないけどヒドく不甲斐ない私⁈よく生きてる私!


「えぇ、本当に。本来なら死ぬ予定だったんですけどね」


ワァッツ?え?何それ?


「2つの世界に同じ魂それは世界の法則に反してます。でも中々切れそうにないのです。今の世界で産まれた瞬間に高熱を出した何も関わらず元気な赤子、前の世界のて頭を強く打ち付けたのに眠り続ける女性」


あれぇ?なんか物騒な言葉がきこえましたよ。


「なので、チャンスをあげます。さて、元の世界か今の世界、どちらかに存在を置く事が出来るか。審判しましょう」


すいません!意味わかりません?


「コミュ障に拒否権アリマセーン」


ニッコリといい笑顔で神さまが宣言した!嗚呼ひどい。

世界のコミュ障に謝れ‼︎


「テーマは愛」


へ?愛?何か愛するとダメなの?愛は世界を救う的な痛い何かですか?


「コミュ障の貴方に今の世界で幸せな得点をあげます。まずは容姿最高のものを用意しました。次にリジュ胸元に最高のモノを差し上げました。印もありますよ。更に全属性差し上げます。最後に魅了もあげます。コミュ障にピッタリ!」


全部いらないです!今すぐ前の世界のに戻して下さい!羞恥プレイは嫌です‼︎社畜も嫌ですが!


「安心して下さい。審判は僕の独断と偏見で決めます」


最悪だ!この神さま絶対性格悪い。

私の意見なんて全く聞いてない。


「では、審判が下される時まで良い夢を」


この言葉の直後ヒューゥゥゥウと感じる浮遊感。

あ、やっぱり最悪な神さまだ…




「ぅえぇ、あああん」


「ティナちゃん?どうしたの?悪い夢でも見ちゃったの?」


とても優しいお母様の腕の中で目を覚ました私は更に泣き続け、この泣き声を聞いた家族が集まって総出であやしてもらいました。







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