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あるメイド長の話


 姫様が亡くなり、どれ位経ったでしょう。夫も昨年亡くなり、アタシもそろそろそっちへ逝くことになりそうです。

 姫様の産んだ坊ちゃんも、もう坊ちゃんとは言えない年齢になっています。


 相変わらず子供っぽく悪ぶっていますが、小さい頃から変わらず優しい子です。

 アタシから見ると下らない思いつきも、結果的に良い結果になっているみたいだし、何も心配することはないようです。

 身寄りのない子供たちを引き取り、屋敷も賑やかになりました。可愛いお嫁さんも迎えました。

 このお嫁さんは年を取り身体の調子が悪くなったアタシの世話まで買って出てくれている優しい娘です。ほんのちょっとだけ姫様に似ているかもしれません。

 更には坊ちゃんの子・孫も抱くことも出来ました。




 長生きして、こっちに来るときは楽しい土産話を聞かせてくださいな。坊っちゃん。・・・いえ、領主様。





 主人公の母親は昔隣国から逃げてきた元第6公女で、おばちゃんはその侍女だったというどうでも良い設定があります。主人公は勿論その事は知りません。


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